林医院

林医院

林 功院長

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甲子園口駅から徒歩3分の場所にある「林医院」。独自の体制で診療にあたる、遠方から通う患者も多いクリニックだ。診療内容は糖尿病内科、甲状腺・内分泌代謝内科、一般内科。「一人ひとりの患者さんに合わせたチーム医療でしっかり丁寧にサポートしていきたい」と語る林功院長は、穏やかな笑顔とざっくばらんな人柄に包容力が感じられるドクターだ。院内に一歩入ると、吹き抜けの大きな窓から日の光が差し込み、床やドアなどに天然木と白壁が配された空間は、クリニックとは思えないような“ホッとできる空間”。これも待合室で過ごす患者のストレスを少しでも軽減させるよう、林院長の配慮からなる設計なのだとか。そんな林院長に、糖尿病の診療・治療へのこだわりなどについて聞いた。
(取材日2019年2月28日)

専門の医師と医療スタッフによる“多職種チーム医療”

―開院した時期と経緯についてお聞かせください。

開院したのは、2014年です。大学を卒業してから大阪大学医学部附属病院の分子制御内科に入局し、その後市立伊丹病院・大阪大学医学部附属病院・吹田市民病院での勤務を経て、さらに専門的な知識を得たいと思い関西労災病院へ。当時糖尿病内科に臨床でよく知られる先生がいらっしゃったので、その先生を慕って糖尿病内分泌内科で6年間勤めさせていただき、その後開院しました。このクリニックでは、糖尿病内科・内科・リハビリテーション科を掲げていますが、約7割は糖尿病の患者さんです。

―糖尿病にはいくつか種類があるそうですね。

糖尿病って、皆さん1種類だと思っている方が多いんですが、1型糖尿病と2型糖尿病、その他の糖尿病、妊娠糖尿病と分類は多種にわたるんですね。その中でも大きく分けると1型と2型に分かれていて、これはもうまったく違う病気と考えられます。2型は生活習慣病を中心に血糖値が上がり、加齢とともに悪化していきやすい傾向があるんですが、1型糖尿病というのは自己免疫機序などでいきなり発症してしまう。そして、インスリンを打たないことには生存ができない状態まで追い込まれてしまうことも。発症する年齢は幅広く、乳幼児が発症することもあります。

―こちらの糖尿病の診療における特徴はなんでしょうか?

1型糖尿病専門の外来を設け、多職種によるチーム医療で糖尿病の診療にあたっていることです。クリニックでありながら、臨床心理士・理学療法士・栄養士・検査技師までそろえて、多職種によるチーム医療でそれぞれ抱える問題や環境が違う患者さん一人ひとりに合わせて対応しています。診察室で僕が診られる時間は限られていても、チーム医療をしていると、患者さんに必要なことをそれぞれの専門スタッフが1時間でも2時間でもたっぷり時間をかけて療養指導をすることができます。なので、より丁寧にしっかり対応していくには、チーム医療というのはとても大事だと思っています。治療方針としては、僕の考え方をスタッフが共有し、それぞれのスタッフの専門分野での知識を集結して患者さんに対応していくという感じですね。

―開業時から心がけていることは?

開業時からの一つの目標が、大学病院と同じレベルの医療を提供しようということです。大学病院や基幹病院で勤務していて思ったのは、学生や働いている人は、限られた予約外来の時間内に通院するのは難しいなということ。でもクリニックだと、夜診や土曜日の診療があるので通院しやすい。だからこそ、クリニックで高いレベルの診療を提供できるような環境を整えることを、常に心がけています。



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