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白崎 信己 院長の独自取材記事

白崎整形外科内科

(大阪市生野区/今里駅)

最終更新日:2022/08/08

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大阪市生野区新今里で1998年に開業した「白崎整形外科内科」。全身の痛みやしびれ、リハビリテーションなど整形外科分野を中心に、風邪や生活習慣病といった内科全般の診療まで幅広く対応している。院長を務める白崎信己先生は、整形外科の中でも特に首から腰にかけての脊椎の診療を得意とし、大学病院や地域の基幹病院をはじめ、海外でも勉強を積んできた経験豊富な医師だ。「患者さんが疑問に感じたことは何でも聞けるような雰囲気を大事にしています」と笑顔で気さくに話す白崎院長に、クリニックの特徴や診療のモットー、生まれ育った地域の医療に携わる思いなどについて語ってもらった。

(取材日2022年7月11日)

全身の痛みやしびれを中心に、幅広い診療に対応

クリニックの歴史について教えてください。

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内科の医師だった父が、1961年に開院した「白崎診療所」が当院の前身です。当時は自宅もこの場所にあったので、高校卒業までは私もここで暮らしていました。今でも通ってくださっている患者さんの中には、私が「坊(ぼん)」と呼ばれていた小さい子どもの頃から知っているという方もいらっしゃいますね。1998年に私がこの場所を引き継いで開業する際、建物を全面的に建て替え、クリニックの名称も「白崎整形外科内科」と変更しました。父が現役の頃は、父が内科、私が整形外科という形で分担していましたが、父が他界してからは私が1人で整形外科と内科の診療を担当しています。

どんな患者さんが来院されていますか?

当院は全身の痛みやしびれ、特に首から腰にかけての脊椎の診療を得意としていますが、風邪や生活習慣病といった内科全般の診療まで幅広く行っています。割合としては整形外科の患者さんが多く、腰や膝、首、肩などの症状を訴えるご高齢の方が中心ですね。リハビリを続けながら、血圧の薬も処方している患者さんなど、整形外科と内科の両方を受診している方もたくさんいらっしゃいますし、もちろん内科だけで受診される方もいます。町の小さなクリニックですから、プライマリケアの役割を担えるように、父から内科の知識も学んできました。何でもある程度まで診て、当院では対応が難しい場合は近隣病院に速やかにご案内する、その鑑別をきちんとできることが重要だと考えています。

訪問リハビリテーションも行っているそうですね。

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開業して5年ほどたった頃、勤務医時代に一緒に働いていた理学療法士の方から、訪問リハビリテーションをやりたいという話を聞き、それならぜひ当院で一緒にやりましょうということで、通院が困難な方のご自宅を訪問してリハビリを行うサービスをスタートしました。現在は3人の理学療法士が訪問リハビリテーションを行っており、当院がある大阪市生野区だけでなく、東成区・天王寺区・東大阪市でも活動を展開しています。一方院内では、理学療法士、柔道整復師、看護師のスタッフが力を合わせ活動しています。

国内外で積み重ねてきた臨床知識を生かして

医師をめざしたきっかけと、これまでのご経歴についてお聞かせください。

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医師をめざそうと思ったのは、やはり父の影響が大きいですね。父が医師として働く姿を子どもの頃からずっと見ていて身近な職業だったので、自分も自然に医師の道へと進んでいました。整形外科を選んだのは、大学時代にスキーとラグビーをやっていたので、スポーツの経験も臨床に生かせるのではないかと思ったからです。大阪大学医学部を卒業した後は、整形外科の医局に入局し、1~2年ごとに関連病院をローテーションしながら臨床経験を積みました。その後、アメリカ、カナダ、イギリスへの留学を経て、大阪船員保険病院で整形外科部長を務めた後に、開業して現在に至ります。

ご専門は脊椎だと伺いました。

整形外科の中でもさまざまな専門分野がありますが、私は脊椎の診療に関心があり、病院で勤務医をしていた頃は、特に首から腰にかけての手術に力を入れてきました。脊椎は運動器、つまり骨、筋肉、関節、神経などが連携して体を動かす仕組みの要となる部位なので治療が難しく、緊張を要する長時間の手術も少なくありません。そうした大変さがある一方で、手術による症状の変化がわかりやすく目に見えることも多いため、医師としてのやりがいも大きかったですね。開業医となってからは、自ら手術をすることはありませんが、患者さんの痛みやしびれの原因が脊椎にあるケースも多く見られますので、手術をお勧めするタイミングを見極める際には、勤務医時代に多くの症例を診てきた経験が役立っています。

留学先ではどんな経験を積まれましたか?

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専門である脊椎の分野で、海外の臨床現場を見てみたいと思い、1991年にアメリカとカナダに約3ヵ月間留学しました。日本から手紙を送っていくつかの病院に許可を得て、専門性の高い臨床現場を見学して回りました。翌年の1992年には、ロンドンの英国王立整形外科病院に1年間留学。主に脊柱側彎症の患者さんの診療について学びました。

地域に根差したクリニックとして歩み続ける

診療において心がけていることはありますか?

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私たち医師やリハビリに携わるスタッフは、症状を改善するためのお手伝いをする立場だと考えています。あくまでもお手伝いですので、こちらが一方的に治療を施すことはありません。患者さんの体に起こっていることをできる限りわかりやすい言葉でご説明して、患者さんご自身にきちんと理解していただいた上で、一緒に考えながら治療に取り組んでいくことを大切にしています。そのためにも、「どうして痛みが出るの?」「どうすれば良くなるの?」など、疑問に感じたことは何でも聞いていただけるような雰囲気づくりを心がけています。近所に住んでいる地元のおじさん、くらいの距離感で気軽に話してもらわないと、説明も治療もうまくいかないですから。

休日の過ごし方や趣味を教えてください。

還暦を前にランニングを始め、フルマラソンにもチャレンジしています。42.195kmを4時間未満で完走する「サブフォー」を目標に、大会前には毎日早朝に1時間半ほど走っていました。これまでの最高記録は4時間1分で、「サブフォー」まであと一息なのですが、今年、腰椎椎間板ヘルニアを発症してしまい、3ヵ月ほど走れなかったのでタイムが落ちてしまいました。来年また大会にエントリーするかどうか悩んでいるところですね。医師という職業柄、患者さんに運動や食事制限についてアドバイスすることもありますので、自分が不健康な生活をして説得力に欠けると思われてしまわないように(笑)、これからも運動習慣はしっかり続けていきたいですね。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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当院は、父の代からは60年以上、私が開業してからも25年目という地域に根差したクリニックです。親子2代、3代で長年通ってくださっている患者さんもたくさんいらっしゃいますから、これからも引き続き、地域の方々に気軽に来ていただけるようなクリニックとして、変わりなく診療を続けていきたいです。そうやって継続していくことが地域のクリニックとしての大切な役割ではないかと思っています。地域の皆さんがはつらつとした生活を送ることができるよう、スタッフ一同で力を注いでいきます。何か気になる症状があるなど、お困りのことがありましたら、どんな些細なことでも気兼ねなくご相談ください。

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