医療法人 葛西医院

小林 正宜院長

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近鉄奈良線の布施駅より徒歩9分。1953年の開院以来、地域に根付いて医療を行っている「葛西医院(かっさいいいん)」。初代院長の小林愛次郎先生、2代目院長の小林將秀(まさひで)先生に次いで、2018年7月からは將秀先生の息子、小林正宜(まさのり)先生が院長となり、患者に寄り添う診療を行っている。地域の高齢化に伴い、近年は訪問診療にも注力。今回、「いつも患者さんの心に“寄り添う”診療」をモットーにしているという小林院長に、医師を志したきっかけや総合診療を行う理由、診療方針、訪問診療やプライマリケアについてなど、豊富な話題で話を聞いた。「病ではなく人を診たい」と穏やかに語る小林院長からは、地域医療に対する熱い想いと患者を想う優しさがひしひしと伝わってきた。
(取材日2018年10月19日)

病気ではなく、人を診る医療を

―まず、医師を志した理由から教えてください。

私が当院の3代目ですが、2代目である父の働く姿を小さい頃から見て育ちました。実家のすぐ隣に当院がありますので、休憩時間に父が家に戻ってくるなど、生活空間の中に医師がいることは自然だったんです。そのため、小さい頃から漠然と「医師になりたい」という想いはありましたね。やはり、子ども心にも父親の姿はかっこよく見えましたし、いまも当然、父のことは尊敬しています。基本的に、現在も毎週火曜日と金曜日は、私が大学病院と救急病院で勤務していますので、その日は父が当院の診療を担当しています。また逆に、父から症状が難しい患者さんの紹介を受けたりすることもあるので、いい信頼関係が築けていると思います。

―総合診療を専門にしているそうですね。この分野を選んだきっかけを教えてください。

実は、学生時代には消化器内科に興味を持っていたのです。しかし、研修医1年目の10月の終わり頃に父が脳出血で倒れまして。ちょうど私が総合診療科で研修をしていた時で、その時の教授に相談したのです。すると、教授をはじめとする総合診療科の先生たちが、父の代わりに当院の診療に入ってくれることになりました。結局、11月と12月は医師の交代制でクリニックを運営することになり、翌年1月から3月は休診、4月に父が復帰し、クリニックも再開したのですが、私にとってこの経験が総合診療を選ぶきっかけとなりました。

―具体的にどういうことでしょう?

父がいない2ヵ月間、私も研修医として当院の診療に立ち会うことになり、地域医療の重要性を実感したのです。地域のクリニックには、多様な疾患の患者さんが来られますし、その中に重大な疾患が隠れている方もいらっしゃいます。実際に、この2ヵ月間に来られた患者さんの中でも、「冷や汗をかくほど、おなかが痛い」という方がおり、指導医のもと私が超音波で診てみると、大動脈解離を疑う所見がありました。しかし、患者さんに伝えると、「大きな病院は嫌だ」と。そこで、疾患の重要性や命に関わることなどをしっかりと説明し、患者さん本人とご家族に納得いただいた上で、すぐに大きな病院を紹介しました。このときに、「病気ではなく病人を診ているので、心がある」ということを深く実感し、地域医療の醍醐味にふれた気がしました。そして、患者さんに寄り添いながら地域医療、つまりプライマリケアに貢献したいと思うようになりました。



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