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川越 真美 院長の独自取材記事

かわごえ眼科

(川崎市高津区/溝の口駅)

最終更新日:2022/03/02

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院内に入ると、女性スタッフが明るい笑顔で出迎えてくれる「かわごえ眼科」。日本眼科学会眼科専門医である川越真美院長は、母校である東京慈恵会医科大学の「病気を診ずして病人を診よ」の理念をもとに、患者に寄り添った医療の提供に尽力するドクターだ。一つ一つの質問に言葉を尽くす丁寧な診療に、かかりつけ医として、あるいはセカンドオピニオンを求めて来院する患者も少なくないという。患者が受診しやすく、ちょっとした相談もしやすい体制、患者にとって有益な情報の提供など、常に患者目線の診療を考える川越院長に、同院の診療スタイルや患者への思いについて話を聞いた。

(取材日2021年6月22日)

患者に寄り添う医療を提供すべく開業を決意

医師をめざしたきっかけを伺えますか?

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父が整形外科の医師で、小さい頃から医療の雰囲気に慣れ親しんでいたことが、きっかけとして大きいですね。父は大学で研究と臨床に従事しており、私は研究室へよく遊びに行っていました。自然と医師を志すようになり医学部へ進学し、大学5年の時に参加した短期実習での経験がその後の私の診療スタイルに大きな影響を与えたと思います。内科の開業医で、在宅医療にも熱心に取り組んでいた先生が、高齢の寝たきりの患者さんを訪問し、ご本人だけでなく、ご家族にも優しく耳を傾け、丁寧に説明をし、急な入院の手配なども親身に行っている姿を一緒について回りながら拝見して、本来のあるべき医師の姿を学びました。

開業を決意されたのはなぜですか?

大学卒業後は大学病院に勤務していました。大学病院は転勤があるのでどうしても医師の出入りが激しくなり、こちらが親身に診療をしているつもりでも、患者さんからの「また先生が代わるんでしょ」という思いを感じていました。そんな、医師と患者の信頼関係が希薄な中で行われる診療に、大きな疑問を抱くようになったんです。また、診療することが医療ではありますが、患者さんの背景に寄り添うことも医療だと私は考えています。そこで、それを実現できるのはクリニックだと思い、開業を決意しました。また、当時は小さい子どものいる私のライフスタイルに合う仕事場はなかったので「自ら開業してしまえ!」と思ったことも手伝いました。

診療ではどのようなことを心がけていらっしゃいますか?

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当院には、セカンドオピニオンを求めて来院される患者さんも少なくありません。そうした患者さんのお話を詳しく伺ってみると、コミュニケーションがうまくいっていないために、納得できていないことが多いと思います。「自分の知っていることを他の人は知っているとは限らないし、自分が当たり前だと思っていることは他人にとって当たり前ではない」ということを私は肝に銘じています。私たちは専門家ですが、専門家にとって常識だと思っていることでも、患者さんにとって理解が難しいのは当然なことで、それを押しつけるのはもっての外です。多くの患者さんが眼科クリニックを訪れますので、患者さんにわかりやすい言葉で説明できるクリニックが一軒でも多くなればいいな、という思いで日々診療していますね。

オルソケラトロジーの治療に取り組みやすい工夫を

こちらのクリニックで行っている特徴的な治療はありますか?

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オルソケラトロジーによる近視矯正治療を行っていることですね。特殊レンズを装用し、寝ている間に矯正を行うという近視の新しい治療法で、日中は裸眼で過ごすことができるのが何よりも大きなメリットだと思います。また、レーシック手術は、万が一のことがあった場合、元の状態に戻すことができませんが、オルソケラトロジーはいつでも治療をやめれば、元の状態に戻すことができます。強いてデメリットを挙げるとしたら費用面ですが、メディアの報道で高額なイメージを持ち、尻込みされてしまう患者さんも多いと思います。当院では全体の治療費そのものではなく、支払いを月々に分散し、ご負担を少なく治療に臨んでいただけるよう柔軟に対応しています。

オルソケラトロジーに取り組みやすい工夫をされていますが、そこにはどんな思いがありますか?

裸眼で見えたらとても素晴らしいことですよね。仕事の関係上、眼鏡やコンタクトレンズが使用できない方やスポーツをしている方にとってお勧めの方法だと思います。そして、試していただかないことには始まりませんので、患者さんに短期間でもその変化を実感いただきたいという思いがあります。また、治療には継続的な通院を要しますので、性格的に合わない方もいらっしゃると思います。そうしたことも踏まえ、治療を続ける強い意志を持って臨んでいただけるのであれば、学生さん以外にも成人の方、特に老眼の始まる前の方にお勧めしたい治療法です。

そのほかの対応についてはいかがですか?

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病気だから受診する、ケガをしたから受診するというのは当たり前ですが、病気ではないけれど不安な状況ということもありますよね。そういうときに身体そのものを良い状態を維持するために活用できるのがサプリメントではないかと考えています。若い方でも自分の20年後、30年後を想像し、積極的に健康を維持したいと思うのであればサプリメントをお勧めしたいですね。どのようなサプリメントが良いのか迷ったら気軽にご相談ください。

色や縁のあるコンタクトレンズ、サークルレンズに対応

最近、力を入れていらっしゃる分野があれば教えてください。

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当院では、ファッションの一環としても近年ニーズの増えている、色つきや縁取りのあるコンタクトレンズであるサークルレンズを導入しています。たくさんのコンタクトレンズがありますが、眼科医師の視点で使いやすいコンタクトレンズを選んでいます。近視や遠視、乱視、遠近両用のコンタクトレンズも扱っていますし、パソコンをよく使う方に適した度を少し下げた遠近両用レンズやまぶしさを強く感じる方に、周囲の明るさに合わせて目に入る光の量を調整する調光レンズなど、特殊なレンズにも対応できます。また、「かゆみ」をケアする、抗アレルギー薬を配合したコンタクトレンズも取り扱いを開始しました。院内スペースに限りがあるため、たくさんの在庫を置くことはできませんが、標準的な屈折度数のコンタクトレンズであれば、診察後にお渡しできるようにしています。

コンタクトレンズにはさまざまな種類があるのですね。

コンタクトレンズを初めて利用される方には、トライアルレンズでご自分で出し入れができるようになりご使用に納得いただいてから、初めて処方箋をお渡しするようにしています。少しつけて問題がないと思っても、実際に生活をしてみると頭がクラクラして合わなかったということもあるからです。また、角膜がひどく傷ついていて、使用が危険な場合などはその旨をお気持ちに寄り添いながら丁寧にご説明させていただきます。身近なものだけに忘れてしまいがちですが、コンタクトレンズは高度管理医療機器です。そのため、思いがけず目のトラブルに発展してしまうことも少なくありません。誰しもが安全に正しく使用できるよう、眼科で診療を受け、ご自身の目の状態を知っていただいた上で処方箋を出してもらうことをお勧めします。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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私には、このクリニックが患者さんにとって身近で気軽にご利用いただける場所でありたいという思いがあります。その上で、今ある症状がクリニックに行くべきものなのか、そうでないのかなど判断のつかない場合や対面診療を受診するほどでもないちょっとした悩みを相談できる場所があれば便利だと思い、「オンライン相談」を導入しようと考えています。眼科では、オンライン診療は難しいこともあるので、診療ではなく相談というスタンスです。患者さんの「ちょっと聞きたい」という思いに対応し、どうしたら患者さんの待ち時間を減らせるか、説明でご納得いただけるかなど、診療の質を向上させていく方法をこれからも実践していきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー
◎両眼コース
●適応検査  6000円
●レンズ製作費  2万8000円/1枚
●月額使用料・管理料  6000円/月額
◎片眼コース
●適応検査  6000円
●レンズ製作費  2万8000円/1枚
●月額使用料・管理料  4000円/月額
※表示された金額は、税込みです。

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