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鈴木 さち代 院長、飯田 美和子 副院長の独自取材記事

さちこども歯科

(川崎市中原区/武蔵中原駅)

最終更新日:2020/04/01

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武蔵中原駅からすぐの場所に位置する「さちこども歯科」。2018年9月、武蔵新城駅にあった「橘こども歯科医院」から医院名を変更し、現場所に移転した。入り口を入ると、子育てサロンのようなアットホームな雰囲気の待合室で、スタッフと患者親子が和やかに談笑している光景が目に入った。院長の鈴木さち代先生は、「患者さん親子に対等に接することで、お子さんはもちろん保護者の方が、気がねなくいろいろなことを相談できるような雰囲気づくりを心がけています」と、笑顔で語る。スタッフの多くが母親でもあり、親子に寄り添う優しく的確な診療に努めているという同院。鈴木院長と副院長の飯田美和子先生に、診療の特徴や今後の展望などについて聞いた。
(取材日2019年6月25日)

口腔の発達と体全体の発達のつながりも診る

小児歯科専門のクリニックなのですね。診療のモットーを教えてください。

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【鈴木院長】当院は、小児歯科の専門家が、お子さんやご家族がいつも笑顔でいられるようなお手伝いをしていきたいと考えています。お子さんが、虫歯やケガなどで痛がっていたら、ご家族もつらくなりますよね。これまでの診療で培った経験から、優しく丁寧な診療をモットーとしています。私自身、心底子どもが好きなので、子どもの笑顔を見るためにも、虫歯にならない方法を保護者の方と一緒に考えていきたいと思ってます。
【飯田副院長】私は当初、幼稚園の先生になりたかったのですが、諸事情から歯科医師をめざすようになり、「歯科医師になるなら小児歯科専門に!」と決め、今に至ります。歯科医師としてだけでなく、母親として感じたことも、診療に反映させていきたいと考えています。スタッフで力を合わせ、院長がめざす方向に向かって、日々診療に向き合っています。

力を入れている治療はありますか?

【鈴木院長】1年ほど前から「口腔の発達と全身の発達は関連している」という考え方のもと、大人になった後もみすえて、一人ひとりの子どもの月齢や年齢における発達に合わせた診療を行いたいと勉強を始めました。0歳前半の赤ちゃんは歯がまったく生えていない状態ですが、その時期から歯科医院に足を運んでいただいて予防歯科を始め、おっぱいやミルクの飲ませ方、離乳食の食べ方などを確認・アドバイスすることで、お口の機能を高め、将来的には歯周病を防げる可能性があると考えられています。お口は体の機能の一部ですので、お子さんの生活習慣と口腔の関係性を診ながら全体的なアドバイスをさせていただきます。

患者さんの年齢層は何歳くらいですか?

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【鈴木院長】小児歯科ですので、就学前のお子さん、小学生が多いですが、中学生くらいまでは診療範囲です。ただ、お子さんの歯は、成長によって大きく変化していきます。できれば乳歯の時から関わり、経過を見守らせていただきたいと思っています。小さい時から当院に通ってくださっていたお子さんが大きくなって高校生、大学生になっても定期的に通院されるケースも少なくありません。歯のクリーニングやちょっとした虫歯でしたら、当院で対応させていただいています。
【飯田副院長】小さい頃から当院にずっと通ってくださる患者さんは、大きくなっても歯の健康への意識が高く、「久しぶりに来院されたと思ったらブリッジや根っこの治療が必要だった」などという方はほとんどいらっしゃらない印象です。歯周病の最大の予防は定期的なクリーニングですので、予防することの大切さも常にお伝えするようにしています。

クリニックを移転して地域の愛される小児歯科に

2018年に移転されたそうですね。院内設計のこだわりを教えてください。

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【鈴木院長】当院は、2018年9月にクリニックを現在の「さちこども歯科」に変更し、場所も武蔵新城駅からこの地に移転しました。賃貸契約のタイミングなどから新しい移転先をずっと探していたのですが、良い物件にめぐりあえこの場所に決めました。以前の場所の時に通ってくださっていた患者さんの8~9割の方は続けて来てくださっているので、とてもありがたいですね。この地に移転したことで一度は通院されなくなった患者さんが、また復活して通ってくださるようになったこともうれしく思います。院内は、以前と変わらず親子で訪れやすい温かい雰囲気づくりを心がけました。待合室のモザイク風の壁紙が一番のこだわりです。目にしたその瞬間「これしかない!」と心にささり、最初にこのモザイクが決まったんですよ(笑)。

バリアフリー設計、診療後のご褒美コーナーなど、思いやりにあふれています。

【鈴木院長】当院はすべてバリアフリーで、入り口からベビーカーのまま診療室に入れるようになっています。ちょっとした段差もありません。待合室からお子さんが診療室に入る時って、とても緊張しますよね。その時、段差につまづいてしまったりしたら、気持ちがしぼんでしまいます。スムーズに診療室に入れるよう配慮することで、「一人で診療室に入れた!」という自信をつけてもらいたいのです。「できた!」という体験を積み重ねることは、とても大切だと考えています。
【飯田副院長】治療が終わった子には、診療室の一角にあるご褒美コーナーから、スタッフ手作りのおもちゃの中から好きなものを1つ選んでもらい、プレゼントしています。希望に応じて、バルーンアートでうさぎや剣をその場で作って渡すこともありますよ。治療を頑張って、最後に笑顔で「またね」といえるような雰囲気は、小児歯科だからこそ必要だと思います。

予防歯科にも力を入れているそうですね。

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【鈴木院長】子どもは、成長につれお口の中の状況もどんどん変化しています。その子によって成長の度合いも異なるので、定期的に来院いただき、「今はこんな時期ですね」「これからはこんなことに注意してくださいね」など、その時期に即した声がけをすることで、お口の健康を保つことができます。歯科衛生士が、フッ素塗布をはじめ成長や生活に合わせたアドバイスをさせていただいています。
【飯田副院長】その子のお口の状況にもよりますが、虫歯などのトラブルがない場合は3ヵ月から半年に一度の割合で来院いただいています。虫歯になりやすい箇所は、年齢によって異なってきます。年齢に即したチェックポイントも、そのつどお伝えしています。

親子が安心できる場でありたい

親子にとって、とても居心地の良いクリニックのようですね。

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【鈴木院長】ありがとうございます。私たちは、患者さんに「上から目線」ではなく、いつも対等な立場でお話ししていきたいと思っています。子どもの歯の健康を守っていくには、保護者の方から家庭環境や生活習慣などについての「本音」を聞き、それをもとに、「どうしたらよりよくなるか」を一緒に考えていきたいのです。私たちのこのような姿勢が20年の年月を経て自然と伝わるようになり、「敬語なし」のお付き合いができるようになってきました。歯科医院だけれど、いつもどこかから笑い声や話し声が聞こえる、そんな空間であり続けたいと思っています。

なぜ、小児歯科に特化したクリニックを開業なさったのですか?

【鈴木院長】私が開業にあたって念頭においたのは、「大学と同じレベルの治療ができる小児歯科」です。少子化が話題となって久しいこの時代に、子どものみを対象に、専門性の高い歯科診療を提供していくということで、周囲からは「本当にやっていけるの?」と心配されました。しかし、少子化だからこそ、お子さん一人ひとりに質の良い治療が必要とされているのだと実感しています。だからこそ、20年も続けられてきたと思いますし、これからも、大切なお子さんを安心して任せていただけるような小児専門の歯科医院でありたいと思っています。

今後の展望と、保護者の方へのメッセージをお願いします。

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【鈴木院長】今は情報化社会で、知りたい情報は何でも手に入る時代です。しかし、たくさん情報が入るがゆえに、親御さんが不安になることも多いと思います。その不安を当院で解消していただき、親御さんが安心すれば、お子さんも笑顔になります。お子さんが順調に成長すれば、保護者の方も笑顔になります。0歳でまだ歯が生えないお子さんも、発達に応じたアドバイスができますので、お気軽にいらしてください。
【飯田副院長】各ご家庭が、毎日楽しく生活するためにも歯科診療が必要です。私たちは、そこをしっかりお手伝いしていきたいですね。私たちスタッフも子どもをもつ親ですので、ママ友にお話するような感覚で当院にいらしていただければと思います。

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