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横山 和武 院長の独自取材記事

横山クリニック

(西宮市/香櫨園駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪神本線の香櫨園駅から徒歩約7分のところにある「医療法人社団緑会 横山クリニック」は1989年の開業以来、地域に密着し、一般外科はもちろん、内科領域まで幅広く診療を行っている。これまでの経験を生かし、おなかに関わる疾患に力を入れる横山和武院長は、内視鏡検査において、検査時の苦しさをできる限り軽減することを心がける。また胃では経鼻内視鏡の使用、大腸では鎮痛剤の併用や、検査前処置の下剤内服量を少なくするなどの工夫に努める。地域のかかりつけ医として患者一人ひとりに向き合う横山院長に、クリニックの特徴や診療の際に心がけていること、今後の展望などについて話を聞いた。
(取材日2019年5月9日)

生まれ育った街の地域医療への貢献をめざして

まずは医師をめざしたきっかけや、これまでの経緯を教えてください。

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私は西宮市で生まれ育ち、高校の時、阪神・淡路大震災を経験しました。その際、医師の父がケガをした人や困っている人を診ている姿を見て、「人のためになる良い仕事だな」と感動したのがきっかけです。そして大阪医科大学に進学し、消化器外科を専門に選びました。卒業後は、大学病院と救急救命センターで2年間研修医として勤務し、南大阪病院を経て、大学院で博士号を取得、谷川記念病院に勤務しました。外科の領域を診ており、手術をすることも多かったのですが、失敗とも隣り合わせですから毎回重い緊張感がありました。ただその分、手術がうまくいき、患者さんから喜ばれるのが非常にうれしく、外科の医師のやりがいだと感じていました。そんな中、2017年より2代目院長として当院を継承することとなりました。

もともとこちらのクリニックを継ぐことを考えていたのでしょうか。

いえ、初めはそこまで考えていませんでした。当院は父が1989年に開業しましたが、震災によって建物がダメージを受けており、場所的にもわかりづらかったので、2017年に現在の場所に移転したんです。そのタイミングでこれまでの経験を生かして地域医療に貢献しようと思い、継承することにしました。また、この付近には外科の先生が少なかったので、生まれ育った地域のお役に立て、私にしかできない医療ができればと思ったのも理由の一つです。当初は、患者さんの考え方や思いを理解しながらやっていくのは難しいと感じることもありましたが、一人ひとりに関わりながら、納得してもらえる医療をめざそうと奮闘してきました。

駅からここまで歩いてきましたが、すてきな街並みですね。こちらの地域についても教えてください。

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最近はマンションが増え、外から引っ越してきた若い世代、小さな子どものいるファミリー層も多く、活気のある街だと感じます。患者さんの層は子どもから高齢者までさまざまですが、父の代から通われている方も多く、医療に対する意識の高い方が多いですね。例えば「この症状はこの先生に診てもらっているから、この部分だけでいいです」といった形で使い分けている方もいらっしゃいます。そういう意味では、私の担当はおなかなので、専門的なところをしっかりお話しできるよう心がけています。もちろん、風邪や体調がなんとなくすぐれないといったご相談で来院される患者さんもいらっしゃいます。

消化器外科の経験を生かし、内科的な診療を行う

内視鏡検査も行っているのですね。

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おなかや胃に悩みを持った人を、あちこちの病院を渡り歩くことのないよう、一貫して検査・治療できる体制を整えています。といっても、検査を行うこと自体が大切なのではなく、病気の早期発見・早期治療が重要と考えているからです。私はこれまで外科の医師として、手術も多く行ってきました。ただ、手術をすることはリスクが伴いますし、患者さんにも負担が大きいものです。なるべく手術が必要な状況になる前に、定期的な検査でもし何か異常があれば早めに見つけることが重要だと強く感じるようになりました。ですから当院では外科的視点からも内科的疾患を診ることができることが特徴だと思っています。

横山先生の外科の医師としての経験は、どのように生かされているのでしょうか。

例えば、内視鏡検査を行っている際に、何か異常が見つかった場合、その後を踏まえた検査を行えることです。もし異常か見つかり手術が必要となった場合は、病院の外科の先生にどういう状態なのかをしっかりお伝えしなければなりません。私の場合は外科の経験もあるので、写真の撮り方など、その後手術する医師が診断しやすいように撮影することを心がけています。また、それがどのような病気の可能性があるのか、病院に行った際にどのような措置が行われるのかなどはある程度予想でき、説明できるのもこれまでの経験があったからだと思います。当院では逆もしかりで、大きな病院で何か診断を受けた際に、病院の医師にあまり質問ができなかったり、この先の治療に不安を抱えている人が「もう少し詳しく、わかりやすく説明してほしい」と相談に来る方もいますね。そういったご相談も気軽にしていただければと思います。

診療の際に心がけていることはありますか?

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患者さんと同じ目線で、「一緒に考え、病気を治す」というスタンスで診療していきたいと考えています。ですから、思っていることを全部言ってもらえる環境づくりを心がけています。「言いたいけど、言えなかった」というようなご意見もよく聞くので、私自身は患者さんにどのようなことでも気軽に言ってもらえるよう配慮しています。もやもやしたままではなく、すっきりして帰っていただくことと、患者さんに不安を与えず、納得して治療を受けていただくことを大切にしています。そのために、第一にコミュニケーションを取り、信頼してもらえる環境で診療をしていくことを心がけています。待ち時間が出てしまう時も多少ありますが、一人ひとりをきちんと診ていくことを最優先に考えながら、診療にあたっています。

予防と健康管理の大切さを啓発していきたい

希望者が気軽に受けられるような検査も用意されているそうですね。

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健康診断の一環として、各患者さんが気になる症状の検査を「mini健診」と名づけて行っています。貧血が気になる方はその検査だけ、ピロリ菌の感染が気になっている方にはその検査だけを、お酒をよく飲む方には肝臓の機能の検査だけをする。つまり、それぞれ心配している部分だけを確認することができます。予約も必要とせず、採血をするだけなので、診療を待っている間に受けていただくことも可能です。自費になりますが、通常の健康診断のように大がかりではないため、気軽に検査できることが特徴です。まだ始めたばかりですが、これから力を入れて取り組んでいきたいと考えています。こういった手軽に受けられる検査をきっかけに、病気にならないようにするための予防医学的な医療と、健康管理の大切さを訴えていきたいです。

今後の展望について教えてください。

地域の人たちに「ここに来れば何とかしてもらえる」と思ってもらえるようなクリニックにしていきたいです。消化器外科が専門ですが、別の症状でも気軽に相談してもらえたら、適切な医療機関に紹介できるよう全力で対応いたします。そのためには他の医療機関の先生とのネットワークもどんどん広げていきたいです。医師としての展望は、自分が受けたいと思えるような医療を実践できるようにしていきたいですね。また、良いクリニックをつくっていくためには、スタッフとの関係も大切です。患者さんの中には医師である私よりも、スタッフのほうが話しやすいという方もいらっしゃいますから、医師とスタッフの連携はしっかり行っています。和気あいあいとした環境で、スタッフ同士も仲良く、話しやすい雰囲気の活発なクリニックにしていきたいです。

読者へのメッセージをお願いします。

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人に言えないような悩みや解決しない症状があれば、我慢せず早めに受診いただきたいです。治療時間や費用の面でも、早ければ早いほど良いと思います。近年は、検査の苦痛も軽減され、気軽に受けられるようなものも多くなってきています。「怖いから病院に行きたくない」「心配だけど嫌だから行かない」と決め込まず、軽い気持ちで来ていただきたいです。これからも「行って良かった。相談してみて良かった」と思ってもらえるよう、日々診療していきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ピロリ菌検査/2500円、貧血検査/500円、肝機能検査/500円、内視鏡検査/1万円~

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