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吉武 信 院長、吉武 恭子 副院長の独自取材記事

岡山西眼科

(岡山市北区/岡山駅)

最終更新日:2023/04/28

吉武信院長、吉武恭子副院長 岡山西眼科 main

JR吉備線・備前一宮駅から国道180号線経由で徒歩17分の場所にある「岡山西眼科」。初代院長の吉武晃医師が開業して以来、地域住民の目の健康を長年見守ってきた。2020年春、晃初代院長の息子夫妻の吉武信院長・吉武恭子副院長が引き継ぎ、院内設備も一新した。信院長と恭子副院長は大学病院や総合病院で研鑽を重ね、更に信院長は神戸市立神戸アイセンター病院で医局長を務めるなど、先進の眼科診療に携わった実績を持つ。同院ではアレルギー性疾患や結膜炎、眼鏡・コンタクトレンズなどの一般眼科だけでなく、緑内障診療や白内障手術、網膜硝子体疾患の手術まで幅広く対応している。詳しい診療内容について信院長と恭子副院長に話を聞いた。

(取材日2023年2月22日)

しっかり患者と向き合い、質の高い医療を提供したい

医師を志したきっかけを教えてください。

【信院長】両親ともに眼科の医師で、父は当院で、母は中区にある高島眼科で院長を務めていました。子どもの頃から両親の姿を見ていたせいか、物心ついた時には医師の道を志していました。眼科は臓器としては限定的・局所的ですが、診療においては診断から治療・手術と疾患の経過に最初から最後まで関われることが醍醐味だと思っています。もちろん全身や他の臓器からの合併症で目の症状が出る場合もあるので、しかるべき診療科との連携も欠かせません。
【恭子副院長】父が耳鼻咽喉科の医師で、患者さんと誠実に向き合っている姿をずっと見てきました。「医師になりなさい」とは言われませんでしたが、自然とこの道に進むことを選びました。

クリニックを引き継いだ時は、どのような思いがありましたか?

吉武信院長、吉武恭子副院長 岡山西眼科1

【信院長】一宮地域は自分が幼少期を過ごした場所で、思い入れのある場所なので、地域医療に貢献したいとの思いがありました。そのために、大学病院や総合病院で先進の医療に携わってきた経験を生かし、高度な医療を提供できるクリニックにしたいと思いました。自分はこれまで、京都大学医学部附属病院や大津赤十字病院、兵庫県立尼崎病院(現・兵庫県立尼崎総合医療センター)で臨床経験を積みました。いずれも網膜と硝子体の疾患に強みを持っている施設で、数多くの硝子体手術に携わってきました。京都大学医学部附属病院では糖尿病の合併症である糖尿病網膜症の研究を行っていました。その後、神戸市立神戸アイセンター病院では糖尿病網膜症専門の外来でチーフを務め、網膜硝子体疾患の治療にあたってきました。クリニックを引き継ぐにあたり自分が得意としている網膜硝子体疾患の診療をより充実させ、硝子体手術まで対応できるように機器をそろえました。

診療体制を教えてください。

吉武信院長、吉武恭子副院長 岡山西眼科2

【信院長】自分と副院長、そして私の父と3人が交代しながら、基本的に医師2人体制で診察をしています。2人体制にすることによって患者さんの待ち時間も減り、診療に時間をかけられます。患者さんとしっかり向き合って丁寧に診察することができるので、診療の質の向上にもつながっていると思っています。診察医師が変わることで患者さんに不安を与えないように、医師同士で連携を取り、患者さんの病状や治療方針などを共有しています。診察医師の希望がある場合は、主治医制になるように対応していますので、お気軽にお申し出ください。

先進の機器を使った検査や網膜・硝子体の手術にも対応

患者さんの年代や主訴などの傾向を教えてください。

【信院長】学校で眼科検診があった後は、子どもさんがよく受診されます。コンタクトレンズを希望される若い方もいますし、農業に従事される高齢の方も多くアレルギーによる目の痒みや目のかすみで受診される人もおり幅広い年代の方々に来てもらっています。
【恭子副院長】ご高齢の方が多い地域ですので、白内障、緑内障、加齢黄斑変性など、加齢により有病率が増える疾患の方が多いですね。ご自分で気にされて受診される方もいますが、他のお悩みで受診され検査をしたら緑内障だったなど、思わぬ疾患が見つかるケースもあるので注意して診察しています。

どのような検査が受けられますか?

吉武信院長、吉武恭子副院長 岡山西眼科3

【恭子副院長】基本的な検査としては、視力検査、眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査、眼底検査などがあります。その結果、気になることがあれば疑われる疾患に応じて必要な検査を行い総合的に判断していきます。
【信院長】白内障の具合は細隙灯顕微鏡で確認できますが、緑内障や加齢黄斑変性など目の奥の眼底の病気は更に精密な検査機器を使って詳しく調べる必要があります。網膜の断層画像を解析する検査では網膜の神経の厚みを測定したり、網膜の状態を詳しく調べることができます。また当院で導入している広角眼底カメラは、瞳孔を開くための点眼をしなくても眼底を広範囲に撮影できます。ですので糖尿病網膜症のチェックも短時間で行えますし、検査後も自分で運転することができます。

手術では、どのような疾患に対応していますか?

吉武信院長、吉武恭子副院長 岡山西眼科4

【信院長】白内障手術だけでなく、目の奥の網膜硝子体疾患に対する硝子体手術も可能です。いずれも日帰りで手術を行っています。今後、笑気ガス麻酔の導入を予定しており、患者さんにはリラックスした状態で手術を受けていただけるかと思います。白内障手術では、保険診療で使用可能な多焦点眼内レンズも取り扱っています。硝子体手術の適応となるものには、物が歪んで見えたり、視力が低下する黄斑前膜や黄斑部に穴が開く黄斑円孔、放置すると失明してしまう恐れもある網膜剥離などさまざまな疾患があります。当院では硝子体手術の適応となる疾患すべてに対応しています。また緑内障に対するレーザー治療や緑内障手術も行っています。

早期発見・早期治療で大切な目を守りたい

診療の際に、どのようなことを心がけていますか?

吉武信院長、吉武恭子副院長 岡山西眼科5

【信院長】早期発見、早期治療です。緑内障のように無症状のまま進行する疾患もありますし、他の疾患でも両目で見ているから片目が悪くなっても気がつかないこともあります。適切な検査で異常を見逃さないことが重要です。また脳の病気など目以外の病気でも見え方に影響するものがあります。検査で目に異常がなくても、他の病気が疑われる時には、しかるべき医療機関を速やかに紹介いたします。
【恭子副院長】患者さんが話しやすい雰囲気づくりです。私自身、医療機関を受診するとき「症状や経過をうまく話せるかな」と緊張するので、患者さんが存分に思ったことを伝えられるようにしたいと思っています。それから手術後の患者さんがリカバリー室で休んでいる時は、必ず顔を出して「ご気分は悪くないですか?」とお声掛けして、安心していただけるように心がけています。

スタッフの育成や患者さんとのコミュニケーションで工夫していることはありますか?

【信院長】スタッフとは普段から連絡・報告を密にして、毎週1回、全体のミーティングを行っています。患者さんの声や院内の出来事などの情報共有を図り、改善点をみんなで話し合っています。そして月に1回は全スタッフを対象に勉強会を開き、各自が気になる分野やトピックスを調べて発表し、ディスカッションを行います。新しい薬や機器、製品が出た時には、外部の人にも説明会をしてもらいスタッフが常に新しい情報を把握し、知識をアップデートできるように努めています。
【恭子副院長】患者さんも医師よりスタッフのほうが声をかけやすいということもあるかと思います。そういう時に勉強会で得た知識を役立てて、ちょっとした質問なら答えられるようになればいいなと思います。患者さんにとって医療スタッフも頼れる存在ですからね。

最後に、今後の豊富と読者へのメッセージをお聞かせください。

吉武信院長、吉武恭子副院長 岡山西眼科6

【恭子副院長】患者さんから「いい先生に出会えて良かった」と言っていただけるように、常にプロ意識を持って診療にあたりたいと思っています。プライベートの時間は家事や育児で忙しくしていますが、講演会のオンライン配信を食事中に見たりして日々勉強しています。プロとして日々新しいことを勉強し、知識や技術をアップデートしていきたいですね。
【信院長】今の診療をきっちり継続することを大切にしながら、必要な部分は改善して患者さんに還元していきたいですね。それからこの地域は生活に車が欠かせない方が多いので、視力を保つためにお役に立ちたいと考えています。眼科の疾患には、無症状のまま進行して失明に至るものもあるので早期発見のためにも、症状の有無にかかわらず定期的な目のチェックをお勧めします。気になることがあればお気軽にご相談ください。

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