本間 憲二 先生、工藤 桂子 先生の独自取材記事
オリエント歯科クリニック
(浦安市/新浦安駅)
最終更新日:2026/04/15
40年以上にわたり、かかりつけの歯科医院として地域の人々の健康を見守ってきた「オリエント歯科クリニック」。同院は、千葉県内で5つの歯科医院を展開している本間歯科グループの一院で、一般歯科から歯周病、インプラント治療、矯正歯科、小児歯科など幅広く診療している。2025年11月にリニューアルし、木製のスロープが設置され、完全バリアフリーの診療所となり、新しくなった診療室はガラス張りで自然光が入り、開放感にあふれている。「バラの木の位置は少し変わりましたが、5月になるとまた咲きますので、お散歩がてら見に来てくださいね」と話す本間憲二先生。今回はその本間先生と、同院で長く診療を続けている工藤桂子先生に診療の特徴や歯科医療への思いなどについて聞いた。
(取材日2026年3月16日)
リニューアルしてナチュラルな雰囲気に一新
最初に先生方のご経歴について教えてください。

【本間先生】日本歯科大学を卒業後、同大学の付属病院で臨床研修を受けた後、本間歯科に勤務しました。本間歯科グループは、祖父が松戸に歯科医院を開業したのが始まりで、当院は父が40年以上も前に開業し、地域に根差した歯科医療を提供してきました。2023年からは、祖父や父の思いを受け継ぎ兄が理事長に就任し、現在、千葉県内に5つの歯科医院を展開しています。私は、最初、千葉市検見川にあるいそべ歯科診療所で診療を始め、当院では12年くらい診療をしています。
【工藤先生】日本大学松戸歯学部を卒業してすぐ当院に勤務し、今年でもう38年になります。長く診療していますので、患者さんの中には4代にわたって来られている方もいらっしゃいますね。
地域の人々をずっと見守ってきているのですね。患者さんの変化など何か感じますか。
【工藤先生】地域の高齢化が進むとともに、世代交代も顕著ですね。東日本大震災時の液状化をきっかけに、2世帯住宅に建て替えて親子で一緒に住み始めたという方もいますし、新たにこの地域に引っ越してきた若い方もいらっしゃいます。症状の変化としては、以前と比べると子どもの虫歯は大幅に減ってきていますね。
それぞれ診療の専門や得意分野などはありますか。

【本間先生】私は一般歯科から歯周病治療、矯正歯科、小児歯科など、幅広く診療しています。マウスピース型装置を用いた矯正にも対応していますし、小児に対してはお口まわりの筋肉を鍛えながら顎の正しい成長を促すことで歯列の乱れを防ぐためのアプローチにも取り組んでいます。
【工藤先生】私もさまざまな診療に携わっています。中でも歯の根の治療や埋伏歯も含めた抜歯が得意です。歯の根の治療では、削る量を最小限にすることを心がけています。
リニューアルして外観の雰囲気が少し変わりましたね。
【本間先生】開院してからかなり年数がたち、震災の液状化の影響もあって建物が老朽化していましたので、2025年11月にリニューアルしました。以前、通り沿いにバラが植わっていた部分に木のスロープを設置しました。バリアフリーになり、車いすを利用される方は、スロープから直接診療室に入れるようになっています。新しい診療室は、全面ガラス張りで自然光が入り、とても開放的な雰囲気です。ただ、外から見えるのが気になる場合には、スイッチ一つでスモークガラスに変えることもできます。以前、当院はバラで覆われていて、地域の皆さま方から「バラの歯医者さん」などと呼ばれていました。リニューアルによってバラの木は少し移動しましたが、5月になると咲き誇りますので、お散歩がてらまた見に来ていただきたいですね。
自分だったらどんな治療を受けたいか考える
診療方針についてお聞かせください。

【本間先生】小さいお子さんからご高齢の方までお一人お一人に寄り添いながら、質の高い歯科医療に努めています。診療の際は、もし患者さんが自分だったら、自分の家族だったら、と考えるようにしています。自分の受けたくない治療や、家族や大切な人に受けてほしくない治療は、患者さんには行わないことをモットーにしています。また、専門性も重視し、例えば、理事長が専門とするインプラント治療をはじめ、歯周病や外科処置なども専門性を重視して取り組んでいます。さらに先端の医療技術を導入して、質の向上と患者さんの心身の負担の軽減を図っています。例えば、不快感に配慮した上で短時間で型採りができるデジタル口腔内スキャナーや、非外科的アプローチで歯周病を治療できる機器も導入しています。
患者さんと接する際はどんなことを大切にしていますか。
【工藤先生】患者さんを自分の家族だと思って大切にしています。患者さんのお話をよく聞いて、たとえそれが医学的に間違っていることでも頭から否定するのではなく、患者さんのお考えを理解、納得してから「実はこうなんですよ」と丁寧に説明するようにしています。実は、私が小さい頃、歯医者さんがとても怖かったんです。それで自分が歯医者さんになれば怖くないだろう、と思って歯科医師をめざしたのです。なので、患者さんには優しく接するようにしています。患者さんの細かい情報もよく覚えていますので、久しぶりに来院された患者さんといろいろ話が弾むことも多いですね。
【本間先生】工藤先生は本当にお優しいので、工藤先生じゃなければ嫌だと話す患者さんも多いんですよ。遠くに引っ越された後でも、工藤先生がいいと通院されている患者さんも少なくないですね。
本間先生はいかがですか。

【本間先生】お子さんを診療する時は、ご家族へわかりやすく説明してご納得していただけるよう努めています。ご高齢の方や少し認知力が低下している方も、ご家族や付き添いの方への説明を重視しています。そして付き添いの方々やご家族のお考えも尊重するようにしています。忙しいと毎回付き添うのが難しいこともあると思いますので、その場合、どのように治療を進めていくのがいいのか複数の選択肢をお話ししています。入院などの予定が控えている場合なども、その方の状況に合わせてより良い方法を考えています。
ウェブやメッセージアプリで予約が可能。気軽に相談を
今、力を入れていることについて教えてください。

【工藤先生】リニューアルに伴い新しい機材が入ったので、その使い方のスキルを上げていきたいと考えています。例えば、従来のような印象材を使わずに型採りができる口腔内スキャナーも2種類入っていますので、さまざまな治療に活用できるようにしたいと思います。今は、医療技術がどんどん進化していますので、それに遅れないよう日々トレーニングをしています。
【本間先生】これからも新しい医療機器や技術が登場すると思いますが、今後、それらを診療の中でどのように活用できるか、理事長ともいろいろと議論をしている最中です。
歯科医院の受診のタイミングについてアドバイスをお願いします。
【工藤先生】特に何も問題のない時から定期的に検診を受けていただくといいと思います。歯科衛生士が継続的に口腔内をチェックしますので、すぐに変化に気づくことにつながります。最初から定期検診で受診することが難しいと感じている方は、何かほんの少しでも違和感がある、気になる症状がある時は、早めにご相談に来ていただきたいですね。
【本間先生】当院のスタッフは、受付以外、全員歯科衛生士です。ベテランも新人も全員、セミナーに参加して常に勉強を続けています。ですので、誰が診ても同じレベルで口腔内をチェックでき、異変があればすぐに歯科医師と連携して適切な治療につなげています。予約を取るために歯科医院に電話をかけるのは、少しハードルが高いかもしれませんが、当院は、ウェブやメッセージアプリで予約が取れるようになっていますので、電話より気軽にご連絡いただけると思います。
では最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

【本間先生】これからも小さなお子さんからご高齢の方までお一人お一人に寄り添いながら、専門的で高度な歯科医療の提供に努めてまいります。また介護施設などに入って通院が難しくなった方への訪問診療も承っております。
【工藤先生】これまで培ってきたことを大切にしつつ、新しい治療法や技術にも取り組んでいきたいと思っています。何か気になることがあればどうぞお気軽に相談に来てください。
自由診療費用の目安
自由診療とは歯列矯正/82万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/75万円~、インプラント治療/45万円~、セラミッククラウン/5万8000円~、セラミックインレー/3万2000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

