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片岡 喜平 院長、片岡 洋平 副院長の独自取材記事

片岡歯科紺屋町診療所

(高槻市/高槻駅)

最終更新日:2021/10/12

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高槻駅から徒歩2分ほどの交通至便な場所にある「片岡歯科紺屋町診療所」。著名なアメリカ人歯科医師のDr.Beachの指導のもと設計したという院内は、明るく広々としており、リラックスできる雰囲気だ。1982年、院長の片岡喜平先生が開業。校医や園医も務める先生は、30年以上にわたり地域の歯科医療に貢献してきた。2014年3月からは、日本歯周病学会の歯周病専門医である息子の片岡洋平副院長も加わり、専門を生かして診療にあたる。先端機器を用いた精度の高い治療や、丁寧な説明を心がける同院。セルフメンテナンスを重視し、ブラッシング指導も熱心に行う。日々、患者に満足してもらえる治療を提供するよう尽力する2人の先生に、この地に開業した経緯から今後の目標まで、幅広く聞いた。

(取材日2017年11月13日)

30年以上にわたり地域の人々の歯の健康を見守る

まずはこの地に開業された経緯をお聞かせください。

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【喜平院長】1982年にこの地で開業しました。片岡歯科の始まりからだと、80年ぐらいになりますね。芥川町で父が始め、私もそこで働いていました。今も弟と兄の息子が診療しているんです。父は祖父の所有地だったこの場所で開業するつもりだったらしいのですが、戦争が始まるとこの辺は空襲に遭うかもしれないと考え、芥川町で始めたと聞いています。ここに開業して30年以上になりますが、治療内容も随分変わってきましたね。子どもたちの虫歯の数が減ってきたように感じます。非常にいい傾向で、親御さんのお口の中に対する意識が大きく変わったことが要因かと思います。虫歯の治療ではなく、歯周病のケアをしたいということで来られる方も増えましたね。

3年半ほど前から副院長も加わられたのですね。

【洋平副院長】僕は大学卒業後、神戸市立中央市民病院の口腔外科に勤務しました。そこで、大学時代のクラブの先輩であり、恩師ともいえる先生と出会ったんです。その先生には本当にお世話になり、前に働いていた滋賀医科大学歯科口腔外科や飯田歯科センターもその先生に紹介していただきました。いずれかの診療科目に特化したいと思っていましたので、歯周病治療を専門とされている飯田院長のもとで学び、日本歯周病学会の歯周病専門医の資格を取得したんです。ここは3階にあるため急患も少なく、患者さん一人ひとりに十分時間をとれます。時間をしっかりとることで精度の高い治療をすることができると考えています。

院内はとても落ち着ける雰囲気になっていますね。

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【喜平院長】水平位診療を始めるなど、日本の歯科医療に貢献されたアメリカ人歯科医師の先生に診療所の設計を指導していただきました。先生からは、レイアウトや動線がとても大切だと教わりましたね。それで、機能的であることに加え、さまざまな配慮が随所に施されています。患者さんがリラックスできるよう、木や空、土など自然の色合いを生かすことも学びました。
【洋平副院長】機能的な設計のおかげで何十年たっても院内がきれいに保たれています。また、スペースも広くとられ、患者さんもリラックスしやすい造りになっているのではないでしょうか。

精度の高い治療や、診療前後の丁寧な説明を心がける

新しい診療設備も導入されているようですね。

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【洋平副院長】インプラント治療や根管治療、歯周病の治療の際に必要になるため、先端のCTを導入しています。また、10倍の拡大鏡も使用しているんです。それらの機器を使うことで、治療の精度を高めることができます。歯の治療は、やり直せばやり直すほど歯の寿命が短くなります。できる限りやり直しが少なくて済む治療をするためにも、拡大鏡は欠かせません。
【喜平院長】今や歯科治療を顕微鏡で行う時代になってきました。いずれはそれがスタンダードになるのではないでしょうか。そうしたことも踏まえ、新しい患者さんは副院長に診てもらい、長く通院されている患者さんを私が継続して診るという診療スタイルをとっていますね。

診療の際大切にしていることを教えていただけますか?

【喜平院長】虫歯にならないことが一番ですので、歯磨き指導を重視してきました。今では当たり前のようになりましたが、歯科医師になった頃から、きちんと歯を磨いていただくよう患者さんにお伝えすることを大切にしてきたんです。昔ながらの患者さんから、「歯磨きしていないと先生は診てくれなかった」なんて言われることもあるほどです。
【洋平副院長】ブラッシング指導に加え、患者さんの意欲を高めるため、知識をお伝えすることも意識しています。今どんな状態なのか、今日はどんな治療で、今後どうなるのかなどを説明することで、患者さんに自分の口の中に興味を持ってもらえるようになってもらえることは非常に大切なことだと思っています。治療前後に説明する時間を十分にとって、良い点も悪い点も丁寧にお伝えるようにしているんです。また、治療する度に歯の寿命は短くなりますから、1回目の治療をしっかりと行うようにも努めていますね。

副院長が専門とされている歯周病治療についてお聞かせください。

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【洋平副院長】当院では歯周病の特殊な手術や、骨や歯茎の再生治療なども行っています。実際、誰もが自分の歯を残したいと願っているのではないでしょうか。歯周病治療を通して、歯をできる限り長持ちさせることをめざしているんです。歯周病は、糖尿病など全身的な疾患とも密接に関わっているといわれています。ご年配の方でしたら、歯周病菌が肺に入り込むことで誤嚥性肺炎を発症することもあります。また、大学病院などでは、治療効果を上げるため、手術前に歯のクリーニングを行うことが一般的になってきました。口は全身の入り口なので、きれいにしておくことは大切なんです。もちろん、歯を長持ちさせるためには毎日のセルフメンテナンスも欠かせません。その点を丁寧に説明するようにも努めていますね。

5年後10年後も満足してもらえる治療を提供したい

どんなきっかけで歯科医師をめざされたのですか?

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【喜平院長】父や兄も歯科医師でしたから、いろいろ教われるというのはありましたね(笑)。子どもの頃から、医療をとても身近に感じていました。多くの人が父を知っていたので、不思議に思うこともしばしばでしたね。歯科医師という仕事のことはよく理解していなくても、父の偉大さのようなものを感じ、歯科医師をめざすようになりました。
【洋平副院長】周りから歯科医師になるようにと言われたことはなかったですね。中高校生の頃、親に、「自分は歯科医師になれるだろうか」と聞いたらしいのですが、僕自身はあまり覚えていないんです。強制されていたら嫌がったかもしれませんが、何も言われなかったこともあり、自然とこの道を志すようになっていましたね。

今後の目標についてお聞かせください。

【洋平副院長】「ここに来て良かった」と思ってもらえるような歯科医院にしていきたいですね。歯科の治療は短期間で結果が出るものばかりではなく、5年10年と経過してはじめて違いがわかることもあります。長い目で見て、真に満足していただける治療をしていきたいと思っているんです。
【喜平院長】私自身が受けた影響のベースにあるものを、若い人たちに伝えていきたいですね。命に限りはあっても、考え方や言葉は残ると思うんです。特に診療所の設計で関わっていただいた先生には、歯科医療に対する考え方に関しても大きな影響を受けました。「患者さんの口を自分の口とみて治療をすることが大切なのです」と言われたことは、今でも心に残っていますね。

最後に読者に向けたメッセージをお願いします。

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【洋平副院長】最近は、子どもたちの歯のメンテナンスに熱心な親御さんも多くなりました。歯は治療するよりも、もちろん治療しないに越したことはありません。むし歯や歯周病にならないための予防が治療より大切だと考えています。生涯自分の歯で食事を楽しむことができるようなお手伝いができればと思っています。
【喜平院長】私たちがきちんと治療することに加え、患者さんご自身がその状態を維持するよう努力することも必要です。その大切さを伝え続けていきたいですね。安心して治療を受けられる環境を整えていますので、気軽にお越しください。

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