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痛みや不快感の軽減にも注力
病変の早期発見に有用な内視鏡検査

もりお内科

(広島市中区/舟入幸町駅)

最終更新日:2025/12/26

もりお内科 痛みや不快感の軽減にも注力 病変の早期発見に有用な内視鏡検査 もりお内科 痛みや不快感の軽減にも注力 病変の早期発見に有用な内視鏡検査
  • 保険診療

胃の検査では嘔吐反射、大腸の検査では挿入時の痛みなど、内視鏡検査には不快感という印象がつきものだ。しかし最近では、挿入する内視鏡もコンパクトになり、口からではなく鼻から挿入する経鼻内視鏡が普及。鎮痛剤・鎮静剤を用いて挿入時の痛みの軽減を図るなどさまざまな工夫もされているという。こうした痛みや不快感の軽減に積極的に取り組んでいるのが「もりお内科」の盛生慶(もりお・けい)院長。消化器病および消化器内視鏡のスペシャリストとして長年腕を振るっている。2023年の厚生労働省の統計によると、女性のがん死亡原因の1位は大腸がん、男性では大腸がんが2位、胃がんは3位となっている。「内視鏡検査ではこれらの病変を早期発見できるので拒まずに受けてほしい」という盛生院長に、消化器内視鏡検査について詳しく聞いた。

(取材日2025年12月8日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q内視鏡検査ではどのような病気がわかりますか?
A

胃内視鏡検査も大腸内視鏡検査も検査の一番の目的はがんの早期発見です。胃がんも大腸がんもある程度進行するまで自覚症状は出ないため、定期的な検査が必要です。腹痛、食欲不振、慢性下痢、血便など、消化器症状を来す疾患はがん以外にもさまざまあり、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、ポリープ、腸炎などはある程度の頻度で認めます。また、消化管はメンタルの影響を受けやすいため、最近では機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群など、ストレス性の消化器疾患が増えていますが、そういった疾患は内視鏡画像上は異常を認めないということが治療のために大事な所見になってきます。

Q内視鏡検査を受けるメリットについて教えてください。
A

やはり大腸がんや胃がん、ポリープなどが早期に発見できることです。胃がんも大腸がんも見つかるタイミングで予後や治療による体への負担が大きく変わってきます。もちろん、消化器症状でお困りの方に関しては、原因検索を行うことで正しい治療につなげられるというメリットがあります。

Qこちらのクリニックの内視鏡検査の特徴は何ですか?
A

当院では、胃の内視鏡検査で管の細い経鼻内視鏡を採用しています。従来の口から入れる検査に比べて吐き気を感じにくく、喉の違和感も少ないため、負担の軽減が見込めます。大腸内視鏡では、おなかの張りを和らげるために送気に二酸化炭素を用いるほか、鎮痛剤・鎮静剤を使用することで苦痛の軽減に努めております。また、内視鏡のズーム機能を用いることでより詳細な内視鏡診断を行い、治療の要否をその場で判断できるようにしています。ポリープが見つかった場合は、その場で切除することも多く、日帰りでの対応が可能です。大きな病変の治療はできませんが、そのほかは大規模病院での検査と同等のサービスを提供しています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1事前診察と予約
もりお内科 事前診察と予約

大腸内視鏡検査は、まず診察を受けてから予約の日時を決めて、事前準備のための下剤を持って帰る。ただし、胃の内視鏡検査の場合は診察なしでも予約が可能。患者の受診のハードルを下げるため、同院では現在、簡単に予約ができるウェブシステムの導入を進めている。

2検査前の問診と事前説明
もりお内科 検査前の問診と事前説明

検査前には患者の既往歴などを含めて問診。食事制限や鎮静剤使用の注意点について詳しい説明がある。大腸内視鏡検査に関しては日頃の便通についても詳しく聞き取りがある。検査前日には下剤を服用。その後、検査までの6~8時間は絶食が必要だが、水、緑茶や紅茶は飲むことができる。

3検査の実施
もりお内科 検査の実施

個室にて実施。患者の希望によっては、鎮痛剤の使用にも対応可能。胃の内視鏡検査では、咽頭、食道、胃、十二指腸を観察、大腸内視鏡検査では小腸の末端と、全大腸の観察を行う。胃の検査は7分程度、大腸は20分程度で終了。1cm前後のポリープは除去し、疑わしい病変があれば組織を採取して外注の病理検査に回される。

4リカバリー室にて休憩
もりお内科 リカバリー室にて休憩

検査終了後、鎮静剤を使用しなかった場合は検査終了後すぐに帰宅できるが、鎮静剤を使用した場合は、足もとのふらつきや眠気が生じるためにリカバリー室で約1時間休憩。その後の経過を観察し、患者の状態に応じて帰宅のタイミングを調整。

5診察室での検査結果説明と今後の説明
もりお内科 診察室での検査結果説明と今後の説明

検査結果の説明は基本的に当日、診察室で行われる。大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合は、たとえがんの疑いがなくても、数年ごとに定期検診を受けることが推奨される。異常がある場合は症状に合わせた説明が行われる。

ドクターからのメッセージ

盛生 慶院長

消化器の病気は自覚症状が出にくい分、早期発見が何より大切です。日頃から腹痛や食欲不振、貧血、便秘、黒い便が出るなどの症状のある方は注意が必要です。しかし、内視鏡検査はあまり気持ちの良いものではなく、かつて嫌な思いをされたという方も多いでしょう。当院では、患者さんのそうした不快感や痛みをいかに軽減するかに重きを置き、経鼻内視鏡や鎮痛剤・鎮静剤を使用した検査にも対応しています。検査を躊躇しているうちに病変の発見が遅れてしまうのはとても残念なことです。特に鎮静剤を使用した検査では、眠っている間に終了しますから、ぜひ一度検査を受けていただきたいです。

盛生 慶院長 もりお内科
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