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鶴留 一誠 院長の独自取材記事

つるどめクリニック

(鹿児島市/広木駅)

最終更新日:2025/11/21

鶴留一誠院長 つるどめクリニック main

鹿児島市田上台の住宅地に位置し、バスや車での通院もしやすい「つるどめクリニック」。院長を務めるのは、愛知県の総合病院で診療経験を積み、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を持つ鶴留一誠先生。2019年に、父が開院していた「鶴留放射線内科医院」から名称を変更して継承した。父の代から内科の診療所として地域に親しまれてきた役割を担いながら、これまで培った消化器内科や内視鏡の専門知識と経験を生かした医療を提供している。「生まれ育った地元で働けることがうれしい。愛着のある地元で、地域の皆さまの健康のためのお手伝いをしていきたいです」と話す鶴留先生に、継承までの経緯から専門とする内視鏡検査のことや患者との向き合い方、医療に真摯に取り組む姿勢についてじっくり聞いた。

(取材日2025年10月15日)

生まれ育った愛着ある地元でクリニックを開院

愛知県から帰郷されてクリニックを継承されたとのことですが、そこに至った経緯を教えてください。

鶴留一誠院長 つるどめクリニック1

名古屋大学医学部で学んだのですが、卒業後は、愛知県安城市で基幹病院として専門性の高い急性期医療を提供する安城更生病院に研修医として入りました。最初の2年間でいろいろな診療科を経験していくうちに、「がんに関わる診療を専門にしていきたい」と思ったんです。中でも自分の手技が生かせる消化器内科に興味を持ちまして、帰郷するまでの16年間は消化器内科の医師として内視鏡を専門に経験と知識を積んできました。以前から、「40代になったらクリニックを継承したい」と考えていたのですが、40歳の時に父が病に倒れてしまい、継承が早まりました。

どんな患者さんが多く来院されていますか?

継承当初は高血圧や高脂血症・糖尿病などの生活習慣病の方が多かったですが、現在はお子さんからご高齢の方まで幅広い世代の方がさまざまな症状で来院されます。私の専門が消化器内科なので、おなかに何か不調を抱えてお困りの方も多く来られるようになりました。内視鏡検査数も年々増えており、遠方から内視鏡検査を受けに来られる方もいます。

診療時のモットーを教えてください。

鶴留一誠院長 つるどめクリニック2

患者さんの何げない言葉に大事なことが含まれていることがありますので、できるだけ話を遮らずに聞こうと心がけています。病気だけを見るのではなく、その人の家族背景や仕事の内容、社会的な状況なども知っておく必要があると考えています。例えば、ご高齢の方であれば、その方が一人暮らしなのか、ご家族が近くに住んでいらっしゃるのかなど、一回の診察では聞き出せないこともあるので、少しずつそういった情報を把握しています。

進歩する内視鏡検査で「つらい」というイメージを払拭

クリニックの強みである内視鏡検査について教えてください。

鶴留一誠院長 つるどめクリニック3

内視鏡検査は、主に胃や腸などの消化器官に関する病気の早期発見と治療のために行います。方法としては、1センチメートルほどのスコープを、胃内視鏡は口または鼻、大腸内視鏡は肛門から挿入して消化器官内の検査をしていきます。胃がんや大腸がんは早期に発見できれば完治がめざせますので、少しでも気になる症状があるなら、ぜひ検査を受けてほしいですね。とは言いますが、多くの患者さんが「内視鏡検査は痛くてつらい」というイメージを持たれているのではないでしょうか。つらさを理由に、検査に二の足を踏む方も多いかと思われます。当院では、気軽に検査を受けていただくために、できるだけ苦痛の少ない内視鏡検査の方法を追求しています。

下剤を飲まない大腸カメラの検査があるそうですね。

大腸内視鏡は検査前に2リットルもの大量の下剤を飲んで腸をきれいにしてから行う検査で、その検査前の下剤を飲むのが苦手な方が多いと思います。味がおいしくなくて大変だとか、大量の水を飲むのを体が受けつけないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういう方のために当院で行っているのが、内視鏡的腸管洗浄法という「下剤を飲まない大腸内視鏡」検査です。手順としては、まず鎮静剤を飲んで、眠ったような状態で胃内視鏡を行います。そして胃内視鏡での観察が終わると、その内視鏡を通して下剤を胃や十二指腸に直接投与します。そうすることで検査前に多量に下剤を飲む必要がなくなり、検査前の前処置に要する時間も短くなりますので、それに伴って検査時間も短縮されるというメリットもあります。

検査のために環境面で工夫されていることはありますか?

鶴留一誠院長 つるどめクリニック4

患者さんに安心して検査を受けていただけるよう、環境面にはこだわりました。その一つが、大腸内視鏡を受けるための前処置室として設けたトイレつきの個室です。院内には3つの前処置室を用意しており、検査前の準備時間をプライバシーに配慮したトイレつきの個室でゆっくり過ごしていただけます。その他にも、インターネットでのウェブ予約を可能にして、休診日や夜間などでも予約できるようにしました。下剤を飲まない大腸内視鏡検査は、同じ日に胃内視鏡と大腸内視鏡の両方が受けられるので、何度も足を運ばなくてはならないという負担も軽減できると思います。近年の内視鏡技術は格段に進歩していますので、苦痛も以前より少なく、より精密な検査を行うことが可能となっています。

検査では、特にどのようなことを意識されていますか?

検査においては、何よりも安全を重視しています。精度にこだわった内視鏡検査で病気を見落とさないよう丁寧に検査することを心がけ、ポリープ切除など一つ一つの病変をしっかり治療することも重視しています。地域から胃がん・大腸がんで亡くなる人を減らすことができるように、これからも合併症のない安全で確実な内視鏡検査・治療を行っていけるように全力を尽くしていきたいと思います。

地域から頼りにされる存在のクリニックに

先生が医師を志したきっかけを教えてください。

鶴留一誠院長 つるどめクリニック5

やはり父親の影響が大きいですね。父は私が通っていた小学校の学校医もしていましたから、健康診断になると学校に来るんです。白衣姿に聴診器でみんなの健康を順番にチェックしている父の姿を見て、かっこいいなと憧れましたね。それと、私が中学生の時に祖父が病気になり、父の診療所に入院したんです。そのまま祖父をこの診療所で看取ることになりましたが、その時に父親のやっていることは命に関わる仕事なんだと強く感じまして、自分もこういう仕事がしたいと思いました。父親の背中を見ながら自然と医学の道に進んだという感じです。

質の高い医療の提供をめざすために、どのような取り組みをされていますか?

父からクリニックを継承したときは私一人ですべての検査を行っていたのですが、現在は火曜日と隔週の土曜日に日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を持つドクターに応援に来てもらっています。そうすることで、より多くの内視鏡検査を行うことができるようになりました。診療放射線技師にも手伝いに来てもらっている状況です。さまざまな医師やスタッフからバックアップをいただくことで、より質の高い医療を提供できる体制が整ってきているのではないかと感じています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

鶴留一誠院長 つるどめクリニック6

私の専門は消化器内科ですので、おなかのことでお困り事があれば自信を持って対応いたします。また、地域の方々の健康管理をしていきたいと考えており、特定健診も実施しています。内視鏡検査は非常に進歩しており、今は昔と違って楽に受けられるようになっています。検査を受けないことで命に関わるような状況にならないよう、もし検査を受けようかどうか悩んでいる方がいらっしゃいましたら、まずはお話だけでも聞きに来ていただけたら幸いです。

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