全国のドクター8,482人の想いを取材
クリニック・病院 161,435件の情報を掲載(2019年10月20日現在)

医療法人 近藤小児科クリニック

近藤 琢磨 院長

72161

大阪市営地下鉄中央線緑橋駅から歩いて5分ほどの場所にある「近藤小児科クリニック」。院長の近藤琢磨先生は、小児科領域の中でも子どもの成長・発育と最も関係が深い内分泌疾患の専門家として、長年治療に携わってきた。現在の診療でも、目に見える体調不良や主訴だけに着目するのではなく、生まれたときの様子や発達の経緯をもとに、隠れた病気がないか、体格や性の発育が順調か、なども視野に入れ、子ども一人ひとり丁寧に診察するスタイルを貫いている。淡いピンク色を基調とした院内は清潔感があり、所々絵画が飾られている。「これは妻が描いた力作なんですよ」と笑顔で語る近藤先生に、日々の診療やあまり聞き慣れない小児内分泌疾患について話を聞いた。
(取材日2017年8月7日)

成長期・思春期の発育と関係が深い小児内分泌疾患

―開業前はどういったご経験を積まれたのでしょうか?

以前、このすぐ近くにあった大阪市立小児保健センターで22年間勤務しました。そこは高度な専門的医療を提供する小児専門の総合病院で、現在、都島区にある大阪市立総合医療センターの小児部門の前身にあたる施設です。私は小児内分泌疾患を専門に扱う科に所属し、下垂体、甲状腺、副腎、性腺などから分泌されるホルモンの異常が原因で起こるさまざまな疾患を診てきました。一般の病院では治療が難しいとされる、希少疾患を抱えるお子さんの診療に長年携わってきました。

―小児の内分泌疾患とは具体的にどんな病気ですか?

体内にはたくさんのホルモンが存在しますが、子どもの成長・発育を促す成長ホルモンや性ホルモンに異常が起こることで、体格、思春期の発育、性分化などにさまざまな影響が出てきます。代表的なのが、低身長(成長障害)です。同年齢の子どもに比べて極端に身長が伸び悩む場合、成長ホルモンや甲状腺ホルモンの不足が関係していることがあり、ホルモン補充療法を行って成長率を高めることが可能です。また思春期の発育では、男の子は男の子らしく、女の子は女の子らしく体が変化していく過程で、ホルモンがうまくコントロールされていないことで性発育が遅い「思春期遅発症」、逆に早熟過ぎる「思春期早発症」といった症状が現れることがあります。内分泌というのは普段あまり聞かない言葉ですが、子どもの成長と密接に関わる病気がとても多いんです。

―先天性副腎皮質過形成症(CAH)の専門治療に携われていたそうですね。

1974年から2年間、副腎皮質ホルモン代謝の研究のため、アメリカの国立衛生研究所(NIH)に留学しました。素晴らしい先生方と肩を並べて研究に没頭できたのはとても貴重な経験でした。CAHの中で21-水酸化酵素欠損症は、急性副腎不全の症状の他に、副腎から男性ホルモンが過剰に分泌されて、男児は身長とともに性発育が異常に早く進み、女児は外性器が男性化するといった症状が現れます。当時、この病気を診断する技術がなかったのですが、上司にあたる先生が尿中のステロイドホルモンをガスクロマトグラフィーで測定する診断法を確立し、全国から患者さんが紹介されました。副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)を用いて体内のホルモン量をコントロールするテクニックが必要な難しい治療でしたが、病気に苦しむ子どもたちの力になりたいという思いで、日々診療に取り組んでいました。

標榜の診療科目を同じ行政区・駅で探す



Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
ドクターズ・ファイルをご活用いただく皆様へ
使い分けよう!「総合病院」と「クリニック」
Promotion landing
外出先でもドクターズ・ファイル
Qr doctor

ドクターズ・ファイルの情報をスマートフォン・携帯からチェック!スマートフォン版では、GPS位置情報を利用した最寄りの病院探しができます。

書籍「頼れるドクター」のご案内

ドクターズ・ファイル特別編集ムック「頼れるドクター」を一覧で紹介します。 →全ラインアップを見る

Denentoshi after
Bunkyo after
Chiba after
関連コンテンツ
採用情報『ドクターズ・ファイル』では編集部スタッフを募集しております。 詳細