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松本 淳志 院長の独自取材記事

まつもと整形外科

(久留米市/津福駅)

最終更新日:2021/10/12

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2020年5月に「ならはら整形外科医院」を継承し、松本淳志院長が開院した「まつもと整形外科」。柳川県道沿いにあり、駐車場を35台完備するため、久留米市だけではなく筑後市・鳥栖市・みやき町からのアクセスも良好なクリニックだ。肩こり、膝や腰の痛みといった一般的な整形外科疾患をはじめ、スポーツ中のけが、交通事故でのけがなど、幅広い悩みに対応している。優しい笑顔が印象的な松本院長に、同院の大きな特徴であるリハビリテーションや、診療スタンス、今後の展望について聞いた。言葉の端々から、松本院長の患者に対する深い思いやりが感じられた取材だった。

(取材日2021年4月10日)

質の高いリハビリを提供、交通事故・労災にも注力

まずは、クリニックの特徴を教えていただけますか?

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理学療法士が1対1でサポートするリハビリに力を入れている点が一番の特徴です。男性・女性の理学療法士と作業療法士が合わせて10人在籍しています。当院では理学療法士は患者さんの身体の状態をしっかりと評価し、一人ひとりの症状に合わせて適切なリハビリが行える体制を整えています。理学療法士の治療では、身体に触れることで痛みの部位だけでなく全身をしっかりと診ることで、その痛みがどこから来ているのかを把握し、症状に対して適した治療内容を提案できます。ただ薬を出したり、電気を当てて終わるのではなく、しっかりと治すためにリハビリをお勧めしています。痛みの原因や治療内容についても、患者さんに丁寧に説明しながら治療を進めますので、皆さんに安心してリハビリに通っていただいております。また、頸椎や腰椎のけん引器や低周波・高周波の電気治療など物理療法機器が充実しているのも特徴です。

どういった方がリハビリテーションを行うのですか?

肩こりや腰痛が一番多いですね。膝の痛みや手足の痺れ、骨折をして機能回復をめざす方、手術後の方、スポーツ愛好家で痛みがある方、交通事故後で首や腰の痛みがある方など幅広い方が対象となり、利用されています。リハビリが必要かどうか、どういったリハビリを行っていくかを医師が判断して、担当の理学療法士と相談し、一人ひとりに合ったオーダーメイドでのリハビリを決めていきます。リハビリを行っていく頻度や期間は症状によって異なりますが、症状がひどい場合は半年くらいかかるケースもありますが、症状が比較的軽ければ1~2ヵ月程度で終わることもあります。

ほかに、強みとしていることはありますか?

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一般的な整形外科疾患に加えて、交通事故や労働災害でのけが、治療に力を入れていることも大きな特徴です。医師だけではなく、医療事務、理学療法士など、スタッフが皆、交通事故や労働災害に関する知識や治療経験が豊富であることが強みですね。当院には、交通事故後のむちうちによる首の痛みや腰の痛みに悩まされている患者さんがたくさんいらっしゃいます。「レントゲンで異常がないと言われたが、痛みが続いている」「病院を受診したが、鎮痛薬や湿布だけでは不安がある」といったお悩みを抱えておられるケースが多く、私たちスタッフは、そうした患者さんの声に耳を傾けて、その方の思いをくみ取って、診察やリハビリにあたっています。また、保険会社との手続きや、警察署へ提出する診断書の作成などにも対応しており、患者さんがしっかり治療に専念できるようなサポート体制が整っている点も、当院の強みといえるでしょう。

先生の診療におけるモットーは何でしょう?

病気を診るのではなく、人を診ることを大切に診療にあたっています。患者さんの背景をしっかりと理解し、不安に感じていることや訴えたいことをしっかりと聞くようにしています。患者さんご自身に病状を理解していただき、医師主導で一方的に治療方針を決めるのではなく、患者さんの希望に沿って治療を進めるようにしています。そして、患者さんの思いをくみ取り、症状がある限りは必ず向き合っていくというのが、私を含めたスタッフ全員に共通している意識です。自覚症状だけで、画像検査で異常が見つからないこともあります。この目に見えない痛みや障害に対しても、私たちは最後まで責任をもって治療に取り組んでいきます。

患者に笑顔で帰ってもらえるクリニックでありたい

勤務医時代はどのような研鑽を積まれてきたのですか?

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医学部を卒業して医師免許を取得した後、人生の視野を広めたいと思い、1年間オーストラリアへ語学留学をしました。その後は総合病院で外来、骨折や外傷の手術を行ってきました。総合病院の強みである外来と手術を両立しながら、整形外科領域を幅広く学ぶことができました。保存的治療から手術に至るまで数多くの診療を行う中で、「患者さんの身近で課題を解決したい」という思いが生まれ、開業を決意。今に至ります。

開業されて丸1年たちましたが、どんなクリニックをめざしていますか?

かかりつけ医として地域に根差した医療を提供したい、受診してくださった患者さんに笑顔で帰っていただけるようなクリニックをつくりたいと考えています。小さなお子さんからご高齢の方、スポーツ愛好家まで幅広い年齢層を対象に、運動器のスペシャリストとして久留米市および近隣の皆さんのお役に立ちたいですね。そして、リハビリテーションは機能回復を図り、患者さんの満足度も非常に高いと感じているため、理学療法士を増やして、リハビリテーションをさらに強化し、広めていきたいと思っています。施設の老朽化もあり、リハビリ室のスペースも足りなくなったため、来年度にクリニックの全面建て替えを検討しています。クリニックが建て替えられると、リハビリ室も拡張され、最新の設備を整えることができると思います。長期的には医療のみではなく、介護や福祉事業でも患者さんのお役に立ちたいと思います。

どのような患者さんが多いですか?

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午前中は肩こり、膝や腰などの痛みを訴えるご高齢の方がリハビリに来られています。午後は仕事帰りの会社員の方やスポーツをやっている学生、保育園や幼稚園でのけがなどの方など、幅広い年齢層の方が来院されています。交通事故や労働災害などのけがの方なども飛び込みで来院されることも多く、また工場などの作業場でけがを負って、傷の縫合を行うこともよくあります。クリニックで小さな規模ではありますが、久留米市のみではなく近隣の筑後市・鳥栖市・みやき町などからも治らない症状に悩んで当院に来院されます。

医療・介護・福祉まで「何でも相談できる場」をめざす

先生はそもそも、なぜここを開業場所として選ばれたのでしょう?

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私は長崎県諫早市育ちで、大学入学を機に福岡市に住んでいました。医師であった祖父の背中をみて育ったこともあり、手術だけではなくより地域に密着した医療を行っていきたいと思いました。叔父2人が久留米大学医学部出身であったこともあり、久留米市になじみがありました。久留米市で事業継承のご縁もあり、この地域の皆さまのお役に立ちたいと思っております。

お忙しい毎日かと思いますが、休日のリフレッシュ法は?

休日は研究会やセミナーに多くの時間を費やしています。時間があるときは、家族と過ごしていますね。コロナ禍ですので外出先も限られますが、4歳の息子と妻と一緒によく公園に行ったり、カフェに行ったりして楽しい時間を過ごしています。仕事が終わったら、できるだけ早く帰るようにして、「家族と過ごす時間」を大切にしています。

今後の展望とメッセージをお聞かせください。

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超高齢化社会を迎える中で、ただ単に寿命を延ばすのではなく、いかに元気で健康的に過ごせるかが重要となってきます。健康寿命を延ばして、何かやりたいことがあるのなら、それができるようにサポートしていくのが整形外科医である私の使命だと思っています。ウォーキングがしたいし、ゴルフがしたい、テニスがしたい、その想いを実現できるように膝・肩・腰の痛みを患者さんと一緒になって治療していきます。痛みがあるからと運動をやめる必要はありません。当院の強みであるリハビリテーションを行いながら、運動と治療を両立させることもでき、最善と思われる方法を提案していきます。1年後には新しいクリニックに建て替わる予定で、今よりも広いスペースで最新の設備をそろえていきます。地域の皆さまのかかりつけ医として、いつまでも笑顔であふれ、健康的な生活が送れるよう一人ひとりに寄り添った医療を提供できるように取り組んでいきます。

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