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医療法人社団孝仁会 つねみ医院

医療法人社団孝仁会 つねみ医院

常深 聡一郎 院長

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神戸電鉄粟生線の木幡駅のホームから見える「つねみ医院」。緑あふれる風景の中にある同院は、1980年に開業。2013年、2代目として常深聡一郎院長が同院を父から継承した。周辺に病院が少なく、時には専門外の診療も要求される毎日。常深院長は、これまでの一般内科診療や、骨折・切り傷などのケガの治療にも対応しながら、住民の高齢化に伴い、今後ニーズが高まるであろう訪問診療にも積極的に取り組んでいる。専門の消化器疾患については、内視鏡検査を導入し、早期の段階での発見・治療をめざす。地域の医療ニーズを的確に予測し、今後を見据えた医療を展開すべく、施設の改修工事をスタートし、2020年1月の完成をめざしている。常深院長に、これまでの経緯や今後の意気込みについて話を聞いた。
(取材日2019年10月9日)

幅広い診療で地域住民の健康を支える2代目院長

―2013年に院長を継承されたということですが、現在の診療内容を教えてください。

父が院長の頃は、整形外科診療が中心でしたが、現在は、9割近くの患者さんが風邪や、糖尿病、高血圧などの生活習慣病といった内科系の疾患で来院されています。現在当院では、訪問診療や胃や大腸の内視鏡検査にも注力しています。外科も標榜しており、農作業で手を切ったというような外傷や、骨折・捻挫などの治療にも対応しています。専門的な治療を受けてもらう時は、大病院だけでなく、その治療ができる他の開業医とも連携しています。どの科で診てもらうのかわからない時や、ちょっとした体の相談でも、ぜひ当院に来てほしいですね。地域の皆さまにかかりつけとしてご利用いただければと思います。

―先生は、勤務医時代は、消化器外科が専門だったそうですね。

はい。主に消化器の外科手術を行っていました。同院では手術はできませんが、その経験を生かして、胃がんや大腸がんなどの消化器系疾患が、重篤になる前の早期段階で発見できるよう、私が着任してから内視鏡検査を始めました。検査の日時は、患者さんのご都合に合わせて受診していただけるように相談も受けつけています。検査を受ける患者さん専用の休憩スペースやトイレも設置しています。ソファーは、「とても座り心地が良い」と患者さんからは好評なんですよ。

―胃や大腸の内視鏡検査を受けに来る人は多いのでしょうか?

正直に言うと多いとはいえません。本来、内視鏡検査は、胃の場合は毎年、大腸は便検査も併用しながら3年に1回のペースで受けるのが理想的だと考えますが、実際は、クリニックは体調が悪くなってから来る場所と考える人もいるのか、まだ定期的に検査を受ける人は少ない状況です。ですが、体調が悪化してからでは、患者さんの治療の負担も重くなりがちです。一方早期発見できれば、治療の負担が軽く済むことも多いですし、治療の選択肢も広がります。内視鏡検査は鎮静剤を使いながら行い、患者さんの苦痛軽減にも配慮しています。まだ受けたことがない方は、ぜひ、当院で検査を受けていただきたいですね。

―今までに印象に残った患者さんは?

早期がんを治療後、胃の内視鏡検査を定期的に受けている患者さんがいました。そんな中、当院でわずか数ミリのがんの再発を発見したのです。後に手術を依頼した紹介先の病院から、「小さい病変なのに、よく見つけられましたね」と言っていただけたのがうれしかったですね。85歳の方でしたが、検査の重要性を再認識した出来事でした。



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