全国のドクター14,444人の想いを取材
クリニック・病院 156,904件の情報を掲載(2026年8月16日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 熊本県
  3. 合志市
  4. 光の森駅
  5. たかしまこどもクリニック
  6. 高島 悟 院長

高島 悟 院長の独自取材記事

たかしまこどもクリニック

(合志市/光の森駅)

最終更新日:2026/08/13

高島悟院長 たかしまこどもクリニック main

熊本県合志市にある「たかしまこどもクリニック」は小児科として38年間、地域住民の健康を支えている。2026年6月に院長に就任した高島悟先生は、祖父から父へと受け継がれてきた同院の3代目にあたる。大学卒業後に熊本大学病院の小児科に入局し、以降14年間にわたって県内の主要病院で研鑽を積んできた。「お子さんの体と心の心配事はすべて診ていきたい」という高島院長の専門は小児循環器。一般小児科はもちろん、心臓の病気が心配な場合も来院してほしいという。地域の医療機関との連携体制も整えているので、専門機関への紹介もスムーズだ。乳幼児健診や予防接種、アレルギー治療にも注力しているという同院。朝8時30分からの診療や予約システムの導入など、通院しやすい工夫にも取り組む高島院長に詳しい話を聞いた。

(取材日2026年7月14日)

38年にわたって子どもの健康を守ってきたクリニック

まず、先生が医師をめざしたきっかけから教えてください。

高島悟院長 たかしまこどもクリニック1

私の祖父も父も小児科の医師で、クリニックの上が実家だったため、幼い頃から父が診療する姿を見てきました。まさに「生まれも育ちも小児科クリニック」なので、自分も小児科医になることが自然の流れだったように思います。パイロットに憧れた時期もありましたが、ほかの職業にはほとんど関心がなかったですね。当院は38年続くクリニックで、父が今年3月に引退したことを機に、現在は私が3代目院長を務めています。開業で代替わりはしても、建物は開業以来変わっていません。

開業までは県内の病院に勤められていたそうですね。

熊本大学病院の小児科と熊本国立医療センターで臨床を学び、小児科と関連性の高い皮膚科や耳鼻咽喉科などでも研鑽を積みました。その後は熊本赤十字病院や熊本市民病院、熊本地域医療センターなどさまざまな病院で臨床医として働いてきました。メインは小児循環器で、心臓病のお子さんや新生児の治療を担当していました。お子さんの心臓病は、心室中隔欠損症や心房中隔欠損症など先天性の病気であることが多く、薬剤治療のほかにカテーテル治療も行ってきました。しかし、いずれは実家を継承するつもりでいたので、少しずつ準備を進めて現在に至っています。

同院ならではの強みはどんなところにあるのでしょう?

高島悟院長 たかしまこどもクリニック2

まずは、仕事や子育てで多忙なご両親が朝の時間を有効に使えるようにと、毎朝8時30分から診療を開始していることです。さらに院内でも待ち時間を短縮するため、順番が近くなった頃に来院できるアプリによる簡単予約も導入しています。診察に関しては、一般小児科だけでなく、新生児や心臓病のお子さんへの対応経験が豊富なので、些細な体調の変化や学校健診での指摘なども含めて高い専門性を生かした診察が可能です。また県内の主要な医療機関に勤務していたので、精密な治療が必要な場合は適切なタイミングで専門病院につなげることもできます。お子さんの体だけではなく、心も診て健康へ導くことが私のポリシーです。小児科であればどんな疾患でも診察できるように努めていますので、些細と思われるようなことでもご相談ください。

小児の循環器疾患とアレルギー疾患の治療に注力

こちらではどのような診療を受けられるのでしょうか。

高島悟院長 たかしまこどもクリニック3

診療内容は一般小児科と小児循環器内科、アレルギー科です。患者さんは発熱、咳、鼻水など一般的な症状で受診される方が多いですね。以前に比べて感染症のお子さんがかなり少なくなったのは、やはり予防接種が進んでいるからだと思います。同院では、痛みや不快感を伴わずにインフルエンザ検査が簡単にできる機器も導入し、乳幼児健診とともに予防接種を積極的に受けられる体制を整えると同時に、学校健診で心雑音や不整脈などを指摘されたお子さんも受診できるようにしています。また同院をかかりつけ医にしてくださった場合は、夜間でも電話相談が可能です。一人の医師に長く診てもらうことで、お子さんの成長や病歴などを把握して対応ができるという点で、かかりつけ医制度にはメリットがあると考えています。

診療の際に心がけていることを教えてください。

私はもともと子どもが大好きで小児科の医師になったところもあるので、なるべく診察では怖さやつらさを感じさせないように心がけています。とはいえ、病院嫌いのお子さんもいらっしゃるので、診察や治療を頑張ったご褒美として、シールや小さなおもちゃを用意しています。さらに待合室をカラフルにしたり、壁紙をかわいらしいものにしたりと、お子さんが喜ぶような院内づくりも工夫しています。ちなみに当院の看護師は小児科の経験があるベテランぞろいで、注射がとても上手なんです。あっという間に終わるので痛みもほとんど感じないと思います。

特に注力している治療はありますか?

高島悟院長 たかしまこどもクリニック4

やはり小児循環器ですね。放射線被ばくがなく、臓器の動きや血流をその場で確認することが可能な新型の超音波機器によって、心雑音などの症状がある場合や、4・5ヵ月健診での腎臓エコー、おなかのエコーなど必要に応じて各部位の検査が可能です。ほかにも心電図やエックス線撮影装置も備えているので、心臓の基本的な検査ができます。まずは当院での検査で原因を突き止め、診断がついたら、治療が行える専門の医療機関へ相談しています。またアレルギー治療にも注力しています。小さいお子さんに多い食物アレルギーに対しては積極的に検査を行い、対処法をしっかりアドバイスしています。最近増加傾向にあるスギ花粉症やダニアレルギーに対しては、小学生以上のお子さんに舌下免疫療法を行っています。

変わらぬ場所で診療のスキルアップをめざす

思い出に残っている患者さんとのエピソードはありますか?

高島悟院長 たかしまこどもクリニック5

勤務医時代に診療を担当していた小児循環器部門には重症のお子さんが多く、亡くなる方もいらっしゃいました。そうした中でご家族との関わり方には常に葛藤していました。しかし、どんな時にもやりがいを感じています。もともと子ども好きなので、日々の診療では子ども目線の友達感覚でお話するのが楽しいんです。多少甘やかしてしまうところもあると思いますが、親御さんたちも理解してくださっているように思います。

ところで、休日はどのように過ごされているのでしょう。

小学生から高校生までアイスホッケーを、中学生からはバスケットボールもやっていたので、スポーツ全般が大好きです。今は時々ゴルフに行くくらいですが、スポーツ観戦を楽しむ機会は多いかもしれません。7歳になる私の子どもも体を動かすことや外遊びが好きなので、休日は一緒に遊ぶ機会を持つようにしています。家族で南阿蘇へキャンプに行くこともあるんですよ。

最後に今後の目標や展望を教えてください。

高島悟院長 たかしまこどもクリニック6

小児循環器疾患に詳しく、心臓のエコー検査にも対応できるクリニックは多くありません。ミルクを飲む際に苦しそうにしている、呼吸が荒いなど、お子さんの気になる症状があればいつでもご相談ください。今後は、症状がある程度安定している心臓病のお子さんについても、当院で継続的に診療していけるようにしたいと考えています。これからも標準的な治療に遅れをとることのないよう研鑽を重ね、より良い医療を提供してまいります。祖父と父が長年にわたり診療を続けてきたこの地域で、その想いを受け継ぎながら、これからも地域の皆さまの健康を支えていきたいと考えています。