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田中 亨 院長、田中 美華 副院長の独自取材記事

たなか内科・眼科クリニック 

(北九州市小倉北区/小倉駅)

最終更新日:2026/10/07

田中亨院長、田中美華副院長 たなか内科・眼科クリニック  main

西鉄バスの富野小学校前停留所から徒歩1分。「たなか内科・眼科クリニック」は、1980年の開業以来、40年以上にわたり地元住民の健康を見守ってきた地域密着型のクリニックだ。循環器内科を専門としつつ、一般的な内科疾患も診療している田中亨(とおる)院長と、眼科を担当する妻の田中美華副院長、先代院長で消化器内科が専門の田中昌俊理事長の3人体制で、老若男女問わず、日々さまざまな患者と向き合っている。院内は木目調の壁と観葉植物がマッチしていて、とても落ち着ける雰囲気だ。「気軽に相談する感覚でクリニックに来てほしい」と優しい笑顔で語る亨院長と美華副院長に、同院の特徴や、内科と眼科の連携について詳しく聞いた。

(取材日2023年10月19日)

40年以上にわたり地域に密着した診療を提供

まずはお二人のご経歴や医師をめざしたきっかけをお伺いします。

田中亨院長、田中美華副院長 たなか内科・眼科クリニック 1

【亨院長】1996年に福岡大学医学部を卒業後、福岡大学病院循環器内科に入局しました。そして、福岡市内の病院や、福岡大学病院の救命救急センターで研鑽を積んだ後、2008年に北九州市に戻ってきたんですね。約3年間、北九州市内の病院で勤務して2011年に当院の診療に加わりました。父は消化器内科専門で、現役で木曜以外の午前中に診察しています。子どもの頃から父親の姿を見ていたせいか、迷わず医師への道に進みましたね。人の命に関わる病気を治して救いたいと思っていたので、循環器の医師になりました。
【美華副院長】私は千葉出身で、大学進学をきっかけに福岡に来ました。院長とは同級生で、私も同じく福岡大学医学部を卒業しています。その後は福岡市内の病院で研鑽を積み、子育てと両立しながら仕事をしています。眼科の、「顕微鏡を使って手術で病気を治療する」という点にやりがいを感じ、この道を選びました。

ご夫婦でとても仲が良さそうな雰囲気が伝わってきます。

【亨院長】私たちは大学の同級生ということもあり、ずっと友達感覚で過ごしてきています。家でも職場でも一緒なのですが、クリニックでは診療科目が違うため、完全に別々です。そこはメリハリを持って仕事をできていると感じます。必要な時に連携を取り、普段はそれぞれの患者さん一人ひとりに集中できるため、うまくやれています。もちろん夫婦ですから、けんかをすることもありますよ(笑)。でも基本的に昔から、お互いよくしゃべりよく笑うので、それが周りにも伝わっているのでしょうか。

患者さんへの接し方で心がけていることはありますか?

田中亨院長、田中美華副院長 たなか内科・眼科クリニック 2

【亨院長】患者さんにわかりやすく丁寧に説明するのが一番ですね。あとは、できるだけ患者さんの背景も伺うようにしています。そうすることで、何かあったときに近くに家族がいればお呼びして説明できますし、一人暮らしであれば、何か起こった時の対応をあらかじめ考えられるんです。単に病状を改善するだけでなく、患者さんの生活を丸ごとサポートするような感じで対応できたらいいなと思っています。
【美華副院長】患者さん自身がどういう病気で、どのような治療が必要かということを丁寧に説明しています。わからないまま治療や話が進んでしまうと不安になりますから、安心・納得してから帰ってもらうために誠実な対応を心がけています。また、私は眼科医であると同時に3児の母でもありますから、怖くて泣いている子の診療もお任せいただければと思います。

内科と眼科の連携で地域の健康を支える

どのような時に内科と眼科の連携が必要になるのかを教えてください。

田中亨院長、田中美華副院長 たなか内科・眼科クリニック 3

【亨院長】糖尿病の患者さんが一番多いですね。糖尿病の合併症として、「糖尿病網膜症」に注意が必要です。ですので、患者さんには必ず年に一度の眼科検査をお願いしています。当院の内科は生活習慣病の方も多くいらっしゃいますから、糖尿病で受診される患者さんも多いんです。糖尿病網膜症は失明の原因にもなるため非常に怖い病気なのですが、初期はほとんど自覚症状がありません。そのため、定期的に通ってくれている患者さんには、私たちがしっかりフォローをする必要があるんです。
【美華副院長】逆に目の不調で受診されて、糖尿病網膜症が見つかることもあり得ます。その場合は当然、目の治療だけでなく内科の受診もしてもらわなければなりません。眼科で受診しても、実は頭痛もするなどの別の症状がある方がいると思います。そのような患者さんはすぐに内科をご案内します。

内科と眼科は密接な関係があるということなのですね。

【亨院長】そうですね。特に糖尿病に関しては、内科と眼科は切り離せません。それ以外でも、風邪で受診した方で目が充血していたら、眼科をご案内します。患者さんにとっては一度の通院で済むので都合がいいのではないでしょうか。特に、高齢の患者さんは病院をはしごするのは大変ですから、当院がお役に立てるといいですね。また最近は、当院の眼科をきっかけに、新たに内科に来院されるというケースも増えてきました。「以前来たことがある」という安心感から当院を選んでくれているようで、うれしく思います。患者さんの受診に対するハードルを下げながら、今後も通いやすいクリニックを継続したいですね。

やはり患者さんは地域の方が多いのでしょうか?

田中亨院長、田中美華副院長 たなか内科・眼科クリニック 4

【亨院長】はい、特に内科は地域の方が多いです。主に65歳以上の方で、さまざまな主訴で来られますよ。胸が痛い、動悸がする、頭やおなかが痛い、といった症状が多いですが、当院を窓口として受診していただき、必要に応じて大きな病院にもご紹介します。紹介する時は患者さんの希望を聞き、ベストな選択ができるようサポートします。
【美華副院長】眼科に関しても、高齢の患者さんが多いですね。白内障の方もいらっしゃいますし、高齢に伴い目が見えづらくなった方も多いです。あとは、この周辺は学校がいくつかありますから、登校前に受診するお子さんもいますね。「ちょっと寄ってみた」という感じで気軽に受診していただきたいです。

地域住民に気軽に来てもらえるクリニックをめざす

先生方をはじめ、スタッフさんたちもとても明るい印象です。

田中亨院長、田中美華副院長 たなか内科・眼科クリニック 5

【亨院長】そうですね。現在、当院は医師3人、看護師6人、受付2人の体制でやっていて、どのスタッフも明るく、患者さんとも仲良くしてくれています。特に指導していなくても電話対応が完璧だったり、対応が優しかったりするので、私たちも助かります。地域の方に安心して通ってもらうには、最初に患者さんと接する受付や看護師の対応が重要なんですね。その印象で今後通うか通わないかが決まるといっても過言ではないので、明るく丁寧なスタッフが集まっているのはありがたいことです。

スタッフさんと患者さんのコミュニケーションも良好なんですね。

【美華副院長】そうですね。「顔を見に来ましたよ」と言ってくれる患者さんがいるくらい、スタッフとなじんでいます。眼科を受診した方が、スタッフと顔なじみだからということで内科を受診することもあるので、とてもいい雰囲気です。接遇だけでなく、私たちスタッフは定期的に院内で勉強会をして、より質の高い医療を提供できるよう知識を増やしたりアップデートしたりしています。患者さん目線で考えると、抵抗なく受診できて、しっかり症状が改善できるクリニックに通い続けたいと思うはずなので、今後もモチベーション高くやっていきたいです。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

田中亨院長、田中美華副院長 たなか内科・眼科クリニック 6

【亨院長】これからも、地域密着型で地域の皆さんが通いやすいクリニックにしたいですね。このエリアは高齢者が多いため、何かあった時にすぐに受診できるかかりつけ医でありたいです。高齢の方はだんだん足腰が悪くなりますが、当院はバリアフリーで、車いすでも問題なく通えるのでご安心ください。一方で、受診の予約が24時間インターネットでできることから、若い世代の人を中心に新規の患者さんも増えています。患者さんに当院を選んでもらうために、今後も質の高い医療と接遇の面を意識して続けていきたいと思います。
【美華副院長】とにかくなんでも気軽に相談に来てほしいですね。私も子どもが3人いますから、母親目線で相談を受けることも可能です。お子さんの目に関するお悩みがあれば、ぜひ当院にいらしてください。