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井上 秀人 理事長の独自取材記事

井上秀人歯科

(北九州市小倉北区/西小倉駅)

最終更新日:2022/08/05

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西小倉駅からバスで約15分、井堀四角停留所の近くにある「井上秀人歯科インプラントクリニック」は、安心で安全な歯科治療の追求をモットーとしたクリニックだ。一般歯科はもちろん、矯正歯科や審美歯科、小児歯科、そして難症例のインプラント治療まで幅広い患者ニーズをカバーする。とくに噛み合わせを重視した治療に力を注いでおり、口元の見た目だけではなく全身の健康に目を向けた適正な咬合づくりをめざしている。「全身の健康をつくるためには、健康な口腔環境が重要になる。歯の治療を通じて、体も心も健康になるお手伝いをしたい」と話す井上秀人理事長に、重視している噛み合わせ治療をはじめ、インプラント治療、そして歯科治療に対する考え方などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2022年7月7日)

根本的な問題から解決する歯科医療の提供をめざす

歯科医師をめざしたきっかけや、やりがいについてお聞かせください。

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高校生の頃に建築家をめざしていたのですが、適性検査を受けたところ、まったく違う結果になってしまったんです。それで先入観を捨てて自分が向いている職業を調べてみたら、歯科医師が選択肢として出てきました。改めて考えてみると、手先が器用で独立志向も強い性格だったので確かに向いているのかもしれないと思い、歯科医師の道を選びました。実際に診療を行うようになり、自分が考えたとおりに治療が進んで患者さんに喜んでもらえた時には大きなやりがいも感じますし、何より歯科医師になって良かったと思う瞬間でもあります。大学を卒業してから2年後にはクリニックを開業し、約40年が過ぎました。

患者さんと向き合う際に大切にしていることはありますか?

大したことではないかもしれませんが、患者さんの表面的な問題だけではなく本質的な問題はどこにあるのかをしっかりと見極めるようにしています。もちろん問題が起きている歯など表面的な部分を診ることも大切ではありますが、口の中だけではなく表情や姿勢などトータルでみながら原因を追求していく姿勢が大切です。クリニックのモットーとして「患者さまの安心と安全を徹底して追求する」ことを掲げていますが、現実として医療事故が起こる可能性はゼロではありません。難しいインプラント治療でなくとも、簡単な処置でさえ油断してしまえば事故につながってしまう。ですから一瞬の隙なく安全について配慮しなければなりませんし、設備や人材など患者さんが安心できるような環境づくりもこだわっていかなければならないと考えています。

一般歯科をはじめ小児歯科や矯正歯科など幅広い診療が一つの特徴になっていますね。

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例えば虫歯があったとして、その歯を治療するだけでは根本的な解決にならないことが多いのです。知らないうちに奥歯が虫歯になり、噛むことができなくなると歯がずれて筋肉が弱り、顔の形が変わってくる。それを根本から解決するためには、歯の治療だけではなく噛み合わせの調整などさまざまなアプローチが重要になってきます。患者さんには人それぞれ悩みがありますから、そのすべてに対応しようと思えば一般歯科だけではなく幅広い領域の診療が必要不可欠です。

噛み合わせ治療から全身の健康につなげたい

すべての診療において噛み合わせを重視していると伺いました。

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噛み合わせが悪いと歯に影響が出るだけではなく、顎がずれ、頭の位置が変わり、姿勢が悪くなる可能性もあります。口が開けにくい、口を開けると痛みを伴うという、いわゆる顎関節症も実は噛み合わせに原因があるケースが多々あり、それ以外にも肩凝り、頭痛、腰痛など、いろいろな問題が起きてしまいます。当クリニックにおいては、欠損を治療したり、歯の高さを調整したり、あるいは矯正をしながらしっかりと噛み合わせの改善を図ることで咀嚼できる環境をつくっていきます。環境が整えば、顎のずれの解消が望めるだけでなく、姿勢にも良い影響を与えるでしょう。いずれは、歯科医師が歯や歯茎だけを診る時代は終わり、口腔を入り口として顔や肩など全身を診るという時代になっていくのではないかと考えています。そうした意味からも噛み合わせ治療は、全身の健康につながるものではないでしょうか。

注力されているインプラント治療についてもお聞かせください。

歯の欠損を補うインプラント治療は手術を伴うため、まずは術者である私たちの技術を高めていくというのは大前提。その上で準備段階から歯科用CTなどを使って患者さんのデータを集め、可能な限り理想的な治療をめざしていかなければなりません。それに実際の手術は安全第一であること。血圧や心電図をモニタリングし、全身の状態を診ながら手術を行うことが重要です。麻酔を使って眠ってもらった状態で手術をすることもありますが、決して急いで処置するのではなくでき得る限り低侵襲な手術が望ましいと考えています。もちろん治療前に虫歯や歯周病などを治すことも大切ですが、インプラントを長持ちさせるためには治療後のメンテナンスもしっかりと行わなければなりません。

骨が少ないなど難症例にも対応されているそうですね。

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これまで上顎で骨が少ない場合には、骨を作るためにサイナスリフトという施術を行ってからインプラントの埋入手術を行うことが必要でした。しかしそれだと骨を作るための期間が半年から1年ほどかかってしまい、実際の補綴物が入るまで非常に時間がかかってしまいます。そこで当クリニックでは、ザイゴマインプラントという、硬い頬骨にインプラントを埋入する新しい技術を取り入れました。この手法であれば骨が少ないケースでもインプラントを入れることが多いので、サイナスリフトが難しい方、また早急に欠損を治療しなければならない方に向いた治療だといえます。ザイゴマインプラントにも対応しているのは、当クリニックの一つの特徴だと思います。

常に歯科医療のあるべき姿を追求していく

インプラント治療にも噛み合わせは重要になってくるのでしょうか?

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むしろ噛み合わせの治療を実現するためにインプラント治療があるのだと考えています。例えば奥歯を失っていると、顎がずれてしまいます。そうした欠損部分を補うためにインプラントは有用ですし、きちんと奥歯を補うことができれば顎のずれの改善も望めます。インプラント自体はとても素晴らしい治療だとは思いますが、最終的にどのような噛み合わせをつくっていくのかまでを考えて行わなければなりません。そうした考え方を皆さんに伝えるためにもセミナーなどを開催しています。

幅広い診療を行うためにはスタッフも重要ですね。

現在、私を含めて常勤で6人の歯科医師が在籍していますし、インプラント専門の歯科衛生士もいます。しかし単に知識と技術だけが高いだけでは不十分。日々技術が進歩し、さまざまな治療法が出てくる中で、歯科医療がどうあるべきかを常に考えるよう、スタッフにも徹底しています。治療においてはこれくらいで良いだろうと妥協しては駄目だと思いますし、自分ができない治療であれば勉強したり、技術を身につけたりしてできるようになるべき。できないからといって患者さんを治療できないというわけにはいきませんから。新しいものがすべて良いとは限りませんが、自分たちの理想とする歯科医療に近づけるものは最大限取り入れていきたいと思います。

最後に読者の皆さんにメッセージをいただけますか?

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全身の健康づくりのために、健康な口の中をつくりましょう。それにプラスになることであれば、当クリニックは何でもやります。インプラント治療も矯正も、正しい噛み合わせをつくりしっかりと咀嚼をすることが目的。食べ物は100回噛みなさいと言われたことがあるかもしれませんが、それだと時間もかかります。けれどゆっくりと時間を設けて食事をすることは、精神的にもプラスに働くはず。歯科は治療すれば健康な状態の再現をめざせますが、大事なのはキープすること。歯科医療は治療がゴールではなく、定期的にメンテナンスに通い維持していくことが目的です。今後は歯の治療を通して老化予防にもチャレンジしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/40万円~
審美歯科/1万3200円~
インプラント治療/32万5000円~
※ザイゴマインプラントを行う場合は+20万円
※複数本のインプラント治療を行う場合は費用が異なるケースがあります。詳細は医療機関にお問い合わせください

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