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北川 尚 院長の独自取材記事

北川歯科クリニック

(新宿区/新宿御苑前駅)

最終更新日:2020/04/01

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東京メトロ丸の内線新宿御苑前駅からすぐ。昼も夜も人通りの絶えないビジネス街の一角に「北川歯科クリニック」はある。北川尚院長は、歯科麻酔の専門家。患者の精神的な不安や負担を軽減するために痛みの少ない治療を実践し、歯科医院そのものや治療が苦手な人でも通院しやすいクリニックをめざしている。北川院長が歯科麻酔の分野を専門に志したのは、これからの高齢社会には全身管理が必要になると見越してのこと。しかしまだまだ歯科治療における全身管理の重要性を理解する患者は少ないという。「患者さんの理解を得るために丁寧な説明を重視している」と話す北川院長に痛みの少ない治療を中心とする診療について話を聞いた。
(取材日2018年8月1日)

歯科麻酔の専門家として痛みの少ない治療を追求

どうして新宿御苑という場所で開業されたのでしょう?

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近隣のオフィスから通院される方が多いのですが、ご紹介でいらっしゃる方も多いため駅から近く、わかりやすい場所が良いと思い、こちらを選びました。歯医者さんが好きっていう方はあまりいませんよね。加えて歯科治療は1回で終わりということはほとんどありませんので、少しでも患者さんの通院にかかる負担を軽減できればと考えていました。私が歯科麻酔を専門にしていることもあり、痛みが心配という方や歯科医院独特の音が苦手というような方のストレスを軽減させることに力を入れています。快適な環境という意味ではすぐ近くの新宿御苑で気分転換していただくのがお勧めです。実は私も昼休みに芝生の上に寝転がってお弁当を食べに行ったりしています。神経を使う仕事なので、自然あふれる環境でリラックスすることでたいへん良い気分転換になりますよ。

どういう方に痛みの少ない治療が効果的なのでしょう?

歯科医院の匂いや音、また機器などにも拒否反応を起こしてしまうような方ですね。静脈内鎮静法を使用するのですが、これは精神の緊張状態を緩和させることができるので、「過去に歯科治療で痛い思いをした」「歯を抜く時につらい思いをした」など恐怖心の強い方に効果的です。他には、一度に数本治療する場合、抜歯やインプラント手術の際にも静脈内鎮静法を使います。口に器具を入れると吐きそうになってしまう嘔吐反射が強い方にも適しています。当院には入院施設はありませんので、日帰りでの治療となります。抜歯や神経を取るときは静脈内鎮静法、根の治療が進んだら笑気吸入鎮静法で、型を採るときは何もせず、処置のグレードや患者さんの状態を見て、麻酔を使い分けることもあります。「ここで治療すれば痛くない」と思っていただくことが私のやりがいです。

静脈内鎮静法以外の痛みの軽減の仕方について教えてください。

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少し甘い香りのする笑気ガスを鼻から吸っていただく笑気吸入鎮静法の場合、リラックスした状態で治療を受けることができます。この笑気吸入鎮静法に局所麻酔を組み合わせることも多いです。電動注射器や表面麻酔の使用は私からすれば当たり前。恐怖心を取り除き、患者さんのご要望にお応えして痛みを最小限に抑えたいと常に考えています。極度の歯科恐怖症の方には、事前に精神安定剤をお渡しし、来院1時間前に飲んでもらうこともありますよ。

高齢者の歯科診療には全身管理が重要な役割を果たす

先生が歯科医師を志されたのはなぜですか?

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私の父は泌尿器科の医師で、手先がとても器用でした。小さい頃一緒に凧を作ったり、正月の宿題で書き初めがあったとき手本を書いてもらったり。またプラモデルなどもきれいに作っていました。そんな父を見ながら私も物を作るのが好きになり、ラジオやプラモデルなどをラッカーで色付けしたりして良く飾っていました。そういった体験の影響を受けながら、父の仕事ぶりを見ていたので、いつかは医療関係の職業に就きたいと思っていました。大学を決める時には、結局、物作りの経験を生かせる歯科医師を選びました。

歯科麻酔を専門分野とした理由を教えてください。

大学卒業時に、高齢者が増加することを前提に、入れ歯を自分の専門分野にしたいと先輩に相談したのです。その時、「今は高齢者イコール入れ歯と思うかもしれないが、これから高齢者を対象にした歯科診療をするならば、全身管理ができなければいけない」というアドバイスをもらい、はっとしました。そこでまずは、歯科医師としてきっちり仕事をこなせなければと思い、2年間は東京医科歯科大学の臨床研修医として、入れ歯や補綴(ほてつ)、口腔外科などについて一通りすべて勉強しました。その後、全身管理を学ぶために、大学院で歯科麻酔学を専攻したんです。歯科医師だから歯だけ診ていれば良い時代ではなくなっています。心筋梗塞などの循環器疾患、また脳性麻痺やてんかんといった精神神経疾患などについても幅広く勉強し、実際にそうした疾患を持つ患者さんの治療も経験しました。

実際に歯科医師になられてどのようなことを感じておられますか?

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私が学生時代に学んだ治療法は、歯科医療の発達によりどんどん変わっていますから、日々学んでいないと置いていかれてしまいます。もしかしたら、学生の時より今のほうが勉強することが多いかもしれません。インプラントやレジン充填などが一般に普及しだしたのは私が大学院を卒業した後でした。その後も新しい技術や材料が次々に出てくるので、そういう意味では本当に大変です。自分のクリニック以外にも、障害のある患者さんの歯科麻酔をしにほかのクリニックに行くこともありますし、経営についても考えなくてはなりません。今思えば大学病院時代は麻酔や研究が中心で、毎日がとてもおもしろかったです。開業するなんて、当時は私自身も周りの人も考えてもいませんでしたが、このクリニックも早いもので、今年で開業19年目となりました。目の前の患者さんとコミュニケーションを取りながら治療して、治った時の達成感があるから続けられるんでしょうね。

患者が理解しやすい丁寧な説明を心がける

インプラント治療についても教えてください。

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体質上合わないケースもありますので、すべての方にインプラントをお勧めできるわけではありません。希望される方には、事前にしっかり検査をした上で、食生活や年齢、全身疾患を鑑み、その患者さんにお勧めできるかを判断しています。糖尿病など持病を持っている方などは、かかりつけの医師との相談が必要な場合もあります。また、歯の根には歯根膜線維と呼ばれる組織があり歯槽骨とつながっています。その歯根膜線維がクッションの役割をしていて、強く噛みしめると痛みを感じるのです。しかし、インプラントは直接骨の中に埋めますから、歯根膜線維の働きがなくなります。強く噛んでも痛みを感じず、極端に言えば、折れるまで噛めるんです。総義歯の場合も同様で、脳への刺激や唾液の分泌が少なくなってしまいます。当院ではそういったデメリットまできちんとお伝えし、患者さんに治療をするのかしないのか選択してもらうようにしています。

休日はどのように過ごされているのでしょうか?

趣味は、硬式テニスとゴルフと車ですが、最近はもっぱらゴルフです。日々診療していると、患者さんの治療が頭から離れなくなるんですよ。それをリセットするために可能な限り週に1回はゴルフに出かけています。運動不足解消の目的もあります。ゴルフの魅力は、歩くことと無心になれることです。今は忙しいので、ラウンドイコール練習です。どうやったら腕を上げられるか、毎回研究しています。

読者にメッセージをお願いします。

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痛くならないと歯科医院に行く必要はないと思われる方は多いと思いますが、歯石を取るなどメンテナンスの意味でも、年に1回は検診に来ていただきたいです。これがなにより「痛み」を軽減できる方法ではないでしょうか。その時に虫歯が見つかれば今の技術では確実に早く、痛みも少なく治療ができます。歯が痛くなってから歯科医院に駆け込んでも実は遅いんですよ。虫歯は悪くなってしまったら削らないと治りません。逆に、子どもの頃から歯科医院に通ってケアしているお子さんは虫歯が少ないと感じます。そして、もし悪くなってしまったときは、納得いくまで歯科医師の説明を聞いてから治療を受けていただくことをお勧めします。患者さんと歯科医師の思いが一致していないといい治療になりませんから。当院では、患者さんの負担軽減、丁寧な説明とアドバイス、治療を心がけています。日々の生活における歯の悩みや疑問など気軽にお話しいただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント本体/(1本)20万円~ ※太さや植立させる場所によって費用が異なります

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