多くの車が行き交うときはま線に面して立つ、白いコンクリート4階建ての「田村外科整形外科」。緑の看板を目印に院内に入ると、かつては有床診療所として入院患者も受け入れていただけあって、広い手術室など設備は当時をイメージさせる雰囲気だ。外科、整形外科を中心に、エコー・胃カメラ検査装置も備え、泌尿器科などさまざまな分野にも対応してくれる。開業から46年、地域医療を支えてきた同院で、2代目院長として日々、診療にあたるのは田村友彦先生。障害者診療など院外での活動にも熱心に取り組んでいる。親身な治療と快活な人柄で、地元住民の信頼を得てきた田村院長に、診療に対する思いや受診のポイントなどについて話を聞いた。

（取材日2019年6月28日）