JR神戸線の六甲道駅から山側に歩いて3分ほど。北に向かって延びる商店街の入り口近くにある「谷眼科医院」。院内は木目を基調とした内装で、壁にはぬくもりのある優しい画風の絵画が飾られている。待合スペースには子どものために折り紙やおもちゃが置かれているなど、アットホームで温かい、ほっとできる空間だ。院長の谷恵美子先生は、妊娠・出産というライフステージを踏みながら、ずっと医師の仕事を続けてきた。また、阪神・淡路大震災を機に眼科の研究に取り組むなど、パワフルに人生を歩むドクターだ。同時に女性ならではの柔軟さ、力強さを兼ね備える谷院長に、開業までの経緯や診療のこと、医師になったきっかけ、趣味などたっぷり語ってもらった。

（取材日2019年1月17日）