神戸市須磨区に建つ一軒家のようなたたずまいの「三上医院」。レトロモダンな外観、アール天井の意匠などに、開院して70年を超えるという歴史の風格が感じられる。板宿駅から徒歩約5分の立地で、専用駐車場も4台分備えられている。周辺は商店街が多い下町風の町並みが広がる。2018年1月に同クリニックを継承した三上栄院長は、20年以上病院勤務を経験したベテラン医師で、専門は消化器内科。地域住民との信頼関係を育んできたクリニックの伝統を守りながら、研鑽を積んだ内視鏡検査に尽力し、疾病の早期発見・早期治療にまい進している。とても穏やかな印象の三上先生だが、診療のモットーや将来の展望を語る中、かかりつけ医として患者にできることはすべて提供したいという強い情熱が感じられた。

（取材日2019年2月1日）