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若松 進治 院長、若松 孝典 副院長の独自取材記事

水戸歯科クリニック矯正歯科センター

(水戸市/水戸駅)

最終更新日:2026/05/22

若松進治院長、若松孝典副院長 水戸歯科クリニック矯正歯科センター main

まだ矯正歯科が広く普及していなかった1976年。矯正専門としては茨城県でも早期に開院した歯科医院として、「水戸歯科クリニック矯正歯科センター」は開業した。「家族を治療するとしたら」「美しい口元と明るい笑顔」をモットーに、誠実な想いのもと、「スタンダードエッジワイズ法」によるオーダーメイドの矯正治療を行っている。同院が思い描く矯正治療とはどのようなものなのか。日々の診療の中で、患者一人ひとりとどのように向き合っているのか。創業から積み重ねてきた歩みとともに、親子2代で受け継がれ、今もまさに進化を続ける同院の現在地に迫る。

(取材日2026年3月25日)

「美しい口元と明るい笑顔」をめざす

矯正専門としては県内でも早くに開院した歯科医院なのですね。

若松進治院長、若松孝典副院長 水戸歯科クリニック矯正歯科センター1

【院長】当時は全国的にも矯正を専門とする歯科医院が少なかったのですが、1976年に矯正専門の歯科医院として水戸市に開業しました。その後、1980年に現在の場所へ移転し、2009年には全面改装を行いました。2006年からは、大学病院で研鑽を積み、都内の歯科医院でも多くの矯正治療に従事してきた副院長と、2人体制で診療を行うようになりました。おかげさまで、開業当初より水戸市内はもちろん、県内全域から多くの患者さんに通院していただいています。

矯正治療に対する考え方を教えてください。

【院長】矯正治療の大切なゴールの一つは、無理な力を入れなくても楽に口が閉じられる「美しい口元」をつくることだと考えています。矯正治療によって変化するのは歯並びだけではなく、横顔や口元といったお顔全体の印象にまで及びます。きれいな歯並びや、きちんとしたかみ合わせはもちろんのこと、口唇閉鎖がしやすく、調和の取れた口元になるよう心がけています。矯正治療は、歯科医師がその患者さんに対してどのような「美」を思い描くかによって治療計画が変わり、ひいては治療結果を大きく左右してしまいます。

副院長の孝典先生はいかがですか。

若松進治院長、若松孝典副院長 水戸歯科クリニック矯正歯科センター2

【副院長】笑ったときに歯がどのように見えるかは、とても大切だと考えています。矯正診断では分析ソフトを使い数値を用い分析するのが一般的ですが、顎や歯の大きさ、唇や鼻の高さは一人ひとり異なり、数値だけでは表せない全体のバランスがあります。当院では、数値だけにとらわれずその方に合ったバランスを大切にし、歯並びを整えるだけでなく、その先にある「明るい笑顔」まで引き出せるよう治療を行っています。例えば、数値を重視しすぎるあまり歯を後方に下げすぎてしまうと、笑ったときに歯が見えにくくなったり、口元が下がりすぎてしまったりする可能性もあります。やはり矯正後は、きれいな歯並びで、思いきり笑っていただきたいですから。

「普通のことを普通に行う」無理をしない矯正治療

オーダーメイドの矯正治療とは、どのような方法なのでしょうか。

若松進治院長、若松孝典副院長 水戸歯科クリニック矯正歯科センター3

【院長】ワイヤー矯正には、大きく分けて「ストレートワイヤー法」と「スタンダードエッジワイズ法」の2つがあります。ストレートワイヤー法は、歯列型に作られた既成のワイヤーを歯に装着し、歯並びを整えることをめざす矯正治療です。一方、当院で取り入れているスタンダードエッジワイズ法は、真っすぐなワイヤーを患者さん一人ひとりの顎や歯の形に合わせて曲げていく、オーダーメイドの矯正方法です。患者さんはそれぞれ顎や歯の形が異なるので、患者さんに合ったワイヤーを曲げ、ステージごとに調整することで、より緻密に歯を動かすことが期待できます。

話は変わりますが、とてもおしゃれな歯科医院ですね。

【副院長】ありがとうございます。自分でもお気に入りです。東京の有名なデザイン会社に設計をお願いしたのですが、もともとその会社で手がけた友人の医院を見たときに、あまりのすてきさに衝撃を受けたのがきっかけでした。「こういう歯科医院であれば、患者さんをお迎えする上でも、スタッフが働く場所としても、とても居心地がいいだろうな」と思い、紹介してもらったんです。そのおかげで、上質さの中にぬくもりと清潔感があり、ある意味“歯科医院らしくない”、すてきな空間が完成しました。また、BGMもたまに聞かれるのですが、都内のレストランなどの音楽を手がけている、親交のあるサウンドプロデューサーが、当院専用のBGMを提供してくれているんです。ハワイアンミュージックやラテンテイストの音楽が流れる歯科医院は、なかなかないんじゃないでしょうか(笑)。

マウスピース型装置を用いた矯正も行っているとのことですが、どのようにお考えですか。

若松進治院長、若松孝典副院長 水戸歯科クリニック矯正歯科センター4

【副院長】マウスピース型装置は、登場した10年以上前から導入していましたが、当時は診療面での限界を感じることも多く、ほとんどお勧めしていませんでした。ただ近年は改良が進み、精度も向上してきたため、当院でも選ばれる方が増えてきています。一方、矯正専門外の先生から「手軽」「簡単」といったイメージで勧められ、矯正がうまく進まずトラブルも多い点には不安を感じています。マウスピース型装置であっても、「歯並びや口元を整える」というゴールはワイヤー矯正と同じで、高い専門知識が必要ですので、あまり安易に考えないでいただきたいです。また当院では、症例によっては、まずワイヤーである程度調整した後、途中からマウスピース型装置に切り替えて仕上げていく、2つを併用した矯正法も行っております。いずれにしても、メリット・デメリットを理解していただき、患者さんの協力と頑張りが不可欠だと考えています。

大切な“家族”を診るように、“患者”を診る

患者さんと向き合う際、心がけていることは何ですか。

若松進治院長、若松孝典副院長 水戸歯科クリニック矯正歯科センター5

【院長】「いつ、何を、なぜ」行うのかを常に考えています。小児矯正の場合、最終的なゴールは、永久歯に生え替わったときに良い状態をつくること。そのため、今すぐ治療を始めるのではなく、歯が生え替わってから検討したほうが良いケースも少なくありません。将来どのような歯並びになるのかを予測・逆算し、必要な時期に必要な治療ができるようサポートしていきたいです。
【副院長】シンプルですが、常に「もし患者さんが大切な自分の家族だったら」と考え、無理のない矯正を心がけています。近年、新しい装置が次々と登場していますが、新しい=必ずしも良いとは限りません。経験上、何でも取り入れるのではなく、自分が自信をもって提供できる方法のみを選び、診療を行っています。大切な家族であれば、できるだけ負担をかけず、きれいに整えてあげたいと思いますよね。その想いで、一人ひとりと向き合っています。

どのような患者層が多いですか。また、初診相談だけでも可能か教えてください。

【院長】当院の雰囲気から、成人女性の患者さんが多いと思われるかもしれませんが、実際には小学生や中高生の患者さんも多くいらっしゃいます。近隣に高校が複数あり、街中にあるため、学校帰りにお一人で来院される高校生も少なくありません。また、市内の先生方からのご紹介や、ご兄弟で通われる方、お母さんが先に来院され、その後「うちの子も」と来院してくださることも。当院の対応にご満足いただけているのかなと思うと、うれしいですね。
【副院長】初診相談だけでも、もちろん大丈夫です。ご相談時にはお顔全体や歯の生え替わりを確認するためのレントゲンなどを撮影し、全体像を把握した上でご説明しています。矯正期間や抜歯の必要性、お子さんの場合は矯正治療の必要性の有無や適切な開始時期、費用についてなど、矯正治療に関するわからないことや不安をできるだけ取り除いていただけるよう心がけています。

読者へのメッセージと今後の展望をお願いします。

若松進治院長、若松孝典副院長 水戸歯科クリニック矯正歯科センター6

【院長】矯正の情報はネット上にあふれていますが、基本的に歯科医院のホームページは国が定める医療広告ガイドラインにより、厳しく規制されています。また、日本矯正歯科学会も独自に倫理審査会を設けていたり、指針を出していたりするので、当院もそれに沿って気をつけています。しかし、世の中には矯正の効果についてなど、ガイドラインに抵触するような誇大表現や、紛らわしい情報が見られることもあるので、皆さんにも慎重になっていただければと思います。
【副院長】患者さんから「先生、楽しそうですね」とお声がけいただくこともあり、そう見ていただけているのであればとてもうれしいです。患者さんに喜んでもらいたいという純粋な思いと、矯正への情熱はいつまでも持ち続けたいですね。新しいことを学ぶ気持ちは忘れず、これからも患者さんと真摯に向き合い、50年の歴史を変わらず守り続けていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

初診相談料/3300円
小児矯正/22万円~
ワイヤー矯正/88万円~
マウスピース型装置を用いた矯正/88万円~
部分矯正/15万5000円~