阪急京都本線の南茨木駅から歩いて2分の場所にある「はせがわ耳鼻咽喉科」は40年近く茨木地域の健康を支えてきたクリニックだ。父からバトンを継いだ金沢敦子院長がめざすのは、患者にとって身近で気軽に通うことができる医院。患者の抱える悩みをしっかりと聞き取り、生活背景や本人の希望を踏まえて、治療計画を丁寧に説明することをモットーとしている。2019年にリニューアルしたばかりの院内は、誰もが落ち着いて過ごせるような雰囲気で、耳鼻咽喉科用の小さなファイバースコープや吸引管、キッズスペースやおむつ台など、乳幼児のための設備も整っている。「誰もが安心してくることのできる場所にしたい」と話す金沢院長に、診療への思いや取り組みについて聞いた。

（取材日2020年1月21日）