全国のドクター9,011人の想いを取材
クリニック・病院 161,457件の情報を掲載(2020年2月27日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 平塚市
  4. 平塚駅
  5. 医療法人ORC 川崎歯科医院
  6. 川崎次雄理事長、川崎雄一院長

川崎次雄理事長、川崎雄一院長 の独自取材記事

川崎歯科医院

(平塚市/平塚駅)

最終更新日:2019/08/28

92990 df 1 main 1450171010

平塚駅から徒歩3分、歯磨きをする恐竜のかわいらしいマークを掲げるロゴが目印の「医療法人社団ORC川崎歯科」。2012年に改築した医院の待合室は、座り心地の良い革張りの椅子があり、木のぬくもりが感じられる空間である。開業から75年を迎えたこの医院でこだわりの歯科治療を実践し続けているのが、川崎次雄理事長と川崎雄一院長の親子。口の中全体を健康にするというオーラルリハビリテーションの考え方で、20年後の口の中を創造していくという理念に基づき、最低でも1時間、時には丸1日をかけて治療を行っているという。「自分の患者さんは、最後まで責任を持つ」と語る次雄理事長と、「伝統と新しいものを融合させていきたい」と語る雄一院長に、歯科治療にかける思いを聞いた。
(取材日2015年11月27日)

古き良き物と先進設備を兼ね備えたこだわりの院内

とても居心地の良い待合室ですね。

92990 df 1 1 1449647036

【理事長】2012年に改築したのですが、昔ながらの木のぬくもりと居心地の良さというのを追求しました。玄関ドアや診療室で使っているキャビネットは、昔自分で設計したものですが、開業以来のものをレストア(復元)して使っています。
【院長】すべてを新しくしてしまうのではなく、過去の良いものはそのまま残しつつ、なおかつ新しいものとどう融合させていくのかというのが、改築の一つのコンセプトでした。これは、当院の診療におけるコンセプトにもつながります。父が祖父の代から引き継いできた医院を継承しつつ、その中に新しいものを取り入れて、どのような形に発展させていくのか、それを具現化したのがこの建物であり、診療も同じ考えで行っています。

そのほか改築の際に意識したことはありますか?

【院長】患者さんに治療内容や状況を分かりやすく説明するため、今までアナログでやっていたものをデジタル化するというのも、1つのテーマに掲げていました。例えば、レントゲンやCTの画像データ。改築と一緒に全部デジタル化して、患者さんとも一緒に見ることが出来るようタブレット型端末を使うようにしています。
【理事長】デジタル化というのは時代の流れですからね。当院では1人の患者さんを診るにしても、10年後、20年後、30年後という時間の単位で診ているので、写真や歯型といった資料を大切に保管しています。この先もこのスタイルでやっていくためには、データをデジタル化することは止むを得ないでしょうし、デジタルには、自由に拡大できるなどの利点もありますから良いと思います。

治療のコンセプトであるオーラルリハビリテーションについて教えてください。

92990 df 1 2 1450171010

【院長】いろいろな呼び方があると思うのですが、虫歯や歯周病の治療だけに注目するのではなく、口腔内の環境全体を健康にするという考え方です。虫歯、歯周病治療に加えて、噛み合わせなどの機能的なことや、小児の場合は発育、高齢者であれば老化といった状況にあわせて、包括的に口腔環境を改善するというのがオーラルリハビリテーションです。
【理事長】昔は、噛み合わせや歯並びの悪さはそこまで重要視されていませんでした。でも口の中がアンバランスな状態のままですと、健康に大きな影響をもたらすんです。当院は、10年後や20年後という長いスパンで考えて治療しているわけですから、口の中全体を改善して、安定した状態を作り出すのは当然必要なことなのです。

クオリティを追求する治療は、1回1時間以上

こちらの医院の特徴を教えてください。

92990 df 1 3 1450171010

【理事長】一人ひとりの患者さんにしっかりとした治療を提供するために、完全予約制にしています。初めに必ず1時間程度のクリーニングを行い、口腔内の環境を改善してから治療を始めます。治療も含めてだいたい2時間、1度に数箇所の治療をするときなどは、それ以上ですね。中には1日かけて治療する患者さんもいます。1回の診療時間は長いですが、その分多くの処置を行うことができるので患者さんの負担も少なくなります。
【院長】それに当院は、数十年先を見据えた治療を行っているため、補綴物は基本的にすべて自費診療のものを使っています。患者さんには、それなりの負担をお願いしているわけですから、それに見合うだけのクオリティーのものを提供しなければなりません。そのため、必然的に時間がかかってしまうのです。また、より精密な治療を提供するためにマイクロスコープを使用しています。治療する側としても見え方が全く異なります。今まで手の感覚に頼ってきたものが目で見て治療できるようになりました。同時に患者さんともリアルタイムで治療を共有できるようになり、診療に活かしています。

院内ラボに歯科技工士が常駐しているそうですね。

【理事長】私が診療を始めたときからそうですから、もう40年くらい前からですね。技工士が直接患者さんと会って、生の声を聴いて、形や色などを見て作ります。そうすると、外注した場合とでき栄えが全然違いますし、患者さんにも満足していただけています。
【院長】現在は、技工物でもデジタルを利用したものが多くなってきていることもあって、院内ラボで作成が難しいものについては外注しています。それでも僕は、必ず技工所へ行って技工士と直接話をします。データだけを渡して、あとはお願いしますということは、絶対にしません。写真は必ず付けますし、写真を撮るときは、どれだけ実物と同じ色を出せるかを常に考えています。

治療計画の説明がとても丁寧だと伺いました。

92990 df 1 4 1450171010

【院長】診療時間が終わった夕方に来てもらってじっくりと、場合によっては1 〜2時間かけて行います。他に患者さんがいませんので、悩んでいることや費用のことなど、なんでも気兼ねなく相談してもらえます。こちらから治療プランを提案する時も、必ず複数のプランを用意して、患者さんが選択できるようにしています。
【理事長】患者さんへのコンサルテーションは、1回では終わりません。その場で決めるのではなく、一度家に帰って、ご主人やご家族としっかりと相談して、それからまた来てくださいというのが、当院のスタイルなんです。

3代にわたる長い歴史を持つ歯科医院

話は変わりますが、仕事以外のお時間はどのようにお過ごしですか?

92990 df 1 5 1450171010

【理事長】僕は小さい頃からずっとテニスをしています。うちでは、音楽と運動、そして勉強の3つをしっかりするというのが親の代からの決まりなんです。ですから、小さい頃から音楽にも親しんできました。診察中もクラシック音楽を流しているんです。
【院長】僕もテニスと、あとはゴルフをしますね。父と一緒にテニスをすることもありますよ。以前は、一緒にペアを組んで医師会のテニス大会に出たこともあります。ただ、今はまだ勉強することが多いので、勉強会に行くことがほとんどです。

お二人が歯科医師になられたきっかけを教えてください。

【理事長】父が歯科医でしたし、兄もそうでしたから。小さい頃から自宅には、大学教授が多く出入りしていましたので、僕も中学、高校の頃から大学に行ったりして様子を見ていたことも影響しているのでしょう。歯科医師になったのはごく自然な流れですね。
【院長】私もきっかけは同じです。昔はこの診療室の隣が自宅で、一緒の建物だったんです。ドアを開けたら診療室だったんですね。もはや生活の一部でしたから、自然と歯科医師になるものなのかと。最初は漠然とした思いでしたけど、勉強し、歯科医師として患者さんと向き合い始めてからは、非常にやりがいのある仕事だと日々実感しています。

最後に今後の抱負をお聞かせください。

92990 df 1 6 1450171010

【院長】祖父、父が守ってきたこれまでの医院のコンセプトについては、しっかりと引き継いでやっていきます。時代に即して新しいものも、良いものは取り入れていきたいと思っていますが、患者さんへの接し方や診療における考え方など根底にあるものは変わりません。今後も患者さんのために、一番良いものを常に提供し続けられるように努力していきます。
【理事長】院長という立場は息子に譲りましたけど、僕には僕の責任があります。何十年も診るというコンセプトでやっていますから、これまで自分が診てきた患者さんは、僕が最後まで責任を持ちます。僕が最初に治療して30年、40年が経ち、ご高齢の患者さんが多くなってきました。最後まで安心できるようにしていくのが僕の役目だと思って今後も診療していきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(上部構造含む):30万円(税込)~
マウスピース型装置を用いた矯正:50万円~80万円(税込)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access