特徴

学研都市線の住道駅から北へ徒歩10分。昔ながらの住宅地にある「井上内科医院」は、この土地で3代にわたって続く地域密着の内科クリニックだ。古くからの邸宅の敷地に建てられた医院は昭和の香りの残るたたずまい。ガラス戸の先に広がる明るい待合室や廊下からは、よく手入れされた庭が眺められる。現在の院長は、3代目となる井上智尋（ともひろ）先生。消化器内科を専門として大学病院や大規模病院で積んだ豊富な経験を生かすために、院内をリフォームして消化管内視鏡検査室を新設。内視鏡検査の苦痛や見落としを減らすため、先進の胃内視鏡、大腸内視鏡を導入し、かかりつけ患者の診療に対応している。また、同院の診療は胃腸などの消化器内科に限らず、風邪などの一般内科や生活習慣病に幅広く対応。生活習慣病には不要な薬を処方せず、まずは食事療法や運動療法を優先して改善にあたる。困った時に誰でも気軽に相談できる身近なクリニックをコンセプトに、数々の検査機器を用意して地域への貢献を果たす同院。先代たちの築いた信頼関係を大切にしながらも、今後は予防にもさらに力を入れていきたいと語る井上院長の、地元愛あふれる診療にぜひ注目したい。

取材記事

ドクターズファイル

頼れる地域の「かかりつけ内科」を3代にわたって継承

井上 智尋 院長

井上内科医院

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