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賀陽 聡一郎 院長、福田 麻子 副院長、賀陽 綾子 さんの独自取材記事

かよう内科小児科

(大阪市旭区/清水駅)

最終更新日:2022/04/12

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「かよう内科小児科」は、内科を担当する賀陽聡一郎院長、小児科を担当する福田麻子副院長の姉弟医師が診療、妹の管理栄養士・賀陽綾子氏が栄養指導を行う、“アットホーム”という言葉がふさわしい温かな雰囲気のクリニック。大阪メトロ今里筋線の清水駅から徒歩5分に位置し、父親の代から半世紀近く、地域住民の健康を守り続けている。小児科では「ワクチンデビュー相談会」、乳幼児の食事指導など独自の取り組みにも注力。内科では「欲張り」を自称する賀陽院長が、外来診療から内視鏡検査・治療、在宅診療まで、地域のホームドクターとしてフル回転している。賀陽院長、福田副院長、綾子氏にクリニックの特色や力を入れている取り組み、今後の展望など幅広く話を聞いた。

(取材日2018年10月3日)

内科、小児科、栄養指導……3人きょうだいで役割分担

ご姉弟で運営されていると伺いました。開業の経緯を教えてください。

1

【福田副院長】父が1973年12月に内科クリニックを開院し45年になります。姉である私が小児科医師となり、内科に小児科をプラスする形で父と一緒に始めました。小児患者は良くも悪くも症状の変化が早く常に緊張感がありますが、そこにやりがいを感じています。
【賀陽院長】私は病院勤務を経て2010年10月に父と入れ替わりで当院院長に就任し、現体制となりました。私は幅広く患者さんを診られるようにと内科の道に進み、専門は消化器内科を選びました。実際に門を叩いてみると、内視鏡治療など半分は外科的な処置もあって、消化器内科は内科と外科の中間かなという印象ですね。病院勤務時代には内視鏡手術もたくさん経験させてもらいました。

管理栄養士による栄養指導に力を入れているのですね。

【賀陽院長】はい。実は管理栄養士も私たちの妹なんです。開業医として独立して管理栄養士を雇用するのはなかなか難しいと思いますが、もともと病院で管理栄養士をしていた妹が一緒に働いてくれることなり、本当に助かっています。
【綾子さん】管理栄養士をめざしたのは、食べることがとても好きだった祖父が腎臓を患ったのがきっかけです。食事に制限があったので少しでも祖父の食事の面で役に立てればと思い、この道を志しました。患者さんと直接お話させていただくと、内科・小児科の両医師に説明していたよりも食生活が乱れていることが判明することもあるんですよ(笑)。通常は予約制で、患者さんによっては1時間ほど時間をとってその方に合わせた栄養指導を行っています。

各科の栄養指導の取り組みについてお聞かせください。

2

【賀陽院長】消化器系ですと食事が関わる疾患として潰瘍性大腸炎やクローン病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆石など、生活習慣病でしたら脂質異常症、高血圧、糖尿病などさまざまなものがあります。私は食の細かいところまで理解しているわけではないので、説明も説得力に欠けますが(笑)、プロである管理栄養士から話をしてもらうことで、患者さんの納得度も変わりますね。
【福田副院長】小児科では、貧血、アレルギー、便秘症のお子さんたちへの栄養・食事指導などを行っています。また、大阪府の10ヵ月前後のお子さんを対象とした後期健診を月2回行っており、離乳食がうまく進まないお子さんなど実際の食べさせ方を含め2階にあるキッズルームでスライドを見ていただきながらお話をさせていただいています。具体的に気をつけるべきこと、月齢に応じた悩み相談など、平時の診察時にはなかなか時間を取られて難しい細かい指導を行っています。

予防接種デビューから在宅医療まで丸ごと対応

福田先生が患者に接する際に心がけていることを教えてください。

3

【福田副院長】小児科の場合は、保護者の方の性格に応じて説明や指導を変えています。多くの患者を診る病院の先生では難しいと思いますが、当院は地域のクリニックであるからこそ、ずっと来てくださっている患者さんがどのようなタイプの方かわかっています。長い方なら10年20年と続けて来てくだっていますね。同じ説明をしても言葉以上にきつく受け止める方、きちんと説明してもあまり響いていない方など、保護者の方の性格や今までの受診経過の中での対応を踏まえて気をつけています。お子さんが大きくなり内科にかかる時も「どんな患者さんか」「どんな保護者か」という情報も共有できます。例えば病院に紹介する際に紹介状に書かない、書けないようなことでも直接伝えられる環境なのでそこも強みです。

賀陽院長が患者と接する際に気をつけていることは何ですか。

【賀陽院長】内科は小児科から出たばかりの16歳から、100歳を超える高齢者の方まで本当に幅広い患者さんに来院いただいています。小児科でも慢性病であった場合は内科にシフトしてくるのですが、親御さんと一緒に来て、病気を“自分ごと”として認識していないことも少なくありません。また、子育て世代は子どものことはきちんとするけれどご自身の体を労わってないことも多いので、しっかり説明してお話しすることが大切だと感じています。また高齢者の方は話をしていても医師に必要な情報が出てこないこともあります。認知症などの別の問題もあるので、必要な情報をどう選んで受け取るかなど特に注意が必要だと考えています。

力を入れているお取り組みはありますか。

4

【福田副院長】小児科では、なるべく早い時期に必要な予防接種をできるように「ワクチンデビュー相談会」を週2回、開催しています。生後1ヵ月から2ヵ月くらいまでの間にワクチンの接種スケジュールを組まないと出だしでつまずいてしまうこともあるためです。また、風邪などで来院した患者さんでも受けそびれている予防接種がないかどうか気を配って、もし忘れていたらすぐに予約を入れていただくようにしています。
【賀陽院長】外来診療では生活習慣病を中心に、専門としてきた消化器病疾患を含めて全般に広く診るというのがまず基本です。それに加えて内視鏡検査や大腸ポリープ切除などの検査及び治療も私の開業までのキャリアの一つですから、当院でも継続して行っています。患者さん側からしても、いつも行っているクリニックでパッと簡単に受けられることで受けやすいと感じてもらえればと思っています。

何でも相談できるホームドクターに

感染症専用の入口を設けていると伺いました。

5

【福田副院長】正面入口のほか、感染症用の入口を裏に設け、高熱や嘔吐・下痢など、インフルエンザやノロウイルスなどの疑いがある患者さんと、それ以外の方が接触しないようにしています。待合室も分け、院内で伝染することのないように施設面では気を使っています。

訪問診療にも力を入れているそうですね。

【賀陽院長】私は欲張りなので、内視鏡検査・治療と同様、これまでやってきたことをやめられないんです(笑)。病院で働いている医師が外来診療のほかに病棟も担当するように、開業医にとっての病棟は在宅医療です。私も病院時代に外来診療、手術、病棟とすべて関わってきたので、それは変わらずやりたいなと。訪問診療は高齢になって通院できなくなった方、病院からの依頼、ご自宅での看取りなどさまざまな患者さんを担当させていただいております。

今後の展望を教えてください。

【賀陽院長】生活習慣病に関する患者さんに向けたセミナーをやっていきたいと考えています。これまでも糖尿病教室や血圧教室、脂質異常症教室など、患者さんが増え、集まることができる時に開催してきました。「何年に1回」など定期的な開催というわけではありませんが、今後も患者さんのニーズがあればやっていきたいと思います。

読者へのメッセージをお願いいたします。

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【福田副院長】お子さんのことで気になることがあれば何でも相談いただければと思っています。実は帰りがけに何気なく聞かれたことが一番大事なことだったということもあります。「こんなこと聞いていいのかな」ということでも気軽に聞いてほしいですね。
【賀陽院長】風邪などはまた別ですが、生活習慣病など慢性疾患の場合は「なぜこの治療をする必要があるのか」に患者さんご自身も向き合っていただく必要があります。医師に任せるのが一番良い方法だと思われている患者さんも少なくないのですが、自分の病気と治療を理解していただかないと、ほったらかしになってしまうこともあります。どのような状況で、どうコントロールするべきか等、病気と向き合い認識してもらうための説明に力を入れていますので、小児科同様、気になることがあれば何でも聞いてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

予防接種/3歳未満3000円~、3歳以上4000円~

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