全国のドクター14,168人の想いを取材
クリニック・病院 160,270件の情報を掲載(2026年3月19日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市東淀川区
  4. 下新庄駅
  5. 医療法人淡青山会 吉田クリニック
  6. 吉田 衣江 院長

吉田 衣江 院長の独自取材記事

吉田クリニック

(大阪市東淀川区/下新庄駅)

最終更新日:2026/03/04

吉田衣江院長 吉田クリニック main

下新庄駅の西口から徒歩5分の場所にある「吉田クリニック」。この地で35年以上も診療を続けてきた、地域に根差したクリニックだ。現院長の吉田衣江先生は、2022年4月から勤務を開始し、父である吉田連理事長と2人体制で診療にあたってきた。2026年4月からは、衣江先生と膝関節を専門とする整形外科の医師とで診療を行う体制になるという。さまざまな診療内容に対応する中で、特に生活習慣病の診療に注力。合併症のリスクにも目を向け、症状が悪化する前の早めの対応を大切にしている。クリニックならではのアットホームな雰囲気は大切にしつつ、より時代に合った形に進化していきたいと話す衣江先生に、診療方針や今後の展望などについて話を聞いた。

(取材日2023年9月20日/更新日2025年10月4日)

地域に根差したホームドクターをめざして

現在の理事長であるお父さまが開院し、長年地域に根差してきたクリニックなのですね。

吉田衣江院長 吉田クリニック1

はい。父が開院した1990年以降、35年以上にわたって診療を続けてきました。全身を一通り診ることができるかかりつけ医をめざし、内科と小児科を中心に、リハビリテーションや小さな外科的処置も含めて対応しています。私はもともと勤務医をしていたのですが、2022年4月から当クリニックに来て、父と2人体制で診療を行ってきました。2026年4月からは、私と整形外科を担当する勤務医の先生とで診療を行う予定です。長年父が担当していた患者さんも多いので、そういった方々にも引き続き安心して受診いただけるように取り組んでまいります。

こちらのクリニックでは、どのような患者さんがいらっしゃいますか。

内科で多いのは高血圧症、糖尿病、脂質異常症など、生活習慣病の患者さんですね。リハビリテーション科の電気治療などを目的に通っていただくご高齢の方のほか、小児科の患者さんも一定数いらっしゃいます。また、新型コロナウイルス感染症の流行で発熱の外来も開設したのですが、そちらでは20代、30代の方が多いですね。発熱での受診をきっかけに、おなかの調子が悪いなど、ちょっとした症状がある際にも続けて来ていただけるようになった方も。その結果、比較的若い世代の患者さんも増えてきました。小さいお子さんからご高齢の方まで、年齢層も幅広くなっています。

先生のご専門について教えてください。

吉田衣江院長 吉田クリニック2

私は関西医科大学出身で、卒業後は同大学附属病院の第2内科という医局に入りました。その科は循環器、糖尿病、腎臓、甲状腺、内分泌などを診療の対象にしている医局で、その分野に関して専門的に経験を積んできました。また、京都市立病院や洛西ニュータウン病院、音羽病院、関西医科大学香里病院などに出向した経験もあり、内科については全般的に学んでいます。勤務医としての経験を積む中で、総合内科、循環器内科、透析治療、超音波検査についても専門性を深めました。こうした経験を生かし、一般的な内科の症状から専門的な疾患まで、幅広く対応できるのではないかと思いますので、お気軽にご相談いただければと思います。

透析や腎臓管理、超音波検査の専門性を生かして診療

腎臓透析をご専門にされてきたとお伺いしました。

吉田衣江院長 吉田クリニック3

ええ。私は関西医科大学香里病院で、維持透析の立ち上げを経験し、透析や腎臓の管理をしていました。当時の大学病院では、5年10年と長期的に患者さんの経過を診る維持透析は少ない中で、その立ち上げを経験し、数多くの経験を積むことができました。現在も、週に1日だけですが、別の透析専門の医院に勤務しています。透析治療は専門の設備がある医療機関でないと携わることはできないので、専門的な知識の更新のために勤務を続けているのです。また、透析や腎臓の管理で得た知識を、当クリニックの診療に生かしたいとも思っています。当クリニックには生活習慣病の患者さんが多くいらっしゃいますが、生活習慣病の中でも例えば糖尿病は、合併症で腎臓が悪くなって透析になってしまうケースが多くあります。内科医として全身の状態を診ながら、透析にならないためのアドバイスを当クリニックの患者さんにフィードバックできればと思っています。

心臓超音波検査にも力を入れていらっしゃるんですね。

循環器にはいろいろな検査がありますが、私は中でも超音波検査を専門に研究や臨床を続けてきました。心臓超音波検査を受けたことがない方も多いと思うのですが、例えば健診で心電図異常や不整脈を指摘されたとき、心臓の機能に異常があるかどうかを調べる方法としていろいろとメリットがあるんです。また、超音波は生体に傷をつけたり放射線を浴びせたりすることが不要で、体の負担が少ない検査です。その上で心臓の大きさや収縮力、心臓弁膜症がないかなど、具体的に調べることができます。ただ、身近な医院では心臓超音波検査ができるところが少なく、大きな病院で受けようと思うと何ヵ月も先の予約になってしまうことも少なくないため、なかなか身近な検査にならないのではないでしょうか。当クリニックでは気軽に検査を受けていただける環境を整えています。病気の早期発見につなげるために、これからも力を入れていきたいと思っています。

診療で心がけていることは何かありますか。

吉田衣江院長 吉田クリニック4

一つは患者さんの話をよく聞いて、丁寧に説明をすることです。皆さん気をつけていることだと思いますが、「傾聴」の気持ちを常に忘れずに患者さんに接したいと思っています。もう一つは、柔軟性を持つということです。特に糖尿病など生活習慣病の治療は自分との戦いになってきます。ルールをしっかり守れる方もいれば、ついつい誘惑に負けてしまう方もいますし、その時の状況で、できる・できないも変わってきます。治療においても、良しとされる方法を無理やり押しつけるのではなく、患者さんの性格やご事情を考慮しながら、本人がやる気になれるように手助けすることを心がけています。

アットホームな雰囲気を残しつつ、時代に合った変化を

医師になろうと思ったのはどのような理由からでしょうか。

吉田衣江院長 吉田クリニック5

ドラマのような劇的な出来事があったというわけではないのですが、やはり医師である父の影響は大きいと思います。父の背中を見ながら医師という仕事に対して誇りや憧れを感じていて、進路を考える年齢になったときに自然とめざしていたという感じですね。当クリニックで父と一緒に仕事をするようになり、患者さんから慕われている父の姿を見ると、長年地域に根差して診療を続けてきたすごさを改めて感じます。

将来はどのようなクリニックにしていきたいとお考えでしょうか。今後の展望についてお聞かせください。

良い面はもちろん残しながら、時代に合わせてクリニックの造りなども変えていけたらと思っています。例えば当クリニックは規模が小さく、アットホームな雰囲気であることが特徴です。リハビリテーションも、患者さん同士談笑しながら行うことができます。オープンで良い反面、治療内容によってはプライバシーが保たれる空間も必要ですよね。今後は目的に応じて適切な対応ができるように、リフォームなども進めていけたらと考えています。また、ご高齢の患者さんが増えているので、往診にももう少し力を入れていきたいですね。それからもう一つ、病気の予防につながるような啓発もしたいと思っています。生活習慣病で怖いのは、合併症です。皆さん健診でひっかかっても症状がないと放置してしまいがちなのですが、合併症が出てからだと治療も大変になってしまいます。早めに対処できるよう、情報提供をしていきたいですね。

最後に、地域の方や患者さんに向けたメッセージをお願いいたします。

吉田衣江院長 吉田クリニック6

勤務医の時と違って、今は患者さんとゆっくりお話をする時間が取れるので、私自身、皆さんとの会話を楽しみながら診療しています。生活習慣病に関しては専門として引き続き力を入れていきたいと思っていますので、気になることがある際は、気軽に受診していただけたらうれしいですね。2026年4月からは、私と整形外科を担当する勤務医の先生とで診療を行う予定です。当面、整形外科については、現在通っていただいている患者さんからご要望があれば診させていただき、新規の患者さんの場合は予約制で診療をさせていただく形にしようと考えています。今後もかかりつけ医としてさまざまな診療に対応し、地域にお住まいの皆さんの健康をサポートできたらと思っています。

Access