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榎本 涼 院長の独自取材記事

榎本歯科クリニック

(柏市/柏駅)

最終更新日:2019/09/06

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JR柏駅西口から徒歩5分、駅前通りの喧騒を抜けた閑静なエリアに立つ「榎本歯科クリニック」を訪ねた。戦前から柏の地で歯科を開業していたという榎本家。自身も根っからの柏っ子である榎本涼院長はこの春、引退することになった親類のクリニックを引き継いで、自身のクリニックとの統合法人化を果たし、新たなスタートを切った。代々続く歯科一族の後継者として地域の期待を背負いつつ、「患者さんとはフランクにじっくり話し合って、十分なコミュニケーションを図ることが一番」と自身が貫いてきた診療スタイルを語る榎本院長。統合法人化に至った経緯や診療のモットー、得意とする噛み合わせ治療などについて詳しく聞いた。
(取材日2019年4月19日)

患者との対話は努めてライトに、フランクに

この春から新しいクリニックとしてスタートしました。統合に至った経緯を教えてください。

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わが家は歯科一族で、もとはこの柏駅西口界隈で僕の父と、父の従弟がそれぞれ歯科医院を開業していました。1998年に柏駅前の再開発のために父のクリニックが駅東口のエリアに移転し、僕はそこで院長をしていました。今回、父の従弟、つまり僕の従叔父が引退を決め、初めは2つのクリニックをやってみようかと思ったのですが、一人ひとりの患者さんとじっくり時間をかけてコミュニケーションを取りながら診療するのが僕のスタイル。どう考えても2つのクリニックを見ていくというのは現実的じゃないなと思い、従叔父のクリニックに僕のクリニックの道具やユニットを持ってきて、スタッフも引き連れてきて、新体制でスタートすることになりました。

先生の診療のモットーをお聞かせください。

患者さんとざっくばらんにおしゃべりしながら、リラックスして治療を行っていくことですね。一人の患者さんに、最低でも30分は時間を取ってなるべくかけもちはしないようにしています。僕が診療中に慌ただしそうにしていたり、堅苦しく話しかけては、患者さんもリラックスできませんし、なかなか希望を伝えにくいですよね。ですから、お話をするときは努めてライトに、フランクに。そのかいあってか、当院の患者さんの中には僕との会話を楽しみに来てくださる方もいて、30分のメンテナンス時間のほとんどをお話に費やして、「検診にはまた来るよ」といってお帰りになる方もいらっしゃるんですよ。これからも、そういう和やかな雰囲気の中で診療を続けていければ最高ですね。

先生が特に力を入れている分野は?

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噛み合わせ治療と入れ歯の治療です。もともとは僕の父が総義歯の治療を得意としていて、専門書を執筆したり、若手に指導もしていました。そんな父の姿を見ていたことが、歯科の数ある領域の中でも特に補綴歯科に興味を持ったきっかけでした。これまで強く意識したことはありませんが、振り返ってみればやっぱり父の血を引いているんでしょうね。歯を抜いたり、歯茎を切開したりという外科的な処置は医科のドクターにもできますが、一方で入れ歯を作ったり、かぶせ物をするといった噛み合わせを整える治療は歯科医師だけに認められた医療行為。ですから当院では、歯科医師だからこそできる「噛み合わせ治療」に重点を置いて治療を進めています。

原点でもあるこの場所で、100年続くクリニックを

歯科医師を志したのも、やはりお父さまの影響でしょうか?

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そうですね。小学3年の頃の学校の文集に「歯科医師になる」と既に書いてありました。6年生の頃に、歯科医師の道に進みたいと考えていたことはよく覚えています。うちは両親ともかなりの自由主義で、歯科医師になるように勧められたことは一度もないんです。「自分の好きなことをやっていい」と教えられたので、大好きなスポーツの分野で野球やサッカー、陸上の選手をめざした時期もありました。でもどこかで歯科医師をめざしたいと思っている自分を感じていて、結局はぶれることなく歯科医師への道を歩んできました。実際自分が歯科医師になってみて、大変なことはたくさんありますが、日々患者さんと接する中で、本当にやりがいのある仕事だと感じています。

クリニックの建物にも長年、地域の歯科医療を担ってきた長い歴史を感じます。

そうなんです。ここでの開業は1938年。つまりもう80年以上も、この場所には歯科医院があるわけです。僕が子どもの頃から、「榎本です」とあいさつすると決まって「歯医者さんの?」と返ってくるほど、地域の皆さんには親しんでいただいていましたから、その原点のような場所で僕が診療を手がけるようになったことは本当に感慨深いですね。一度改築しているので、この建物は築60年ほどですが、今回の統合を機に、床を張り替えたり、スロープや手すりをつけたりとバリアフリー対応の改修工事を施しました。「80年の歴史を背負ったからには、100年をめざして頑張ろう」と、思いを新たにしているところです。

休診日やプライベートな時間はどのようにお過ごしですか?

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まだここに移ってきて走り出したばかりなので、休診日もここに来て、診療以外の仕事に追われていますね。学生時代はサッカーをやっていたんですが、今は野球に夢中です。柏歯科医師会の野球部に6年ほど前から所属していて、朝6時からの練習に毎週参加しています。日曜の夜にナイターでやることもあったり、忙しい中でも心身ともにリフレッシュできる、自分にとって欠かせない時間ですね。昨年からチームのキャプテンになったので、先輩部員たちに声をかけてメンバー集めをしたり、仕事でもプライベートでも地域にどっぷり浸かっている生活です。

無意識の噛みしめ、歯ぎしりには要注意

良い噛み合わせを保つために、普段からどういったことに気をつければよいでしょうか?

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むし歯や歯周病が悪化して歯を失ってしまうことも、噛み合わせが悪くなる要因の一つです。しかし、案外皆さんご存じないのが普段の生活の中で無意識にしてしまいがちな「噛みしめ」です。人は集中していたり、緊張したりすると歯をグッと噛みしめてしまう傾向があります。1回の噛みしめでどうにかなってしまうものではありませんが、その強い力が継続的にかかっていくことで、歯が欠けたり、割れたりする恐れがあります。寝ている間の歯ぎしりも同様です。当院では、マウスピースを装着するなどして歯を守る方法をご提案させていただいています。噛み合わせを維持するというのは、健康的な歯を長く存続させていくことにもつながります。ですから、日頃の生活においても、普段は歯を浮かせた状態を保っておく、片側だけで食べ物を噛まないように意識するといった具体的なポイントを患者さんにもお伝えし、注意を促しています。

学校歯科医としても活動されているそうですね。

幼稚園、小学校、高校の学校健康診断にも携わっています。クリニックに来てくださる患者さんの治療をするだけでなく、歯科医師会として広く市民の皆さんを対象に行う啓発活動など、幅広い活動を通じて地域貢献していけるクリニックでありたいと思っています。この場所に歯科医院があるということは、地域の皆さんによく知っていただいているので、今は中高年の方が来院される患者層の中心ですが、僕の考え方に賛同してくださって、大切なご家族やお友達を紹介してくださる患者さんが増え、当院の患者さんは主にクチコミで広がりを見せてきました。柏には流動人口も増えていますが、昔から長くお住まいの方もたくさんいらっしゃいます。幅広い世代の患者さんに支持されるクリニックをめざしたいですね。

最後になりますが、読者に向けてメッセージをお願いします。

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世の中にはさまざまな歯科医院があります。腕の良い先生もたくさんいらっしゃるでしょう。治療においても大切なのは、やはり人と人の相性。読者の皆さんには、長く通い続けていきたいと心から思えるクリニックを探していただき、ご自分の歯を守っていっていただきたいと思います。当院を選んでくださった方には、責任をもって、長く健康な歯を保つための治療とアドバイスをさせていただきます。経験豊富なスタッフとともにお待ちしていますので、歯のことでお悩みがありましたらまずは気軽にご相談にいらしてみてください。

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