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南谷 哲司 副院長の独自取材記事

南谷クリニック

(豊中市/岡町駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪急宝塚線の岡町駅から徒歩約2分という便利なロケーションに「南谷クリニック」がある。「人々の命と健康を守る」を理念に、内科・小児科の南谷直人(みなみたに・なおと)院長と、その弟で整形外科を専門とする南谷哲司(みなみたに・てつし)副院長が兄弟で診療にあたっている。1996年の開院当初から、「病気に休みはない」という考えから、土曜・日曜・祝日も休診のない診療体制を採用。大学病院の外来と同等の役割を担うべく、設備機器の充実、医師・スタッフのレベルアップに取り組み、質の高い医療サービスの提供に努めている。南谷副院長に、クリニックのポリシーや目標、運動に重きを置いた特色ある整形外科診療について話を聞いた。
(取材日2018年1月20日)

「命と健康を守る」ため、休日も診療を行う

整形外科を専攻された理由を教えてください。

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大学時代はずっとサッカーをやっており、クラブの先輩に整形外科を専攻する人がたくさんいたことが第一の理由です。実をいうと、最初は心臓血管外科を考えていました。診療科として興味深く、父親が心臓に少し問題を抱えていたこともあったからです。しかし、人の生死に直面しなければならない診療科ということで、躊躇していました。一方、整形外科のいろいろな先輩に話を聞くと、患者さんが元気になって退院されるのがうれしいというお声が多く、また大好きなスポーツに関する取り組みができると考えて、最終的に整形外科を選びました。

京都府立医科大学を卒業後は各地の病院で勤務されていますね。

母校の卒業生は2〜3年周期でいろいろな病院に勤務します。病院ごとに特徴があるので、専門的な知識や技術を持っておられる先生のもとについて、足関節、膝関節、股関節、肩など、各部位について特徴的な疾患について学びながら、さまざまな経験を積むことができました。手術の症例も多く、医師としての面白みや、やりがいを感じて働いていましたね。

開業しようと思われたのはなぜですか?

勤務医としての毎日はとても充実していたのですが、結婚して子どもができると、短い周期で転勤するのではなく、定まった場所で仕事がしたいという思いが強くなってきました。その頃、兄もちょうど同じような気持ちになっていたようです。僕のほうはすぐに開業という意識はあまり強くなかったのですが、長い目で見ると腰を落ち着けたほうがいいと判断して、兄と2人で開業しようと決めました。

当時、土日祝も診療するクリニックは珍しかったのでは。

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「人々の命と健康を守る」という理念を具現化したものです。「病気に休みはない」ので、開院以来ずっと休みなしの体制で診療しています。整形外科の場合、急を要する症例というのはあまり多くはないのですが、土・日も診療しているので、会社勤めの方などは来院しやすいと思います。毎月、新しく来院された患者さんのアンケートを取っており、「土日に診てもらえて良かった」という声も多く頂いていることもあり、患者さんのニーズから、続ける意義があると実感しています。

身体と頭が元気になる、運動の大切さを伝える

クリニックの基本方針を教えてください。

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地域医療の中核を担うクリニックをめざしており、患者さんにより良い治療を提供するため、総合病院の外来と同等の設備を整えています。身近なクリニックで多くの検査が受けられるため、時間をかけて総合病院を受診するという患者さんの負担を軽減できますし、当院としても検査を受けやすい環境を整えることで、疾患の早期発見につなげることができます。また、患者さんの立場に立った医療をモットーとしており、自分が患者なら「どうしてほしいか」を考えて治療にあたっています。医師として経験を重ねてくると、「この疾患ではこう治療する」という型にはまってしまいがちですが、患者さんを一人の人間として尊重し、その人の背景、目標に応じた治療法を選択し、診療することを心がけています。

整形外科医師として診療で心がけていることは何でしょう。

症状がある部分だけでなく、全身を診た上で、毎日の生活の中に運動習慣を取り入れることで、再び問題が起こらないというレベルまで持っていきたいと考えています。例えば、肩の痛みを訴えておられる方に「五十肩だから薬を出します。安静にしていてくださいね」で終わらせるのではなく、なぜ痛みが起こったのか、その原因をきちんとお伝えします。詳細に患者さんを診察すると、痛みの原因について多くのヒントが見つかるものです。単なる肩凝りではなく、別の問題であったり、生活習慣の問題であったりします。その上で、僕や僕の考え方をきちんと理解した理学療法士が「これが原因だからこうすれば良い」と、治療法や運動療法についてきちんと説明し、運動については患者さん自身に取り組んでもらっています。

丁寧な診療を実践しておられるのですね。

薬を出して痛みを止めるほうが手っ取り早いのですが、原因にアプローチしない限りまた同じような症状が出て、受診を繰り返すことになります。当クリニックは、特に初診時は丁寧に診察して、運動の指導なども行うので通常は複数回の受診が必要となります。しかし、トラブルの原因について自分で理解してもらうと、自分自身で運動を継続することにより再発や悪化を抑えることが可能となり、長い目で見て、時間と手間、費用の節約につながると思います。それは、患者さん自身でトラブルを予防できるだけでなく、運動を習慣化することで、身体はもちろん頭も元気になって生活の質の向上につながるからです。

スポーツは苦手という人は多いと思います。

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スポーツはアスリートが行うハードなもの、という捉え方もありますが、生活の中で歩いたり、体操したりすることも立派なスポーツです。それを患者さんに浸透させることが、僕の役目だと思っています。当クリニックのメディカルフィットネスは、かなり充実したトレーニング機器をそろえていますが、20〜30代の利用は少なく、多くが50〜80代です。年齢を重ねても運動をごく普通のこととして日常生活に取り入れてくださっていることを、とてもうれしく思っています。

患者の思いに応えるべく、勉強・研鑽に取り組む

地元のサッカーのチームドクターもしておられますね。

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かれこれ20数年のお付き合いになります。これだけ長く選手たちと付き合っていると、一人ひとりの体のことだけでなく、性格的なこともわかって楽しいし、整形外科医師としての自信にもつながっています。また日頃から体を鍛えているアスリートを診ることで、アスリートではない一般の人との体の構造的な違いも実感でき、そこで得た知識をクリニックの治療にも応用しているんですよ。

医療機関を選ぶ際のポイントについてアドバイスをお願いします。

技術レベルの評価は患者さんには難しいかもしれません。しかし私は「人間味」がある先生に診てもらうことをお勧めします。曖昧な表現ですが、一方的に治療方針などを決めつけるのではなく、患者さんの話をしっかりと聞いて気持ちをくんでくれる先生、話をしていて直感的に信頼できると感じる先生に相談されると良いと思います。医療の進歩に伴い、同じ疾患でもさまざまなアプローチが選択可能になり、的確な判断をするためには、医師やスタッフの勉強、研鑽が欠かせません。当クリニックでは、勉強会やカンファレンスを定期的に開催するなどして新しい知見を共有しており、研究会への参加や理学療法士の学会発表などを通して質の高い医療の実践をめざしています。

プライベートについてもお聞かせください。休日はどのように過ごしていますか?

サッカー、ゴルフや釣り、旅行も大好きなので時間を見つけてあちこちに出かけています。また、街を散策するのが好きで、最近は母校のある京都の街をよく歩いています。路地を探索したり、古い喫茶店や懐かしい店を見つけたりするのが楽しく、バスや地下鉄をあまり使わず、早めの速度でひたすら歩きます。健康のためには、細切れでもいいので1日合計1時間、普段より早めのスピードで、大股でしっかり手を振って歩くといいですよ。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

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ご自分の疾患を知り、身体を動かすなどして治療に取り組んでいただくというのが基本的な診療方針です。診断し治療していくことが好きなので、不調や困っていること、長く悩んでいることなどがあれば気軽にご相談ください。当クリニックの考え方を理解していただければ、健康についての新しい発見があるのはもちろん、理解も深めることができるのではないかと考えています。

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