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光田 昌弘 院長の独自取材記事

みつだ整形外科

(明石市/西明石駅)

最終更新日:2024/01/12

光田昌弘院長 みつだ整形外科 main

西明石駅から徒歩3分の場所にあるビルの、2階と3階に入る「みつだ整形外科」。院長を務める光田昌弘先生は、岡山大学整形外科教室の関連病院8ヵ所で長く研鑽を積み、1998年に同院を開業した。「痛みを抑える治療だけではなく、リハビリテーションを充実させて体の機能改善やケガの予防に役立てたい」と、2階の外来診療フロアに加え、3階にはリハビリテーション室を設ける。今回、「患者さんに合った治療を提供したい」と語る光田院長に、医師をめざしたきっかけから現在に至るまで、また診療にかける思いなど、たっぷりと話を聞いた。

(取材日2023年1月12日)

開業医の父の姿を追い、医師の道へ

はじめに、先生が医師をめざしたきっかけを教えてください。

光田昌弘院長 みつだ整形外科1

内科の医師をしていた祖父と父の影響が大きいですね。父は開業医で、1階が診療所、2階が自宅という造りだったものですから、診療をしている父の姿を小さい頃から目にしていました。そのため、私自身も医師になろうと自然と思うようになっていったんです。父のクリニックは往診にも対応していたので、夜中でも呼び出しがあれば患者さんのもとへ駆けつけていました。そういう姿を見て医師は大変だなと感じることもありましたが、その分やりがいがあるのではと思い、高校時代に進路を決める時に、私も医師になろうと決意しました。

先生が整形外科の医師になったのはなぜですか?

大学は川崎医科大学へ進学し、卒業後は出身である岡山に戻り、岡山大学整形外科教室の関連病院8ヵ所で研鑽を積みました。医学生時代に実習で骨折の手術を見て、また、整形外科の病棟は明るく活気のある雰囲気だったことも、私の性格に向いていると感じました。そして40年前の時代でも、今後日本は高齢化社会へ突入していくことが認識されていたため、高齢者が増えていくにつれ、整形外科の必要性が高まるのではと感じ、整形外科を専門に選びました。勤務医をしていた頃は、専門である膝や股関節の手術に携わりました。患者さんの治療をすることに大きなやりがいを感じていました。

開業に至った経緯を教えてください。

光田昌弘院長 みつだ整形外科2

実のところ、開業は考えていなかったのですが、阪神淡路大震災が起こり、当時勤めていた神戸の病院が大きな被害を受けて、別の病院へ勤務地が変わったことがきっかけです。整形外科の医師は私1人で、外来や当直などすべて1人で行うハードな生活は、なかなかつらいなと(笑)。そして今後も長く医師として活躍していくためには開業することもいいのではと思うようになり、1998年に「みつだ整形外科」を開業しました。西明石にクリニックを構えたのは、当時は実家がまだ岡山にあったことから、新幹線の駅もあるこの場所がアクセスに便利だと感じたからです。以来20年間、この地に根づいて診療してきました。今、明石市は子育てに優しい街として話題になっていますが、非常に住みやすい街だと感じていますね。

体の機能回復、向上を助けるリハビリテーションを充実

クリニックにはどのような患者さんが多いのですか?

光田昌弘院長 みつだ整形外科3

主訴としては、ご年配の方は膝や腰、肩、首の痛みで来られる方が多いですね。働き世代は、新型コロナウイルス感染症の流行下によるリモートワークの増加で、首の骨が真っすぐになるストレートネックの症状が増えてきているように感じます。また若い世代はスマートフォンの使いすぎにより、手指の痛みやしびれなどの症状も増加しています。

リハビリテーションに力を入れているそうですね。

はい、2020年より理学療法士の増員を行いました。3階のリハビリテーション室で、一人ひとりの症状に合わせた、ストレッチ、筋力強化訓練、関節可動域訓練、姿勢指導、バランス訓練、歩行訓練、各種体操などの運動訓練を実施しています。高齢になるにつれて、いろいろな体の機能が失われていきます。特に今は感染症の影響もあり、ついつい家に閉じこもってしまうという方も多いのではないでしょうか。ところが体を動かさないことで、筋肉の衰えや骨粗しょう症の悪化を招いてしまう恐れもあります。そこで、クリニックでは痛みの軽減を図るだけではなく、リハビリを通して筋肉を鍛え、ケガの予防や寝たきりにならない体づくりをめざしています。またリハビリは、患者さん自身の良くなろうとするモチベーションを上げる役割もあると思います。本人の「良くなりたい」「早く復帰したい」という意欲を引き出すように心がけながら、取り組んでいきたいです。

リウマチの患者さんも多く訪れられるそうですね。

光田昌弘院長 みつだ整形外科4

関節リウマチは、30~50歳の女性に多い病気です。典型的な症状には、起床時に手が握りにくかったり、こわばっていたりするというものです。そして、症状が進行すると、関節が痛くなり、腫れなども現れるようになります。まずエックス線検査で患部の状態を調べます。そして、リウマチが疑われる場合は、さらに血液検査でリウマチ反応があるかどうかを確認します。治療は症状がそれほど悪化していなければ、患者さんに合わせて抗リウマチ製剤を使用します。ひと昔前は、リウマチは治らない病気といわれていましたが、薬がどんどん進化していて最近では治癒をめざせる薬も出てきているので、お早めにご相談いただければと思います。

患者の気持ちに寄り添った治療をめざす

クリニックで活用している機器について教えてください。

光田昌弘院長 みつだ整形外科5

当院では、筋肉や靱帯・腱などの損傷部位や程度を把握するための超音波(エコー)検査の結果を、医師だけでなく、理学療法士もリハビリ時に積極的に活用しています。患部の炎症の状態や組織の動き、痛みを発している部位の特定など、リハビリの指標としています。患者さんに画面を見ていただきながらリハビリを行うことで、患者さん自身もわかりやすく感じていただけると思います。

クリニックを支えるスタッフさんについて教えてください。

診察の前後に看護師に患者さんとコミュニケーションを取ってもらっています。医師の前だとなんとなく話せないことも、看護師だと気軽に言える場合もあるのではないでしょうか。看護師と何げなく話したことが治療を進めるにあたって有益なこともあるため、会話の内容は医師にフィードバックして、今後の診療や治療に生かしています。当院には、看護師、理学療法士、メディカルトレーナー、事務・リハビリ助手のスタッフが所属しており、チーム一丸となって今後も取り組んでいきたいと思います。

読者へのメッセージをお願いします。

光田昌弘院長 みつだ整形外科6

西明石にクリニックを構えて約20年が経過しました。まだ「ここに整形外科があったんだ」と言われることもあり、多くの人に当院を知ってもらいたいと感じています。またケガをしたときに、まず先に接骨院や整体院へ足を運ぶ人も多いのですが、これらの施設では法律上診断することができません。良くならないから整形外科に来て、実は骨折していたことがわかるケースもあります。ですからケガをしたり、体に痛みがある場合は、まず整形外科に来てほしいと思います。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

今後も地域に根差して、一人ひとりの患者さんに適した医療を提供しつづけていくこと、そしてリハビリをより充実させていくことをめざしています。特に年齢とともに発症しやすくなる骨粗しょう症は、進行して骨がもろくなると骨折しやすくなります。特に、転倒して骨折すると、歩けなくなり、寝たきりになる可能性も。そのため骨密度を上げるための治療に加えて、転倒予防のリハビリを持続していくことが大切です。またリウマチの患者さんに対しては、さまざまな治療薬が出てきているので、ADL(日常動作)改善をめざして取り組んでいきます。整形外科にあまり行かない方の中には「注射をされる」「痛いことをされるのでは」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。当院では、患者さんの症状はもちろん、気持ちに寄り添った治療をめざしているので、安心してご相談していただけたらと思います。

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