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三木 正士 院長の独自取材記事

三木整形外科内科

(箕面市/箕面駅)

最終更新日:2019/08/28

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箕面市如意谷にある「医療法人 三木整形外科内科」は環境に恵まれた山のふもとにある、美しい外観のクリニックだ。広々とした駐車場に車を停め、クリニックへと進むとエントランスの前にはベンチがある。季節の良い時期には気持ちの良さそうなスペースだ。院内に入れば、明るく広々とした空間が広がっている。「うちはとにかく明るいんです。クリニックもスタッフも明るいから、患者さんも明るい! それが特徴ですね」そう言ってほほ笑むのは三木正士(ただし)院長。鍼灸師になった後に医師をめざしたというバイタリティーあふれる先生だ。整形外科はもちろん、スポーツ整形や麻酔科、内科とさまざまな分野を診る先生に、クリニックについて、そして医療についてなど話を聞かせてもらった。
(取材日2018年11月8日)

開院して30年近く、さまざまな分野で地域医療に貢献

1990年の開院以来、約30年にわたって診療されているそうですね

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そうなんです。1990年に箕面市如意谷に開院し診療しておりましたが、手狭になったこともあり、2014年にすぐ近くのこちらに移転してまいりました。箕面在住でこの土地に整形外科が少ないため、この場所を選びました。実際に開院して多くの方々に愛していただき、今は箕面という場所がとても気に入っています。私は神戸の山手で生まれ育ったので、この環境が身近に感じられることもあるかもしれません。これからもここで長く皆さまの健康に携わっていけたらうれしいと思っていますし、そのためにも多くの方々に信頼していただけるような居心地の良い温かなクリニックをつくりたいなと日々思っています。

すごくすてきなクリニックですが、こだわった部分はどこですか?

この辺りは車生活が基本になりますので、少しでも楽に車を止めていただけるよう駐車場を広く取ったこと。車いすで簡単に院内に入れるように受付の前に車いす専用のドアを設けることにはこだわりました。エントランスはガラス張りになっていますので、車いすでお越しになったことがスタッフにわかりますので、すぐにお手伝いに伺えます。それから、天窓。自然光や自然の風を感じていただくことで、嫌な場所になりやすい診療所が少しでも心地の良い場所になったり、行くのが楽しみな場所になれば、地域の皆さまの健康にもっと貢献できるのではないかと思っています。他にも植物を多く置いたり、私の妻が生花や絵、装飾を季節に合わせて変えたりと工夫してくれています。患者さんの中には「今日はどんな絵があるの?」と楽しみにしてくださっている方も多いんですよ。

こちらのクリニックの特徴はどんなところですか?

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一つは整形外科ですが、内科の診療もしていることですね。それから、リハビリテーションや鍼を行っていること、そしてスポーツ整形に力を入れていることの3つになるのかなと思います。内科の診療は地域医療に携わるにあたり、幅広い病気に対応するために必要だと思ったことと、仮に整形外科として受診いただいても、内科的な疾患とともに見ていく必要がある場合が少なくないことから勉強してまいりました。鍼灸に関しては、私が医師免許よりも先に鍼灸師の免許を持っていたので、鍼の良さをうまく取り入れようと現在も行っています。ただし、現在は私自身が鍼をすることはなく、15年常勤の信頼の置ける鍼灸師が在籍しております。

スポーツの競技やポジションで、的確なアドバイスを

さまざまなスタッフと連携しているんですね。

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リハビリや慢性的な痛みの改善などに、西洋医学だけのアプローチではなく、東洋医学の観点からもアプローチできれば面白いのではないかと思います。それから、私や鍼灸師はもちろん、リハビリのスタッフのほとんどがツボを共通の言語として患者さんの申し送りができることが大きなメリットですね。痛みというのは非常に個人的な感覚ですので、カルテに書いて共有していくことが難しいのですが、私が診察した後にツボの情報を介してスタッフが患者さんの状態をより仔細に共有できているように思います。せっかく来てくださっているのだから、少しでも元気になってほしいと思っていますので、院内で情報共有は重要だと考えています。

スポーツ整形についてはいかがですか?

まず、私がスポーツが好きであること。整形外科医師として働いている時に、たくさんのスポーツ障害で苦しんでいるアスリートの方々を診察したこともあり、そういった人たちの助けになりたいなと思ったのがきっかけで専門的に学んできました。スポーツ障害で整形外科を受診すると「いついつまで運動禁止」と言われることは少なくありませんが、それはアスリートにとってレベルダウンになります。私は「禁止項目」と「するべき運動や筋トレ」など前向きなアドバイスを必ず同時に行います。スポーツを続けるのなら、ケガからの復帰の際にできるだけ早くトップコンディションに戻れることが大事。そのためのアドバイスをするようにしていますね。

アドバイスの際に注意していることはありますか?

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一口にスポーツと言っても、例えばサッカーと野球では動かす場所がまったく違います。もっと細かく言うと、ポジションでも違いが出てきます。ですから、ケガをした選手がどの競技で、どのポジションを行っているかをまず最初に確認し、その上でのアドバイスを行うようにしています。的確なアドバイスをするために、さまざまなスポーツを普段から観るようにしていますし、機会があればその競技について選手に話を聞いたりもします。そうすることで、競技の特性やポジションの特性もわかりますし、選手たちのメンタル面での変化にも気づきやすくなります。ずっとレギュラーや大会をめざして頑張ってきているのだから、ケガですべてを諦めるのはつらいことです。そんな選手たちに寄り添った治療を行うことが目標ですね。

プラスの気持ちになれる治療を提供していきたい

鍼灸師から医師をめざすようになったきっかけを教えてください。

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実は最初は手に職をつけよう!というような軽い気持ちで鍼灸師になったんです。でも、学んでいく過程で、人の体を治すのであれば医学の知識がもっと必要なのではないかと感じたことが医師をめざしたきっかけです。鍼灸の学校では東洋医学のアプローチを学びましたが、西洋医学の診断があればもっと的確に治療が行えると思ったんです。血液検査のデータなど、ある意味数字は嘘をつきません。そこをちゃんと読み解きたいと思いましたし、痛みを取るためのペインクリニックをしたいなと思い、大阪医大の麻酔科に入局しました。だから最初は針つながりです(笑)。今でも鍼灸師時代に得たツボの知識が、ブロック注射の際などに役立っています。

努力家の先生ですが、自分で感じる自分の短所ってどんなところですか?

僕は良いも、悪いも言葉が直球なんです。診察の際、単刀直入に患者さんにお伝えするので、時々驚かれることがありますね。だから、私は診断でもまずズバッと答えを言ってしまうことが多いです。それからいろいろと説明をするのですが、患者さんとの相性によってはいきなり結論を言われたことに驚いて、その後の説明が耳に入らなくなる方もいらっしゃるので、そこは気をつけなくてはいけないなと思っています。ただ、よく聞いてもらえれば、僕が前向きなことを言ってるって気づいてもらえるのでは、と思うんですけどね(笑)。なので、驚かず、希望要望を伝えてほしいです。

最後に今後の展望を教えてください。

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やはり、まずは近隣の皆さんのかかりつけ医として、元気に日々を送ってもらえるお手伝いができればと思っています。整形外科で見る症状は、すべてがすっきり治るものばかりではないですが、少しでも患者さんの希望に沿い、プラスの気持ちになってもらえるような診療を行っていきたいです。もちろん、スポーツ整形についてもそう。これはもう、自分にとって使命になっています。どんな症状であれ、縁があり足を運んでくださった皆さまの力になれるよう、これからも頑張っていきたいと思います。このクリニックを次の世代に引き継げる日まで、もっともっと患者さんに喜んでもらえるクリニックになっていきたいです。

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