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医療法人 中尾内科クリニック

中尾 誠 院長

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1995年開業から22年以上、生活習慣病の治療と予防を中心に地域の健康を見守り続けている「中尾内科クリニック」。内分泌科が専門の中尾誠院長は、得意分野である糖尿病の治療では、無理せず続けられる食事療法や運動療法を取り入れ、患者一人ひとりの生活に合わせた血糖値コントロールを行っている。制限が多くつらいイメージがある糖尿病治療だが、親身になって病気に付き合ってくれる中尾先生の優しさが、患者にとって大きな励みになっているという。地域に寄り添い、在宅医療や高齢者医療にも力を入れる中尾先生に、糖尿病治療や予防医学など、多岐にわたり話を聞いた。
(取材日2017年12月12日)

生活スタイルに合わせた無理のない糖尿病治療

―どのような患者さんが来られますか?

内分泌科が専門だったこともあり、糖尿病をはじめ高血圧症、高脂血症、痛風など生活習慣病の患者さんを中心に診ています。糖尿病診療ではインスリンの分泌不足が原因で起こる1型糖尿病も診ていますが、通院されている患者さんのほとんどが、肥満や運動不足からなる2型糖尿病ですね。もともと農耕民族だった日本人は、狩猟民族だった欧米人に比べてインスリンを分泌する能力が低く、遺伝子的に糖尿病になりやすいといわれていて、戦後、食の欧米化が進み、高カロリー・高脂肪食へと変化したことで糖尿病にかかる患者さんが急増しました。私の父親も晩年は糖尿病を患ってインスリン注射をしていたこともあり、より糖尿病診療に力を入れるようになりました。

―糖尿病の治療ではどのようなアプローチをされているのですか?

2型糖尿病の治療は、食事療法が基本になります。それと運動ですね。それで改善しなければ薬物療法を行い、それでも駄目なときはインスリン注射が必要になってきます。食事療法のポイントは適正なエネルギー量の食事を取ることで、3食バランスよく食べることが大切です。朝食を抜いて、お昼にたくさん食べ、遅い時間に夕食をとるのが1番悪いパターンです。食べる順番にもこつがあり、温野菜のようなローカロリーなものをよく噛んで食べ始めると、食後の血糖上昇が抑制されます。できればポン酢などあっさりとした味付けにし、モズクや納豆、豆腐などを添えるとお腹が膨れて、早食い防止になります。私が患者さんに勧めているのが、低脂肪牛乳を毎朝飲むことです。体の中の老廃物や尿酸が排出されて、痛風予防に効果があるといわれています。

―高血圧と診断された人は塩分コントロールも必要ですね。

糖尿病に伴い高血圧と診断されたら、エネルギー制限だけでなく塩分摂取量も管理しなければなりません。日本人の平均摂取量は1日10g前後ですが、高血圧の人は1日6g以下に制限されます。塩分を多く含む料理といえば、ラーメン、うどん、パスタなどの麺類です。たいていの場合、ラーメンは麺自体に一玉3gほどの塩分が含まれ、汁まで飲み干すと1杯のラーメンで1日分の塩分摂取量に相当します。麺類を食べたいときは、できれば塩分の少ないそばにして、つゆは残すようにしてくださいね。普段の食事では塩分が多い調味料を使わず、香辛料やだし汁で味付けをするなど工夫が必要です。ただ、昆布だしのようにヨード(ヨウ素)を多く含む海産物を過剰摂取すると、甲状腺ホルモンの分泌が低下することがあるため、バセドー病など甲状腺疾患がある方は気を付けてくださいね。



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