全国のドクター9,388人の想いを取材
クリニック・病院 160,577件の情報を掲載(2022年8月19日現在)

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 北九州市八幡東区
  4. 南小倉駅
  5. みやぎ歯科医院
  6. 宮城 直己 院長

宮城 直己 院長の独自取材記事

みやぎ歯科医院

(北九州市八幡東区/南小倉駅)

最終更新日:2021/12/28

92523 top

八幡東区石坪町にある「みやぎ歯科医院」は、2011年の移転リニューアルと同時に、宮城直己先生が2代目院長として父から継承したクリニック。住宅街の中で一際目を引くモダンな建物だ。白と木目を基調とした院内にはやわらかな間接照明を使い、リラックス感のある雰囲気を演出している。同院はマイクロスコープや歯科用CTなどの先進の機器を備え、一般歯科をはじめ、根管治療やインプラント治療、矯正歯科までさまざまに対応。子どもから高齢者まで幅広い層の口腔内の健康をオールマイティーにサポートしている。地域の学校歯科医も務め、子どもの頃からの予防歯科を重視しているという宮城院長。診療にかける思いや今後力を入れていきたいことについて詳しく聞いた。

(取材日2021年12月17日)

幅広い悩みに応える地域のかかりつけ歯科をめざして

お父さまのクリニックを移転し、継承されたのですね。

1

もともとこの地には父が30年近く営んでいたクリニックがあったのですが、2011年に敷地内で移転してリニューアルオープンしました。僕は神奈川の大学を卒業後、地元に戻り、一般歯科クリニックでの勤務を経て、父から当院を引き継いだかたちです。父からの教えもあって、どんなに小さなお悩みにも真摯に向き合い、患者さん一人ひとりに合わせた治療を行うことを大切にしています。最初に勤めたクリニックが予防を大事にしていたので、その影響は大きいですね。予防歯科はすべての歯科診療のスタートですから。その他、虫歯や歯周病の治療から、矯正歯科、インプラント治療、小児歯科までオールマイティーに学んできました。これまで身につけた技術や知識を患者さんに還元したいと思っています。

地域のクリニックとしては、診療範囲が広いですよね。

歯科の場合、患者さんの利便性が第一と考えています。命に関わる病気ですと、名医を求めて遠くまで足を伸ばすこともあるでしょうが、歯科ではなかなかそうはなりません。特に会社勤めの方にとって、通いやすさは重要です。例えば、おなかが痛いとかならまだしも、歯のかぶせ物をするから1日休ませてくださいとはなかなか言えないですよね。そこで「ここに来たら何でも診てもらえる」「わざわざ遠くに行かなくて済んで良かった」と患者さんに言ってもらえるようなクリニックをめざしました。難しい症例にも対応できるよう、マイクロスコープや歯科用CTなどの機器類も一通りそろえています。小さなお子さんからご高齢の方まで、地域の皆さんの「一生のかかりつけ」として安心して通ってもらえるクリニックでありたいです。

現在も研鑽を積まれているのだとか。

2

最新の知見と技術を地域の人たちに提供したいという思いがあり、勉強会に積極的に参加して、新しい情報を取り入れるようにしています。今は行けませんが、イタリアやアメリカの講習会に参加するなど、海外でも学んできました。もちろんここですべての診療に対応できるわけではありません。しかし、できるかできないかも、そもそも知識がないとわからない。自分の守備範囲を把握するためにも幅広い分野で学びを深めることが重要です。勉強会や講習会を通じて、他院の先生方とのつながりや連携が深まったのも大きな収穫ですね。そこで築いた人脈を生かし、当院では対応できない場合も信頼できる他の医療機関を紹介しています。

子どもの時から予防歯科の大切さを知ってほしい

できるだけ抜かない、削らない、痛みの少ない治療を大切にしていると伺いました。

3

残念なことに、歯は治療すればするほど寿命が短くなる器官です。できるだけ長くご自身の歯を使っていただくために、当院ではできるだけ歯を抜かない、削らない治療を心がけています。また、痛みを最小限に抑えられるよう、麻酔の方法などを工夫しています。しかし、症状が進行している場合、どんなに手を尽くしても限界があります。痛くなってからではなく、痛くなる前に予防・メンテナンスすることが重要です。いつから予防を始めればいいのかというと、やはり子どもの時からと考えています。乳歯が生え、永久歯に生え替わる頃から予防ケアの習慣をつけてあげれば、大人になって歯のトラブルに悩まされるリスクを軽減できるでしょう。そのためには親御さんの協力も必要です。

小児の予防・メンテナンスの重要性を知らない親御さんも多いのでは?

予防歯科の先進国としてスウェーデンが有名ですが、日本との違いが何かというと子どもの頃から歯の健康教育が進んでいる点です。お子さんの大切な歯を守るには、まず親御さん自身にも意識を高めていただく必要があります。しかし、正しい知識を学ぶ機会がなかなかないのが現状です。そこで当院では、歯磨きの仕方や離乳食の取り方、歯に悪影響を与える生活習慣などについてお話をして、お子さんの歯の健康を守り育てるお手伝いをしています。保護者の方が気になることと、歯科医師が気になることは必ずしも一致しません。例えば、保護者の方は歯ばかりに目を向けがちですが、僕たちは口腔内全体に目を向けて、トータル的な診療でお子さんのお口の健康を守り、健やかな成長に寄与することをめざしています。赤ちゃんに歯が生えてきたら、ぜひ一度検診にお越しいただきたいです。

お子さんに安心して受診してもらうために工夫していることはありますか?

4

お子さんが嫌がっている場合は、無理して治療をし続けることはありません。そんなことをすれば「歯医者は怖いところ」というマイナスのイメージが植えつけられ、大人になってからもクリニックから足が遠のいてしまいがちです。結果として、生涯にわたって歯の健康を維持することも難しくなるでしょう。まずはお子さんの不安と緊張を和らげるために、モニターを見せながらお話ししたり、器具を説明したりしてクリニックの雰囲気に慣れてもらうことからスタートします。お子さんを歯医者嫌いにしないためには、やはり虫歯で痛い思いをしないように予防するのが確実だと考えています。痛くなる前に通うのが当たり前になって、歯医者は怖くない場所、楽しい場所と思ってもらえるようになるといいですね。

歯を守るために「細菌」と「力」のコントロールを重視

患者さんと接する際に心がけていることはありますか?

5

歯科診療に不安やストレスを感じるのは、大人も子どもも同じです。当院では、お一人お一人の気持ちに寄り添い、励ましながら、皆さんの不安をなるべく取り除くことができるよう努めています。患者さんの中には、いつ詰め物をされ、いつ神経を抜かれたのかわからないという方も少なくありません。自分の口の中はご自身で把握していただきたいので、わかりやすく丁寧な説明を心がけています。患者さんの理解を深め、治療のモチベーションを上げるためには、可視化することが重要です。検査の段階から歯の状態を写真に収め、治療の経過を視覚的に確認してもらっています。特に歯列矯正では最初にどのような状態だったのか忘れてしまいがちなので、なるべく記録するようにしています。

今後力を入れていきたいことを教えてください。

口の中の健康を守るためには「細菌」の制御とともに「力」のコントロールが重要です。虫歯や歯周病といった細菌性のものについては意識が高まっていますが、力のコントロールについてはまだこれから。最近、食いしばりや歯ぎしりなどによって歯が割れたといったケースが増えているので、噛み合わせの力をコントロールすることに注力していきたいです。家を建てる時に、大きな柱が傾いていてもいいという人はいないでしょう。噛み合わせの悪い歯は、柱が傾いた欠陥住宅のようなもの。そのままにしていると、さまざまな不具合が生じてしまいます。歯の健康寿命を延ばすためにも、噛み合わせを早期に整えることが大切です。小さなお子さんがいらっしゃる方は、できればお子さんの歯が生え始めた時点で、気軽に相談していただきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

6

歯はご自身でメンテナンスできる数少ない器官です。例えば、自分で胃の洗浄なんてできないでしょう。歯はきちんと手をかければ健康の維持をめざせるので、スキンケアと同じように毎日お手入れしていただきたいです。悪くなった歯は治療しても元に戻せません。悪くなってから歯医者に行くのではなく、悪くなる前にお越しください。それから近年ではインターネット上に情報が氾濫していますが、玉石混淆でどれが信頼できるのか、どれがご自身に当てはまるのかを判断するのは難しいものです。お悩みがあれば1人で悩まないで、何でも気軽に相談していただけたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万5000円~、矯正/71万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access