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和田 卓也 院長の独自取材記事

呉服町歯科クリニック

(福岡市博多区/呉服町駅)

最終更新日:2023/04/11

和田卓也院長 呉服町歯科クリニック main

福岡市営地下鉄箱崎線・呉服町駅より徒歩3分、大博通り沿いのビル地下1階に「呉服町歯科クリニック」はある。ビジネスパーソンが多く行き交うオフィス街でもあり、小学校をはじめ、マンションや戸建て住宅も混在するエリアで、2003年に和田卓也院長が開院。これまで多くの勉強会に参加するなど、常に探究心を持ち、さまざまな技術と知識を身につけてきた和田院長。それは、幅広いニーズに対応した診療内容にも反映されている。歯科口腔外科出身であることから、抜歯やインプラント治療はもちろん、親知らずを用いた移植術も実施。根本的な原因の解決、全身を視野に入れた治療をめざし、噛み合わせにも着目しているという和田院長に、これまでの背景や診療内容など詳しく話を聞いた。

(取材日2021年3月9日)

器用さを生かし歯科の道へ。口腔外科を専門に研鑽

まずは、ご出身と歯科医師をめざされたきっかけからお聞かせください。

和田卓也院長 呉服町歯科クリニック1

私の生まれは宮崎の高千穂で、中学の時に熊本へ引っ越しました。小さな頃は、とにかくやんちゃでしたから、身に覚えのないいたずらまで疑われるという、それくらい活発な子でした。ただ、その頃から私の夢は歯科医師だったんです。というのが、近くの歯科医院で受ける治療がとにかく痛くて。こんなに痛いのならば、自分が歯科医師になって痛くない治療をするしかない、「僕が痛くない治療をしてやる」くらいの勢いで、周りのみんなに言っていました(笑)。当時私が住んでいた地域は歯科医院自体が少なく、そこにかなりの数の患者が集中したわけです。今思えば、当時の先生も痛くないようになんて気を配る時間も余裕もない。とにかく次々に入って来る患者の治療をしなければという状況だったんですよね。

その後も歯科医師への夢をずっと持ち続けていたのですか?

小さな頃から非常に手が器用だったので、図画工作が大好きでしたし、手先を使う仕事ということで、一時は寿司職人を夢見たこともありました。高校3年の時に進路を美術大学か歯学部かで悩み、最終的には九州大学の歯学部へ進学しました。大学では手の器用さを発揮し、実習は常に上位の成績。勉強よりも、スピードや正確性が問われる解剖などの実習のほうが得意でした。そして卒業後は、同大学の顎口腔外科に入局。せっかく歯科医師になるのであれば、まずは大学でしかできない治療を身につけようと思ったのが理由です。開院した時に、自分ではこれ以上できないというラインを知るためにも、非常に貴重な経験となりました。口腔がんや重篤な外傷の方など、さまざまな患者さんを診させてもらいましたね。いくつか歯科医院にも出向して多くの症例に接し、経験を積んだ後、2003年にここでの開院に至りました。

この場所で開院された理由についてもお聞かせください。

和田卓也院長 呉服町歯科クリニック2

在籍していた大学病院が近いというのが一番の理由です。現在、週に1~2回ほど大学の口腔外科の先生にも来てもらっていますし、当院で対応できない症例は、大学病院に紹介しています。このエリアはオフィス街でもあり、小学校をはじめ、マンションや戸建て住宅が多く混在している上に、博多祇園山笠の東流(ひがしながれ)がある活気のある地域でもあるので、下町のような人との結びつきも非常に強いですね。街並みも表通りは近代的ですが、少し路地に入ると昭和の雰囲気が感じられるのも、この地域ならではだと思います。

歯の移植術を含む外科領域も強み。幅広い診療が特徴

地域に密着した歯科医療を展開しておられるのですね。

和田卓也院長 呉服町歯科クリニック3

ええ、ビジネスパーソンからファミリー層、高齢者など、さまざまな世代の方が来られます。開院前に勤めていた歯科医院で、根管治療から総入れ歯まで、一通り診ることができる技術を身につけさせてもらいましたので、幅広い疾患に対応できていると思います。幼い頃の「痛くない治療ができる歯医者に」という思いから始まり、実際に学びだすと深く知りたいと思うことも増え、ずいぶんと歯科医師としての幅も広がったんじゃないかなと。「患者さんの歯を触る前に、とにかく練習しなさい」という恩師の言葉に感謝です。家に帰ってからも必死に練習したおかげで、トラブルが多いといわれる根管治療にしても問題なくやってこれましたから。そして、「痛くない治療を」という想いは今も変わることなく、すべての治療において心がけています。

そこまで幅広く研鑽を積まれた理由は何でしょう。

多くの患者さんに接するうちに、本当に一番いい治療は何かを真剣に考えるようになりました。少ない休診日を利用して、多くの勉強会に参加し模索するうちに、たくさんの恩師に恵まれました。中には、費用を負担してまで勉強会に参加させてくれた先生もいます。そのおかげで、根管治療にかぶせ物の補綴治療、総義歯、歯周病、顎関節症、インプラント治療、矯正歯科など、さまざまなニーズにお応えすることができています。

歯の移植も行っているそうですね。

和田卓也院長 呉服町歯科クリニック4

はい。自分の歯は移植するのは実はとても効率的なんです。歯を失った際の選択肢として、インプラントや義歯などがありますが、歯を1本失った場合、親知らずが残っている方であれば、まず歯科用CTで大きさなどを確認し、適合する時は移植のご提案もいたします。ただ、移植は保険適用の治療ではありますが、移植した歯が定着しないケースもまれにあるので、そういったデータも踏まえて説明し、どの方法で治療するかは患者さんの選択を尊重するようにしています。

現在、特に力を入れている治療分野はありますか?

今着目しているのは噛み合わせです。全身疾患の原因は噛み合わせに大きく関わっていると感じてたいへん注目しています。頭痛、肩こりだけでなく、腰痛や冷え性、心臓病などの関連も視野に入れています。また、歯を失う原因は歯周病などが挙げられますが、噛み合わせが関係している場合もあります。噛み合わせが悪いために一部の歯に負荷がかかり、その歯が駄目になってしまうんですね。そうならないためにも、子どもの矯正は重視しています。歯を失うと全身疾患にも関わってきますから、根本的な原因を解決しなければいけません。そう思ったことも噛み合わせに着目した要因の一つです。

いざとなったら駆け込める、土日診療の安心感

部分的に対処するのではなく、根本的な原因解決をめざされているのですね。

和田卓也院長 呉服町歯科クリニック5

そこを大事にしているので、患者さんにしっかり説明することを心がけていますが、中にはとりあえず今困っているところだけを治してほしいとおっしゃる方もおられます。ですので、少しずつ治療したい方や、できるだけ早く一度に治療したい方など、患者さんのライフスタイルに合わせた治療を心がけています。今は治療はできないけれど、時間ができたときに通院していただけるように、患者さんの歯を守るためにも、皆さんにしっかりご説明するようにしています。

平日は夜9時まで、土日も診療されているとお聞きしました。

特に土日に関しては、抜歯した患者さんや外科処置をされた方が急変された時のために診療しています。治療を受けられた患者さんにとっては、診療しているということだけでも安心感があると思うんですよ。これには私が口腔外科出身というのも影響しているでしょうね。大学病院でも口腔外科だけは土日も診療していたので、「口腔外科魂」といいますか、その精神を引き継いでいる感じです(笑)。心がけているのは、できる限り患者さんに寄り添った対応。気軽になんでも話してもらえるような関係性を築けたらと常に思いながら、日々取り組んでいます。

最後に今後の目標と、読者へのメッセージをお願いします。

和田卓也院長 呉服町歯科クリニック6

今までは勉強会などに多数参加し、自分の知識や技術を向上するために時間を使ってきましたが、これからは自分が培ってきたものを伝えていかなくてはと思っているんですね。ちょっとしたコツも、経験を重ねてこそわかることだったりするので、後輩にも継承しかなくてはと思い始めました。それによって、私が直接治療をしない患者さんにもお役に立てるわけですからね。あと、長年通ってくださっている患者さんの中には高齢になり通院できなくなった方もおられますので、訪問診療で対応しています。そのように地域の皆さんともさらに関係性を深め、歯科医師として少しでもこの町に貢献できたらと思っています。お口のことで気になることがあれば、些細なことでも構いません。ぜひ気軽にご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正歯科(小児矯正、床矯正、部分矯正含む)12万円~、インプラント治療/25万円~、審美歯科(ジルコニアクラウン)/5万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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