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永井 大督 院長の独自取材記事

池上台歯科

(名古屋市緑区/鳴海駅)

最終更新日:2020/10/05

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2014年に新しく建て替えられた「池上台歯科」は、名古屋市バス「池上」下車、徒歩1分。建物周りには樹木がそよぎ、白を基調にした、洗練された外観である。院内に入ると中庭の木が迎え、内装にも優しい雰囲気が漂う。永井大督院長は、地域で30年診療を続けてきた父を継いで院長に就任した歯科医師。患者がわかりやすいよう、視覚的なインフォームドコンセントを行ってくれる。「集中するタイプなので、治療中の雑談などはあまりしないほうかもしれません」と控えめにほほ笑むその姿に、患者に真摯に向き合う実直な人柄がにじむ。そんな永井院長に同院のことや治療などについて話を聞いた。
(取材日2016年4月25日)

父と同じ。「ホームドクター」として地域を支える

とてもきれいなクリニックで、待合室には木やタイルなど温かみを感じます。

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ここは2014年に開院しました。道路をはさんだ向かいの場所で、父が30年ほど院長として診療していた歯科クリニックと自宅を、現在地に移転、新築したんです。前は2階建てで、1階が駐車場、2階がクリニックでした。長く通ってきてくださる患者さんたちが徐々にご高齢になり、階段がつらいという声があると聞いて気になっていたので、このクリニックは入口にはスロープを設け、院内はバリアフリー化しました。また、父と相談して、院内の真ん中にパティオ(中庭)を設けましたが、木を植えることによって、気持ちの良い明るい空間となったと思います。待合室奥にはキッズルームもあり、積み木など、見た目も触れたときにも優しい木のおもちゃを置いています。

どんな患者さんがいらっしゃいますか?

年齢層は小さいお子さんから高齢者までさまざまですが、周りが住宅地ですので、平日は40代ぐらいの女性が多い感じでしょうか。また、父の代から通われている方も多いです。多くの患者さんが訴えられるのは、基本的には、「痛みがある」ということです。定期的に健診に来られるのが理想なのですが、そのサイクルは人それぞれで、口の中の状況を確認して提案させてもらっています。ご高齢でブラッシングが難しい方は、1ヵ月ぐらいの周期で診させてもらっています。歯は痛みを感じやすいところなので、極力痛みの少ないうちに、早めに治してあげたいですね。たまにお母さんが0歳児を抱いてこられることもありますよ。赤ちゃんのお口に問題があるわけではないのですが、親御さんが「一度診てください」と。お母さんがお子さんの歯の健康について意識を持つことはとても良いことです。

先生にとって、この地域は生まれ育った場所なのですね。

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はい、そうです。今も住んでいますので、地域の皆さんのお口の健康管理にお役に立てるような、地元密着型のかかりつけ医でありたいと思っています。子どもの頃から父が忙しく働く姿を見てはいましたが、実は歯科医師になろうと強く思っていたわけではないんです。長男というのもあって、私も父と同じ中学を受験し、本当に、その頃から同じ道を歩んできたような感じなんですよ。父は、患者さんのご家族のことまでよく知っていて、ご夫婦そろって来てくださる患者さんも多いんです。少しの痛みでも、父に診てほしいと来院される方もたくさん見てきました。そうした患者さんとのつながりを大切にする父の姿勢は見習っていきたいです。

診察は完全個室、落ち着いて治療に専念

お父さまと院長、2人の歯科医師が1つのクリニックの中にいらっしゃるわけですね。

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はい。でも1つのクリニックの中に、クリニックが2つあるような感じでしょうか。と言うのも、父は医局時代補綴を専門にしていたので、入れ歯やその治療が得意分野です。私は、詰めて直したりする保存修復が得意です。「歯を極力削らずに残す」ことを心がけています。人にもよるのですが、無理やり治すと腫れたりすることもありますし、やはり患者さん自身の歯は極力残せるものは残したい。1回削ると元には戻りませんから。当たり前ですが、父のほうが長くやってきていますし、2人のやり方が違うこともあります。診療に関しては各々信じた道を、それぞれの患者さんの状況に合わせたやり方で行い、尊重していますね。また矯正治療は私がやっています。難しいケースは、私の同級生で矯正専門の歯科医師がいるのでそこに紹介しています。

子どもの患者にはどのように対応されていますか?

特に気をつけていることは、恐怖心を与えないようにすることです。気軽に来ていただきたいので、無理に治療を進めることはせず、もし泣いたら少し時間を置きます。終わったら消しゴムをあげたりしています(笑)。初めて来たときに怖がって座れないお子さんでも、だんだん慣れて自発的に治療できるようになってくると、よかったなと、こちらもうれしいですね。虫歯予防で、小さい頃から歯磨きに慣れるという意味で、おえっとならないように気をつけて歯ブラシを口に入れることから始めてもいいですね。歯にとっては、食生活に気をつけ、ブラッシングをするのが一番。甘いものを食べっぱなしで寝てしまったりするとリスクは高いです。6歳くらいになるまでは、お母さんの仕上げ磨きが必要でしょう。

診察はすべて完全個室ですね。キッズスペースつきの個室もあるとか。

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患者さんのプライバシーに配慮し、当院では5つの個室があります。落ち着いて診察を受けられると思いますし、自分も集中して治療できますし。車いすやベビーカーでもスムーズに入れるよう広い空間、通路をとりました。キッズスペースのある個室を設けたのは、お子さん連れの方はやはり一緒にいたいだろうし、きょうだいが治療するときにも使っていただけるだろうと考えたから。キッズスペースに置いてある絵本には、歯や歯磨きに関連したものもありますので、親御さんと一緒に見て少しでも関心を持ってくれればいいなと思っています。

丁寧に話を聞き、インフォームドコンセントを徹底

自分の口の中がどんな状況か、患者はなかなかわかりにくいです。

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そうですよね。なので当院では口腔内カメラで撮影し、まず患者さんにモニターで見ていただき理解していただいてから治療に入ります。見やすいように診察室のモニターは32~40インチと大きめにしてあります。また当院のデジタルレントゲンは被ばく量が従来の10分の1から4分の1と少なく、患者さんの負担も少なくて済みます。撮影画像が鮮明で、拡大もできるので正確な診断に役立ちます。また専用の説明ソフトでは、かぶせ物がどういった感じで口内に入るのかを画像で見ることができます。開院当初からビジュアル重視で、見せてあげることで患者さんの不安を少しでも減らしたいと思ってきました。患者さんからは「目で見るとわかりやすい」「自分の歯の状態を初めて見た」などのお声をいただいています。

状態がわかると安心できますね。ほかに診療で心がけていらっしゃることは何でしょうか。

基本的には、患者さん一人ひとりの話を丁寧に聞かせていただいて、二人三脚で治療計画を立てていき、説明はできるだけ専門用語を使わない、ということを心がけています。今言ったモニターも、歯がこういう状況で、治療したらこうなりました、と説明して実際に見ていただくと、自分の歯にあんな穴が空いていて、それで痛みが出たんだと理解していただけることが多いです。もし治療中に痛みを感じても、ああ、ここが説明してもらったところだなとわかっていただけるようです。こういったように、その後の治療の流れ、費用なども事前に十分にご説明し、インフォームドコンセントを徹底しています。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

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歯は、定期的に歯石除去などクリーニングしながら、長く診ていくのが理想です。健診に来ていただければ、虫歯を見つけたり磨けていない場所をお伝えできたり、現状より悪くならない状況にしていくことができます。定期健診はしっかり磨けている人だと半年間隔ぐらいで十分、磨けていない人だと1ヵ月ちょっとですね。場合によっては2週間で歯石がつく人もいます。「虫歯ができたら治せばいい」より、「虫歯ができないように磨こう」と意識を変えてもらえれば。「治して終わり」ではなく、むしろ「そこから悪くならないようにしていく」ことが重要です。1度大きい虫歯になると、歯の寿命自体も短くなって、治したら寿命が伸びるかというとそうでもない。当然、虫歯にならず治療していない歯のほうが強いので、虫歯にならないよう、とにかく掃除だけはしておくことがベストです。歯だけでなく、お口で気になることがあれば相談してくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正歯科 33万円~/ホームホワイトニング 3万円/オフィスホワイトニング 1万円~/ハイブリッドインレー 4万円

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