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南條 環 理事長、平田 詩乃 先生、平田 慎治 院長の独自取材記事

南條内科

(福岡市早良区/野芥駅)

最終更新日:2025/03/14

南條環理事長、平田詩乃先生、平田慎治院長 南條内科 main

福岡市地下鉄野芥駅から車で5分の住宅地の一角にあるのが「医療法人環栄会 南條内科」だ。南條環先生は、1995年に同院を開業して以降、地域住民の健康維持と病気の早期発見に尽力してきた。2024年9月に建物を一新、リニューアルオープンし、平田慎治先生が院長に就任した。医師計4人体制で、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本専門医機構認定放射線科専門医、日本内科学会総合内科専門医が在籍している。内科疾患を幅広く診ることができる。CT検査や胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)、大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)、超音波検査などの豊富な検査も可能だ。一人ひとりの患者の健康寿命の延伸に力を入れている同院の診療内容や強み、今後の展望などを平田詩乃先生も交え3人の先生に詳しく聞いてみた。

(取材日2023年9月30日/情報更新日2025年2月27日)

長きにわたり地域住民の健康を支えてきた

まずはクリニックの診療科目や設備について教えてください。

南條環理事長、平田詩乃先生、平田慎治院長 南條内科1

【南條理事長】当院は総合的な内科診療を行っています。豊富な検査に加え、呼吸器内科、糖尿病内科、総合内科それぞれの専門医師が在籍していることが当院の特徴です。胃カメラ、大腸カメラ、CT検査、超音波検査などによる迅速で正確な診断も行います。これらの検査は当日結果を放射線科専門医から説明します。緊急性がある場合には適切な処置を行い専門の病院へ救急搬送します。

それぞれの専門分野と、複数医師体制における強みやメリットを教えてください。

【南條理事長】私は胃カメラ、CT、超音波検査による迅速な診断を得意としています。腹部疾患を始めとしたさまざまな病気の診療に携わってきました。
【詩乃先生】糖尿病専門医を取得し、インスリン治療を得意としています。1型糖尿病、妊娠糖尿病なども診ることができます。
【慎治院長】私が専門の呼吸器内科は、喘息や肺炎、肺がんなどが主な対象です。肺は空気を取り込み外界と接すると同時に、多くの血液が流れる臓器でもあり、幅広くさまざまな病気になり得ます。病歴、身体所見に、検査を適宜並行し、適切な対応を行います。総合内科専門医も取得し、幅広い疾患を診られます。異なる専門性を持っているため、クリニックでありながら多岐にわたる症状を診療できるところが強みだと思っています。

2024年9月にリニューアルをされたそうですね。

南條環理事長、平田詩乃先生、平田慎治院長 南條内科2

【慎治院長】はい。2024年9月24日にクリニックのリニューアルオープンをしました。新しいクリニックでは待合室も広くなり、診察室も増え、新しい機器も導入し、医師は非常勤含め計4人となり、スタッフも増員しましたので、より多くの患者さんに貢献できると思います。大腸カメラや、訪問診療も開始しました。また、2階にはメディカルフィットネスジムを作りました。病気がある方以外にも地域住民の方々に広く利用してもらいたいです。近年、呼吸器ケアに対する認識は高まっている一方で呼吸器疾患のリハビリテーションができる施設が少ないことが課題ですが、当院ではこの「呼吸器リハビリ」にも取り組んでいこうとも思っています。

メディカルフィットネスジムについて教えてください。

【慎治院長】メディカルフィットネスジムは疾病予防運動施設とも言われ、基礎疾患がある方でも安全に配慮し安心して行える施設です。当医療法人の附帯業務であり、医療法42条に定めるいわゆる42条施設にあたります。常勤の理学療法士や運動指導をするスタッフもとマンツーマンのパーソナルトレーニング形式で、個別の良質な運動プログラムを提供します。生活習慣病改善、肥満症の方の体重減少、筋力増強、ロコモ予防、腰痛改善などさまざまな目的に対応できます。

充実した検査で病気の早期発見を可能に

患者層や主訴はどのような感じでしょうか。

南條環理事長、平田詩乃先生、平田慎治院長 南條内科3

【南條理事長】高齢者が多かったですが、リニューアルオープン後は徐々に若い方も増えてきました。当院は検査設備が整っているため、福岡市を含めた健康診断や、職場健診などとしての受診も多いです。
【慎治院長】糖尿病内科が専門の詩乃先生や呼吸器内科である私の診療が数年前に始まって以降、さらに糖尿病、呼吸器疾患の患者さんは増えてきており、貢献できている実感があります。

さまざまな検査ができるところは患者さんにとって安心ですね。

【詩乃先生】血液検査だけではがんの早期発見はできません。当院で可能な腹部エコー、胃・大腸カメラ、CT検査により多くの患者さんのがんの早期発見に貢献できると思っています。早期治療して、患者さんに元どおりの生活をしてもらうことが、私たちのめざすところです。私たちが勤務するようになって感じたのは、何世代にもわたって通ってくれている方が多いという点です。それは、父が築き上げてきた信頼関係と、病気の早期発見・治療で患者さんに貢献してきたからだと感じています。

クリニックとして患者さんに頼りにされていることが伝わってきます。

南條環理事長、平田詩乃先生、平田慎治院長 南條内科4

【詩乃先生】患者さんの小さな変化や異常にすぐに気づけるよう、気を配って診療しています。糖尿病の患者さんは、重篤な合併症を起こさない限り、日常生活に支障がない方が多いのですが、大きな病気にならないためにぜひこれからも定期的に来ていただきたいですね。そして私たちが当院に携わることで、もっと若い世代の方たちにも気軽に受診していただきたいと考えています。

患者の健康を維持するためのサポートを強化していく

患者さんへの対応で配慮していることや重要視していることは何でしょうか。

南條環理事長、平田詩乃先生、平田慎治院長 南條内科5

【南條理事長】医学的な主訴そのものだけではなく広い視点で考慮し、患者さんにとって最善のアドバイスをすることが大切と考えています。
【慎治院長】プライマリケアとしてのクリニックの役割を意識しながら患者さんのケアをしています。例えば患者さんがただ長生きするだけではなくて、できるだけ元気な時間を延ばせるよう生活習慣の改善などを提案することも医師の務めだと思っています。

南條先生が開院してからのクリニックの歴史や慎治先生、詩乃先生が勤務を開始した背景などをお伺いします。

【南條理事長】私は1977年に順天堂大学放射線科を卒業して、東京女子医科大学や京都大学、九州大学などで研鑽を積んだ後、開業に至ります。 当時この周辺にクリニックがなかったので、地域住民に医療で貢献したいと思い、ここに決めました。
【詩乃先生】私は日本大学医学部卒業後、九州医療センター、聖マリア病院、白十字病院で勤務しました。幼い頃から父が一生懸命働いている姿を見て医師を志しました。
【慎治院長】私は九州大学工学部卒業後に熊本大学医学部へ進学しました。九州医療センター、熊本大学病院、聖マリア病院、九州大学病院、九州中央病院、福岡赤十字病院などで呼吸器内科医として専門的診療および急性期治療などに携わり、当院の院長に就任しました。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

南條環理事長、平田詩乃先生、平田慎治院長 南條内科6

【南條理事長】リニューアルオープンし大腸カメラも始め、さらに充実したクリニックになりました。
【慎治院長】当院は、検査機器を豊富にそろえ、万が一の場合も病気を早期に発見できる環境を整えています。体の悩みや困り事があれば、いつでも相談に乗りますので、ぜひ受診してください。詳しくは当院のウェブサイトを御覧ください。ネット予約もできます。

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