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三輪 啓之 院長の独自取材記事

三輪整形外科クリニック

(神戸市垂水区/学園都市駅)

最終更新日:2020/04/16

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神戸市営地下鉄西神線の学園都市駅から山陽バスに乗り、学園南公園前の停留所下車後徒歩約3分。ニュータウンの一角に立つクリニックモール内に、「三輪整形外科クリニック」はある。名谷から2019年に移転したばかりの同クリニックでは、三輪啓之院長が自ら手術を行い注力している手外科の疾患のほか、整形外科の一般診療、スポーツ整形に至るまで幅広い症状・疾患に対応。キッズスペースの設置や、子どもの診療にもひと工夫をするなど、子どもにも配慮されたクリニックとなっている。安心して治療が受けられるように、丁寧な説明を心がけ、「患者とのコミュニケーションを大切にすること」をモットーとする三輪院長に、専門とする手外科の診療を中心に、地域の印象や日々の診療の様子などについて聞いた。
(取材日2020年2月17日)

手外科からスポーツ整形まで、幅広い診療でサポート

名谷からこちらへ移転したのはいつですか?

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2019年の10月です。名谷では外科医師の父とともに外科・整形外科としてやっていたのですが、父が引退したこともあり、より自分が理想とする環境を求めてここへ移転しました。当地を選んだのは、オープンシステムを利用して明舞中央病院で手術を行っているので、そこに近く以前の患者さんも通いやすい場所をと探していたところ、このクリニックモールに出合ったというのが大きな理由です。手外科とともに、スポーツ整形にも力を入れているので、スポーツ人口が多いニュータウンはある意味私にとって理想的な環境といえます。岡山大学大学院を卒業後、大学病院を経て、岡山や佐用、姫路などの病院でさまざまな臨床経験を積み、名谷で開業したのが2016年。それまでの勤務医時代と名谷での経験を生かし、この地域の皆さんに必要とされるクリニックになることをめざして日々診療を行っています。

患者層は幅広いのでしょうか?

以前は地域性もあり高齢の方が多かったのですが、ここはニュータウンで若い世帯の方が多いこともあり、30代40代の方やそのお子さんが多いです。小さい子は0歳から、もちろん高齢者もいらっしゃいますので患者層は幅広いですね。以前の場所からすごく遠くに離れてしまったわけではないので、名谷のときの患者さんも半分くらいは引き続き通ってくださっています。車で移動する方が多いので、ここはクリニックモールの広い駐車スペースを利用できることもあり、通いやすいようです。

診療内容ついてお聞かせください。

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整形外科は、骨・関節・筋肉・靭帯・神経など扱う分野が広いのです。当院では、専門である手外科の疾患と手術を含めた治療からスポーツ整形、リウマチ、腫瘍、リハビリテーションなど整形外科領域の診療を幅広く提供しています。この地域は小学生から大人まで、クラブや部活動・スクールに入っている人や、ゴルフやマラソンなどのスポーツをしている人が多いのです。隣にテニススクールがあるので、慢性的に悩んでいる足腰などの相談に来られたり、テニス肘になって来られたり。小中高校生が、授業や部活中にケガをして救急で来ることも少なくありません。肘内障などの疾患で来る乳幼児のお子さんも多いので、診察の後でちょっとしたご褒美を用意するなどして、クリニックが怖い場所にならないよう工夫をしています。

診療において大切にしていることはなんですか?

最初の問診の時に患者さんから「治るんですか?」と聞かれることが多いのですが、どこまで治るか、どこまで治したいか、どのように治したいか、しっかり聞くようにしています。注射や手術などいろいろな治療法があるので、納得して治療を受けていただけるように、時間をかけて丁寧に話を聞き、わかりやすい言葉で説明をするように心がけています。患者さんとのコミュニケーションを大切にし、不安や疑問を解消して安心していただけるように努めています。

「手外科」の専門家として、自ら手術も執刀

手外科を専門的に学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

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大学でバスケットボールをやっていて、スポーツ整形に興味を持ったのがきっかけで整形外科の道に進んだのですが、バスケットボールは突き指など手のケガが多く、そんなこともあり整形外科の中でも特に手の診療について関心を持っていました。臨床実習が始まりましたが、整形外科の担当助教授が手外科専門で、勉強するうちにこの分野が自分に合っているなと思うようになりました。その後大学院でも助教授のもとでさらに学び、今に至っています。

手外科ではどのような疾患が多いのですか?

外傷の場合と神経や関節などに問題のある場合があるのですが、ケガではない手外科疾患としては、指の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかり感があるばね指や、親指から薬指にかけてのしびれや痛みを感じる手根管症候群が多いですね。ほかにはへバーデン結節、テニス肘、リウマチによる変形、狭窄性腱鞘炎など。こまやかな動きをする手の運動は脳と直結していて、人間の体の中でも、手は緻密で鋭敏な感覚を持っています。手の疾患から全身に影響する場合もあり、手の健康はとても大切なんです。

手術も先生ご自身が行っているそうですね。

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手術は医師としてできる限りずっと続けていきたいと考えています。大学院で学んだ助教授から「メスは置くな」と教えられてきましたから。オープンシステムを利用して、近くの明舞中央病院や大久保病院で手術をしています。毎週水曜と金曜日にここの診療後休憩の時に外来へ行き、木曜日に手術をしています。当院で診ている患者さんは私が手術をしますし、そうでない場合も提携先の病院の手術の手伝いに行くこともあります。どちらの病院もスタッフも設備も充実しているので、安心して受診していただけるかと思います。

気軽に相談できる地域のクリニックをめざして

休日はどのように過ごされているのですか?

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今は休日はないですね(笑)。移転してまだ間がないので、今この地域で何が求められているのかを知るためにも、このクリニックが休みの日に、救急の当番をできるだけ引き受けるようにしているんです。神戸市の救急安心センターの救急ダイヤルにかけてこられた方のご対応ができるように。今はそんなわけで余裕がないのですが、以前はバスケットボールをやっていました。今は参加できる時間がなくなってしまったこともあり、やめていますが。また時間がとれるようになったらバスケットボールをやりたいですね。

今後の展望についてお聞かせください。

さまざまな症状を持つ患者さんによりこまやかに対応できるよう、リハビリテーションの環境に関しては、今後さらなる充実をめざしています。リハビリスペースには、マイクロ波治療器のほか、リラックスした体勢でけん引が受けられるような自動間欠けん引装置を導入し、このたび理学療法士も常勤で入るようになりました。地域の健康を支えるクリニックとしてこの地域に根差し、最初の受診から、治療・手術・術後のリハビリテーションまで一貫して診ていけるように。手外科はもちろん整形外科のあらゆる疾患をカバーし、患者さんを支えていける存在になれたらと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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インターネットにはさまざまな医療の情報があふれていますが、それがご自身の症状に当てはまるとは限りません。インターネットの情報を見て怖くなり、なかなか病院に行く勇気がないという人も多いようです。また、しびれに関しても「これは年のせいかな」と諦めたり、日々の生活に追われて痛みやしびれに慣れてしまう人もいます。自己判断をしないで、まずは専門家に診てもらうことが治療の第一歩です。ちょっと調子がおかしいなと思ったら、放置をせず早めの受診をお勧めします。やはり早ければ早いほど症状は軽く済む傾向にあり、回復までの時間も短くなることが多い。また、幅広い治療法から納得できる方法が選択できることも多いです。症状を我慢したり、不便な状態をやり過ごしていると、知らず知らずの間に症状が悪化し、重篤化する場合もあります。相談だけでも構わないので、気になることがあれば気軽にお越しいただければと思います。

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