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自分の歯で噛める「健口長寿」を増やす
予防ケアと総合的な治療

ウカイ歯科クリニック

(尼崎市/塚口駅)

最終更新日:2021/10/12

ウカイ歯科クリニック 自分の歯で噛める「健口長寿」を増やす 予防ケアと総合的な治療 ウカイ歯科クリニック 自分の歯で噛める「健口長寿」を増やす 予防ケアと総合的な治療
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何歳になっても何でも噛める健康な歯でいたい、それは誰もが願うことではないだろうか。「ウカイ歯科クリニック」の鵜飼誠院長が、健康な口腔内で過ごせる期間「健口寿命」を伸ばすために行っているのが、患者が自分自身でケアできる口腔状態へ導いていく歯科医療だ。口腔内を悪い細菌から守るため、しっかり除菌・細菌コントロールをした上で、その人に合った予防プログラムを提案。歯科用マイクロスコープを用いた根管治療で歯の土台部分を安定させ、精密なかぶせ物やインプラントで理想的な噛み合わせに近づけていく。治療に伴う痛みにも配慮しながら、多くの患者を「健口」にする歯科診療に取り組む鵜飼先生に話を聞いた。

(取材日2018年8月29日)

1本ずつ歯を診るのではなく、口腔内全体を1つの臓器として捉えて総合的にケアする

Q治療中の痛みを和らげる工夫について教えてください。
A
ウカイ歯科クリニック 治療歴のヒアリングや治療計画の説明を行うカウンセリングルーム

▲治療歴のヒアリングや治療計画の説明を行うカウンセリングルーム

痛い治療という先入観から、歯科への足が遠のいてしまわないように、開業当初から取り組んできたのが、痛みに配慮した治療です。痛みを和らげるために行う麻酔自体が痛ければ話にならないので、歯科麻酔にもこだわり続けてきました。麻酔を注射する時のチクリとする感触は、針を刺すスピードやタイミング、麻酔の温度管理、刺入点の選び方などで大きな差が出ます。歯科医師のスキルによっては表面麻酔や電動注射器を使わなくても、痛みを極力抑えた注射ができます。当院に通われている患者さんの中には、歯科恐怖症を克服し、健康な歯を維持されている方も少なくありません。

Q根管治療には繊細な技術が求められるそうですね。
A
ウカイ歯科クリニック CCDカメラの動画を見ることができ、治療の状況を理解しやすい

▲CCDカメラの動画を見ることができ、治療の状況を理解しやすい

細菌が神経に入り込むと、歯を支える土台の組織にダメージを与え、健康な歯に感染が拡大する恐れがあり、細菌に汚染された根管を掃除する治療が必要です。当院ではまずCTで歯の内部を細かく分析。マイクロスコープを使って肉眼では確認できない根管の細部まで約20倍の視野に拡大し治療を行います。根管治療後のかぶせ物も重要です。見た目の美しさと咀嚼機能の回復はもちろん、歯磨きがしやすい口腔環境を保つことを目標にしています。かぶせ物の材料を決める際は、なじみやすさや汚れのつきにくさも考慮。専属の技工士と連携し、院内技工にも対応することで、自然な色合いと封鎖性にこだわったかぶせ物が作れる点は当院の強みと言えます。

Qインプラント治療へのこだわりを教えてください。
A
ウカイ歯科クリニック 精度の高い治療を提供するため研鑽を積んできた鵜飼院長

▲精度の高い治療を提供するため研鑽を積んできた鵜飼院長

本来あるはずの歯が足りないまま長年放置していると、機能している歯に負荷がかかり、口腔内全体の噛み合わせのバランスが崩れていきます。それを防ぐのが、「第二の永久歯」と呼ばれるインプラントです。インプラント治療は足りなくなった歯をただ補うだけでなく、現在機能している他の歯を守るといった目的があり、当院がインプラント治療に力を入れているのも、口腔内を健康に保つ上で大切な治療だからです。インプラントを埋入した日に噛めるように仮歯を入れる治療法や、顎の骨の再生を促しながらインプラントを埋入する再生療法など難症例にも対応し、安定した噛み合わせをめざしています。

Q予防歯科について鵜飼先生のお考えをお聞かせください。
A
ウカイ歯科クリニック 完全個室のオペ室にてインプラント治療を行う

▲完全個室のオペ室にてインプラント治療を行う

歯を失ってしまう主な原因は、虫歯と歯周病です。天然の歯を守っていくには悪い細菌を増殖させないように、正しい歯磨きで口腔内を清潔に保つことが必須ですが、歯と歯茎の隙間に入り込んだ細菌というのは、バイオフィルムという粘着性の膜を形成し、歯磨きだけで取り切ることはできません。本気で予防に取り組もうと思ったら、歯科医院に来て、専用器具でバイオフィルムを除去することが必要です。当院では最初に唾液検査を行い、細菌の状態を把握してから、効果的な除菌を意識した予防プログラムを行います。汚れがたまりやすい歯並びであれば正していき、最終的にはメンテナンスに移行して、患者さんと二人三脚で歯を守っていきます。

Q噛み合わせと予防の関係性について教えてください。
A
ウカイ歯科クリニック 正しい噛み合わせを作ることの重要性について思いを語る鵜飼院長

▲正しい噛み合わせを作ることの重要性について思いを語る鵜飼院長

食生活の変化から軟食といって柔らかい食事が増えています。その結果、骨格が未発達なお子さんが増えています。当院では歯列育矯正といって、成長期にしかできない矯正治療を行います。5歳から7歳くらいのお子さんに適用されることが多いです。顎の骨の成長を正常に促すことで、永久歯が正しい歯列で生えてきます。正しい歯列、噛み合わせは歯磨きのしやすさに直結し、それが一番の虫歯予防になると考えています。

ドクターからのメッセージ

鵜飼 誠院長

食べ物が最初に入る口腔は、いわば全身の臓器のトップバッター。咀嚼機能が衰えると、消化器官に悪影響を与え、生活習慣病や認知症にもかかりやすくなるといわれており、健康を維持する上で口腔ケアは欠かせません。「健口寿命」を伸ばす本当の目的は、高齢になっても介助なしで自活できる期間「健康寿命」を伸ばすことです。一度、当院を受診された方は、ここが本気で健康維持に取り組んでいるクリニックだとおわかりいただけると思います。現在通われている患者さんは、当院の方針を理解して、真剣にケアを続けてくださっている方ばかりですよ。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オールセラミッククラウン 15万7500円 インプラント 31万5000円

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