全国のドクター9,386人の想いを取材
クリニック・病院 160,951件の情報を掲載(2021年1月25日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 平塚市
  4. 平塚駅
  5. 医療法人ORC 川崎歯科医院
  6. 川崎 次雄 理事長、川崎 雄一 院長

川崎 次雄 理事長、川崎 雄一 院長の独自取材記事

川崎歯科医院

(平塚市/平塚駅)

最終更新日:2020/10/20

92990

平塚駅西口から歩いて3分ほど、1階に駐車場を設けたシックな外観の建物が「川崎歯科医院」だ。エレベーターでのアクセスも可能な2階の医院に足を踏み入れると、木のぬくもりを生かした空間が広がる。革張りのチェアと高音質スピーカーから流れるクラシック音楽が、さらに居心地の良さを演出してくれる。笑顔で迎えてくれたのは川崎次雄理事長と川崎雄一院長。「先を見越した計画を立て、トータルに治療していくオーラルリハビリテーションが当院のスタイル」と異口同音に語り、治療の質に磨きをかけている。そんな2人に、同院のめざす歯科医療について話を聞いた。
(取材日2019年12月16日)

将来を見据え、口腔単位でのトータルな治療に取り組む

80年を超える歴史を持つそうですね?

1

【川崎理事長】1938年に私の父が開設した歯科医院を引き継ぎましたから、80年を超えて診療を続けていることになります。現在は三代目である院長を中心に診療しています。2012年に改築をして、昔ながらの木のぬくもりと居心地の良さを追求した空間に。玄関ドアやキャビネットは開業以来のものをレストア(復元)して使っています。
【雄一院長】父が祖父から受け継ぎ、私自身も継承した医院のスタイルは大切にしつつ、新しいものも取り入れて発展させていくというのが当院のめざすところ。デジタルレントゲンやCT、マイクロスコープなど、新しい技術も積極的に導入し、伝統と革新の融合に取り組んでいます。

こちらの歯科医院の特徴は?

【雄一院長】法人名に「ORC」とある通り「オーラルリハビリテーションクリニック」として、将来を見据えた口腔内の機能回復に軸を置いているのが最大の特徴です。虫歯や歯周病などの症状を単体で治療するのではなく、お口の中全体を広く見渡して、包括的に環境改善を図っていきます。噛み合わせの少しのズレも見逃さないよう、精密な治療を広範囲にわたって行う必要があるため、お一人にかける治療時間も一般的な歯科医院に比べて長めとなっています。
【川崎理事長】噛み合わせや歯並びの悪さは、見た目だけでなく健康に大きな影響をもたらすことがあります。当院は、10年後や20年後という長いスパンでの治療をご提供することをめざしていますから、口の中全体を改善して、安定した状態を作り出すということが必要になってきます。

治療前のコンサルテーションにも時間をかけていらっしゃるそうですね?

2

【雄一院長】診療時間後の夕方に時間をとっていただき、1時間半から2時間をかけてお話しすることが多いです。エックス線やCT、口腔内スキャナーなどで得られた画像データをお見せして状態を細かく解説し、最終的な治療ゴールをイメージしていただきながら、行うべき処置についてご説明します。お悩みや予算、治療期間などについても相談に応じています。もちろん、ご提案する処置のすべてを受け入れていただく必要はなく、押しつけにならないように複数のプランをご用意して、ご納得いただける治療をお選びいただく形です。
【川崎理事長】患者さんへのコンサルテーションは、1回では終わらない場合も多くあります。その場で決めるのではなく、一度家に帰ってご家族と相談してから方針を決定するということも可能です。

精密な処置のため歯科衛生士もマイクロスコープを活用

歯科用マイクロスコープを導入していらっしゃいますね?

3

【雄一院長】大学病院時代に顕微鏡での治療に出会い、これからの歯科医療に欠かせない技術だと強く意識しました。その後、拡大ルーペでの治療などにも取り組んできましたが、当院では比較的早い段階からマイクロスコープを導入しています。より精密に口腔内の状態を把握できるので、今ではこれなしでは治療を行うことが難しいと感じるほどです。また、動画や画像を撮影することもできるので、患者さんと即時にタブレット端末でシェアすることができ、短時間でわかりやすく説明するのにも役立っています。当院では虫歯の治療から口腔外科的な処置まで、すべての治療に使用しているのに加え、歯科衛生士用のユニットにもマイクロスコープを設置して、クリーニングにも活用しています。

クリーニングでもマイクロスコープを使用しているのですね。

【雄一院長】肉眼では目視が難しい奥歯や裏側など、歯石や歯垢の取り残しが発生しがちな部分もきちんと確認しながらクリーニングできるので、精度にもこだわれます。歯科衛生士にとっては使い慣れない器具でもあり、最初は抵抗感もありましたが、研修に行ってもらったり、実際に私の治療を見学してもらったりすることで、徐々に慣れて使いこなせるようになりました。
【川崎理事長】当院では毎回の治療前には必ず1時間の枠をとっていただき、クリーニングを受けてから治療を受けていただいています。しっかりとした治療を行うためには、クリーニングの質も大切なのです。

インプラントにも力を入れていらっしゃると伺いましたが?

4

【雄一院長】一番大切なのはご自身の歯を残すことですが、抜かなければ良いという訳ではなく、時には抜歯が必要なことも。失った機能を回復させる手段のひとつとして、インプラントは確立された技術であり、有効な選択肢だと思っています。インプラントへの抵抗感も根強くあるようですが、これは治療に欠かせない精密な診断が不足したケースが大きくクローズアップされてしまったためではないでしょうか。正しく行えば世間で言われているほど怖いものではない治療であることをきちんとお伝えしていきたいですね。

矯正治療にも取り組んでいらっしゃいますね?

【雄一院長】長いスパンで考えると、噛み合わせを整えてから歯を入れたほうが長く持つと見込まれるケースや、若い患者さんで前歯のガタガタを直したいといった方に対して、主にマウスピース型装置を使用した矯正を行っています。この矯正は良い面も悪い面もあり、患者さんの力量に頼る部分も大きい方法ですから、ケースを選ぶことも大切です。難しいケースでは矯正専門の歯科医院にご紹介したり、時には専門の先生を招いて治療をしてもらうこともあります。

患者の期待や思いに応える、質の高い治療をめざして

院内ラボに歯科技工士が常駐しているそうですね。

5

【川崎理事長】私が診療を始めたときからそうですから、もう40年くらい前からこの体制です。技工士が直接患者さんと会って、生の声を聴いて、形や色などを見て作ります。
【雄一院長】9割が院内技工ですが、デジタルオーラルスキャナーを使い、CAD/CAMで技工物を制作することもあり、院内ラボで作製が難しいものについては外注しています。それでも必ず技工所へ赴き、技工士と直接話をします。データだけを渡して、あとはお願いしますということは、絶対にしません。写真は必ずつけますし、写真を撮るときは、どれだけ実物と同じ色を出せるかを常に考えています。現段階では効率性のあるデジタルとクオリティの高さでのアナログを使い分ける必要があり、両者のバランスを常に考えベストな道を模索しています。過渡期にある技術は現場で磨かれるべきという考えです。

どのような患者さんがいらしていますか?

【雄一院長】1度の治療にクリーニングの時間も含めて最低2時間、時には丸1日かけることもあるなど、少し特殊なスタイルでの診療ですから、飛び込みの患者さんは少なく、長く通っていただいている方がほとんどです。「痛いところだけ治してほしい」という患者さんにはもちろんピンポイントでの対応もしていますが、多くの患者さんが将来を見据えたトータルな治療を求めていらしています。
【川崎理事長】私の代まではホームページなどもなく、患者さんはご紹介で来ていただく方がほとんどでした。今でも、ご紹介やクチコミなどで当院のスタイルを知り、当院ならではの治療を求めて来ていただく方が多くいらっしゃいます。そうしたご期待に添えるよう、クオリティの高い治療を追求し続けています。

今後の展望を教えてください。

6

【雄一院長】歯科医療の進歩により「歯を残すこと」は昔に比べて達成の可能性が高まっている時代です。今後はさらに「きれいに残すこと」を達成し、健康寿命の延伸にもつなげて行きたいと考えています。受け継いだ方針は守りつつ、新しい技術も取り入れながら、診療のクオリティアップで患者さんの思いにお応えしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(上部構造含む):30万円(税込)~
マウスピース型装置を用いた矯正:50万円~80万円(税込)
歯列矯正:50万円~80万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access