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歯科医師と歯科衛生士が
チームで親子を見守る小児歯科

さちこども歯科

(川崎市中原区/武蔵中原駅)

最終更新日:2025/09/01

さちこども歯科 歯科医師と歯科衛生士が チームで親子を見守る小児歯科 さちこども歯科 歯科医師と歯科衛生士が チームで親子を見守る小児歯科
  • 保険診療

子どもたちの明るい声が響く「さちこども歯科」。子どもも保護者もまた来たいと思える小児歯科をめざす同院には、来院する人を笑顔にする独自の診療スタイルがあるそうだ。その一つが「歯科医師、歯科衛生士を担当制にしないこと」。予防を重視する同院にとって、歯科衛生士によるメンテナンスは欠かすことができない大切なもの。「診る人が変われば視点も変わりますから、気づくことも多いです」と語るのは鈴木さち代院長。子どもの成長に合わせた診療が必要な小児歯科だからこそ、多くの目があることが大切なのだそうだ。長年勤務するスタッフも多い同院が、どのようにしてチームワークを発揮し、どのような視点で子どもたちの歯の健康を見守り治療や予防を実践しているのか、鈴木院長、飯田副院長、歯科衛生士の西さん、西島さん、小林さんに聞いた。

(取材日2025年6月24日)

歯科医師と歯科衛生士のチームワークと個性を生かし、多様な視点から子どもの成長と保護者をサポート

Qこちらでは歯科衛生士をあえて担当制にしていないそうですね。
A
さちこども歯科 スタッフとチームで診療することを大切にしている鈴木院長

▲スタッフとチームで診療することを大切にしている鈴木院長

【鈴木さち代院長】歯科医師も歯科衛生士も一人ひとり視点が違うので、お子さんを複数人で診たほうが気づくことが多いと思います。虫歯の経過に詳しい人、予防に詳しい人など、歯科衛生士にもそれぞれの特徴がありますし、私は「胎児から始める予防歯科」に注力し、副院長は日本小児歯科学会小児歯科専門医として小児歯科をしっかり診られます。お子さんによって担当を決めることもありますが、来院の度にスタッフが違うとお子さんも「今日は誰だろう」とワクワクしたり、親御さんもスタッフごとに違う内容のお話ができたりします。個々のスタッフが気になることを学び極めればチームに強みを持つ匠が増え、患者さんに還元できると思っています。

Q飯田副院長が診療で大切にしていることは何ですか?
A
さちこども歯科 飯田副院長は、母親の気持ちに寄り添った診療を心がける

▲飯田副院長は、母親の気持ちに寄り添った診療を心がける

【飯田美和子副院長】お子さんも親御さんも不安な気持ちにならないよう話しやすい雰囲気づくりを心がけています。親御さんが歯科治療が苦手な方の場合、その空気を子どもは敏感に感じ取りますから、親御さんのケアが一番大事なのかなと思いますね。私は当院に25年勤務していて、まだ私の子どもが小さかった頃は、院内に自分の子どもを寝かせて診療していた時期もあります。スタッフや患者さんのお母さんが子どもの面倒を見てくれたことも。アットホームな雰囲気と働きやすい環境に助けられました。当院を信頼して通ってくれる患者さんを大事にしながら、小さい年齢から始める「虫歯にならないお口づくり」にも力を入れていきたいですね。

Qメンテナンスで気をつけていることを教えてください。
A
さちこども歯科 母親のニーズに合わせ診療をする歯科衛生士の西さん

▲母親のニーズに合わせ診療をする歯科衛生士の西さん

【歯科衛生士主任・西洋子さん】歯科医院は、お子さんや親御さんにとって何ヵ月かに1度来る場所ですから、少なからず緊張していらっしゃると思います。なるべく気を張らず、ここはお口をきれいにする場所なんだよということがわかってもらえるよう心がけています。私は大学卒業以来、ずっと小児歯科を専門に鈴木院長と一緒に診療に取り組んできました。患者さんの悩みや親御さんも気づいていない問題点を先生に伝えられるように気をつけていますね。25年間、目の前のことに取り組み、患者さんから教えていただいたこともたくさんあります。その時代、その時代で変わる親御さんたちのニーズを聞き、今のベストを続けていきたいと思います。

Q歯科衛生士としてどのようなことを心がけていますか?
A
さちこども歯科 歯科衛生士の西島さん。一般歯科での経験を生かした助言も行う

▲歯科衛生士の西島さん。一般歯科での経験を生かした助言も行う

【歯科衛生士・西島彩さん】不安げな子どもには、まず何が怖いのか、何が嫌なのかを聞くようにしています。少しずつステップアップできるように、焦らずに進めていきます。通院を重ねるうちに、何も言わなくてもお口を開けてくれるようになることが目標です。「歯がきれいになるから来るよ」「虫歯にならないように通うよ」と言う子もいて、そういう姿を見るとうれしくなります。親御さん方には、マッサージや頬の辺りを日頃から触ってもらうことの大切さ、前職の一般歯科で培った噛み合わせのことなどもお伝えしています。虫歯になってから行くではなく、定期的に検診に来てもらい、歯科医院は楽しい所だとわかってもらえたらいいですね。

Qお子さんや保護者と向き合う際、どんなことを重視していますか?
A
さちこども歯科 笑顔が印象的で、話しやすい雰囲気を持つ歯科衛生士の小林さん

▲笑顔が印象的で、話しやすい雰囲気を持つ歯科衛生士の小林さん

【歯科衛生士・小林奈都子さん】歯のことだけでなく、食事のことや家での過ごし方などをよく聞くようにしています。特に、新しい虫歯が見つかったときは、親御さんに食事の食べ方や飲み物の種類などをよく聞いて、虫歯につながる原因を見つけるようにしています。意外と見落としがちなのは食事にかかる時間です。遊び食べなどで時間がかかると、虫歯の原因となることなどを知っていただきたいですね。また中高生になると食生活が不規則になりがちなので、どんな習慣が歯に良くないか、一緒に考えるようにしています。お子さんが楽しく通院できることも大切ですから、クリーニングや処置にかかる時間はできるだけ短くすることも心がけています。

ドクターからのメッセージ

鈴木 さち代院長

それぞれのスタッフが力を発揮してくれているからこそ、私自身が取り組みたいことにも力を注ぎ、診療の幅を広げることができています。今後も彼女たちを信頼し、楽しみたいですね。そして、子どもたちが喜んで来院し、親御さんにも「ここに来たい」と感じてもらえる歯科医院であるために、一番大事なのは親御さんが笑顔でいられること。親御さんもお子さんも笑顔で、時に泣いてしまっても親御さんが安心していれば大丈夫です。スタッフには、親御さんへの話し方や心のケアにも気を配り、頑張っている親御さんを褒めてリラックスしてもらえるようにしてほしいと伝えています。

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