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小阪 寿憲 院長の独自取材記事

小阪医院

(東大阪市/河内小阪駅)

最終更新日:2023/10/12

小阪寿憲院長 小阪医院 main

「小阪医院」は、近鉄奈良線・河内小阪駅から南へ徒歩約8分。現理事長が1990年に開院した医院で、30年以上にわたり内科をメインにした医療を地域に提供している。2023年4月からは、理事長の長男の小阪寿憲(ひさのり)先生が新院長に就任。病院勤務で培った豊富な経験を持ち、気軽に受診しやすい地域の医院でありながら、専門性の高い医療サービスを受けられるのが特徴だ。理事長が担当する内科との連携も生かしながら、患者のさまざまな悩みに丁寧に対応できる医院をめざしている。小阪院長に、医師としての診療姿勢や同院の整形外科、リハビリテーション科の特色などについて聞いた。

(取材日2023年9月14日)

出会いや環境に恵まれて幅広い診療を経験

30年以上の歴史がある医院なのですね。

小阪寿憲院長 小阪医院1

父が開院したのは、私が高校生の頃です。自身で医院の設計を考えて、毎日のように設計図を見ていたのを覚えています。今回、整形外科とリハビリテーション科の新設に伴って院内を改装した際も、建築当時の設計士さんにリニューアルをお願いすることができまして助かりました。父はもともと外科の医師なのですが、漢方を使った治療に力を入れている病院に勤務して、東洋医学に興味を持つようになったようで、今では漢方が治療の中心になっています。一人ひとりの患者さんに寄り添ってその人に合った治療を提案しているところや治療を押しつけないところは、同じ医師として見習っていますね。

整形外科を選ばれたのはなぜですか?

これからは高齢化が進んでいくので、整形外科を学んでおけば患者さんの役に立てるのではないかと思ったからです。今となっては、整形外科にして良かったと思っています。父と弟は内科をメインにしており、それぞれ違うアプローチができますからね。専門的に学んだのは脊椎です。最初に勤務したのが脊椎疾患の患者さんが多い病院で、上司は明け方近くまで長時間にわたって手術を行っても、翌朝からしっかりと外来をするようなタフな先生だったので、かなりハードな毎日を経験しました。そのおかげで、精神的にも肉体的にもタフになりましたね。

印象に残っているエピソードはありますか?

小阪寿憲院長 小阪医院2

当時の上司に、治療の際は「自分のおばあちゃんだったら、同じ治療をするか?」と自問して、「エックス線画像ではなく患者さんを見て治せ」と言われました。その患者さんにとって、本当に必要な治療なのかどうかをよく考えて治療しなさいという意味ですね。当時は医師になったばかりで、目の前のことで精いっぱいだったのですが、今でも忘れられない言葉で、私の診療の基本姿勢にもなっています。

院長就任までのご経歴を教えてください。

堺の病院で勤務していた時は手術の件数がとても多かったんです。若手は私1人で、整形外科の手術について本当に多くのことを学べたと思います。その後は、東大阪の病院に移って偶然にも恩師と再会し、一緒に脊椎の手術にあたらせていただきました。また、開業前に勤務した病院では、脳卒中の患者さんのリハビリテーションを主に担当しました。特に意識していたわけではないのですが、いろいろな出会いや巡り合わせが重なって、勤務医時代に日本整形外科学会整形外科専門医、日本リハビリテーション医学会のリハビリテーション科専門医を取得できました。急性期、回復期そして生活期の患者さんの状態をイメージできるようになり、当院での診療にも役立っています。

患者が求める治療、必要な治療を提供する

どのような患者さんが来院されますか?

小阪寿憲院長 小阪医院3

当初は父の内科を受診された患者さんのさまざまな整形外科のお悩みに対応することがメインでした。最近は、整形外科の診療を目的に来院される方も徐々に増えてきて、小学生や若い方から、ご高齢の方まで、患者さんの年齢層はとても広いですね。肩の痛みやひざの痛み、手足のしびれなどの症状で来院される方が多いですね。先ほどもお伝えしました通り、当院では内科、整形外科どちらの医師もいるので、何かお困りのことがあれば気軽にご相談に来ていただければと思います。

患者さんを診る時に大切にされていることは?

整形外科の症状は痛みやしびれなどさまざまありますが、その症状となる原因もさまざまです。ですので、きちんと診察して適切な診断ができるように心がけています。また、限られた時間の中で、患者さんが何を求めておられるのかを把握するようにも心がけています。医師に求めることは患者さんによって異なり、医師も患者さんの困り事に対してさまざまな引き出しを用意しています。しかし、患者さんの思いを理解していないと、良かれと思った治療が患者さんの思いと食い違う恐れがあります。医師として守るべきところはしっかり守りながらも、患者さんが望まない治療は調整し、「患者さんにとって何が一番いいのか」を考えるようにしています。

注力されている診療はありますか?

小阪寿憲院長 小阪医院4

整形外科を受診される方の訴えでは、やはり肩、腰、膝の悩みが多いですが、1階の診察室では、より的を射た診断につながるように、エコーも活用しています。具体的な治療では、痛みを緩和するための神経根ブロックや筋膜の緊張を和らげるためのブロックや漢方薬での治療も行っています。また当院3階のリハビリテーション室で理学療法士が運動療法を行い、日常での姿勢を意識するようにも指導を行っております。

患者が悩みを相談しやすい医院をめざす

整形外科とリハビリテーション科を併設されています。

小阪寿憲院長 小阪医院5

理学療法士は、患者さんに「なぜ痛みが生じるのか」を考えて、その患者さんに合ったより適切な施術を行えるのが当院のリハビリテーション科の強みだと思います。また、当院のリハビリテーションではピラティス的な考え方も取り入れております。ご高齢の方や運動が苦手な方、スポーツをされている方など、一人ひとりに合ったメニューを考案しておりますので、お気軽に利用していただけたらと思います。

リハビリテーションの新しい活用法について検討中と伺いました。

病気やケガを未然に防ぐためにも、リハビリテーションが役立つのではないかと考えています。例えば、ぎっくり腰で整形外科に駆け込まれる方は少なくありません。しかし、日頃からストレッチをするなどして柔軟な体にしておけば、避けられる可能性があります。私自身も何度かぎっくり腰の経験があり、発症するのは決まってストレッチを怠けていたり、忙しくて疲れがたまっていたりした時です。このため、手軽にできる腰痛予防のための体操を紹介するパンフレットを作成しました。次は肩の痛み予防に役立つストレッチなどを紹介しようと考えていますね。

骨粗しょう症の治療にも力を入れておられます。

小阪寿憲院長 小阪医院6

骨折してしまってから、骨粗しょう症に気づいたり、医療機関を受診したりする方が多いのが実情です。一度骨折をされた方はまた骨折をすることがないように、骨折をされたことがない方は新たに骨折をすることがないように、お手伝いできればと思っております。当院では、骨密度検査および採血から総合的な診断を行い、ガイドラインに則った治療をオーダーメイドで行いますので、ご相談いただけたらと思います。

今後の展望を教えてください。

勤務医として23年間培ってきた知識と経験を活用して、さまざまな悩みにしっかり応え、患者さんに「小阪医院に相談しよう」と思ってもらえる医院にしたいと考えています。また、スポーツリハビリテーションの世界では一般化してきた先進的な治療なども、いずれ取り入れてみたいですね。整形外科医に対して敷居が高いイメージを持っている方もいらっしゃるため、少しでも患者さんが来院しやすい医院をめざしていきたいと考えています。身近な「よろず相談所」として気軽にご来院いただければと思います。

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