全国のドクター14,192人の想いを取材
クリニック・病院 157,101件の情報を掲載(2026年4月13日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市西区
  4. 肥後橋駅
  5. 大谷クリニック
  6. 大谷 眞一郎 院長

大谷 眞一郎 院長の独自取材記事

大谷クリニック

(大阪市西区/肥後橋駅)

最終更新日:2026/04/09

大谷眞一郎院長 大谷クリニック main

緑豊かな靱公園からほど近い場所にある「大谷クリニック」。5代目院長の大谷眞一郎先生の高祖父にあたる初代院長が、今から約130年前、明治時代に開業したという歴史あるクリニックだ。大谷院長は長く救命救急で活躍した後、2019年9月に同院を継承。穏やかな語り口と優しい物腰からは、普段の診療の様子がうかがえる。「街のかかりつけ医」として、子どもから高齢者まで幅広い世代に親しまれ、またビジネス街という土地柄、健康診断や人間ドックのニーズも多いというクリニックの現状について、詳しく話を聞いた。

(取材日2025年9月6日)

親族の病気から救命救急、そしてクリニック継承

クリニックを継承されるまでのご経歴をお聞かせください。

大谷眞一郎院長 大谷クリニック1

約30年と一番長く勤務していた多根総合病院では、救命のために適切な処置を行わなければいけない、常に緊張感のある救急の現場で日々奮闘していました。苦しい状況の中、自分だけでなくスタッフと協力しながら同じ想いで患者さんの救命にあたること、その大切さを実感しとてもやりがいを感じていました。医療もスポーツと同じで、チーム一丸となって同じ目標に向かうために協力することが大切なんです。また、救急で受け入れた患者さんを最後までケアさせてもらうことにも、とてもやりがいを感じていましたね。

長く救命救急の現場で活躍されてきた中で、現在でも診療に生かされていることはありますか?

これまで本当にたくさんの患者さんを診療してきたので、小さい変化を敏感に察知する力には自信があります。医学というのは科学の一分野ですが、科学だけでは説明できない第六感というものがあるんです。患者さんとのコミュニケーションを大切にし、会話の中からその第六感でヒントを見つけていくという感性の部分は、長年の診療で培われてきたと思います。学生時代に教わった「診療は扉を開けた時から始まっている」という言葉を今も忘れず、診察室の扉が開けられたその瞬間から、患者さんの顔色や息遣いの一つ一つまで見逃さないように心がけています。

歴史あるクリニックですが、医師をめざすようになったきっかけについて教えてください。

大谷眞一郎院長 大谷クリニック2

開業は1890年、明治時代に私の高祖父がこの場所で「大谷医院」を開き、代々継承してきました。私が5代目の院長となります。開業時から変わらず長きにわたりこの場所で診療を続けており、長男である私は子どもの頃から当然医師になると周りから期待されていました。生まれた時から人生のレールが決められているようで反発心もあったんですよ。もともとはイルカの研究など海洋生物学を学びたいと考えていた頃もありました。でも、小学生のいとこが病気で亡くなったことをきっかけに、医師として命と向き合うということを真剣に考え始めるようになりました。

継承から6年目。現在のクリニックについて、いかがですか?

西区は住宅街とオフィス街が混在する街。そのため患者さんの年齢層は幅広く、小さなお子さんから働き世代の方、高齢の方まで幅広い年齢の方が、さまざまな主訴を抱えて来られます。風邪や発熱、頭痛といった一般的によくある内科疾患や、腹痛、呼吸困難感、私の専門である狭心症や慢性心不全といった循環器にまつわる症状など、頭から爪先まで多岐にわたる症状や疾患の対応を行っています。また、高血圧、糖尿病、脂質異常症などのいわゆる生活習慣病にも対応しています。病院は「できれば行きたくない」とお考えの方は多いと思いますが、当院はちょっとした心配や不安がある時に「とりあえず診てもらおう」と思っていただけるような場所であることをめざしております。どんな些細なことでも気軽に相談できる「街のかかりつけ医」として、今後も活動を続けていきたいと思っております。

広く深い診療に取り組み、健診にも注力

力を入れている分野についてお聞かせください。

大谷眞一郎院長 大谷クリニック3

私自身の専門は循環器内科で、簡単にいうと心臓と血管に関わるさまざまな病気を診る科です。心臓は体の要となる大切な臓器で、血管も全身をめぐっています。そのため生死に関わる症例も多く、命を救うために迅速・適切な対処に努める、やりがいのある仕事ができると思ったことも循環器内科を選んだ理由です。当院では専門性を生かして、より良い医療を追求しつつもそれだけにとらわれず、「街のかかりつけ医」として幅広く皆さんの健康をサポートしていきたいですね。狭く深くではなく、広く深い知識と技術で、地域に貢献していけたらと思います。

予防医療にも力を入れていらっしゃるそうですね。

会社の健康診断や、個人での人間ドックを受けつけています。「自分だけは大丈夫」と思っている方もいるかもしれませんが、病気は誰にでも分け隔てなくやってくるものです。特に働き世代は体調を崩すことで仕事ができなくなったり、周りに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。「健康診断で病気が見つかるのが怖いから受けたくない」ではなく、「健康であることを確かめるため」にも、そして何かあった時になるべく早く治療するためにも、健診を受けていただけたらと思います。近隣の会社に訪問し、健診を勧める啓発活動も行っています。人間ドックに関しては、特に子育てや家事、仕事で多忙な毎日を送る女性の方が、家族の健康はサポートしていても、どうしても自分自身の健康のことは後回しにしてしまう傾向にあります。大切なご家族のためにも、どうか自分のことも大切にしていただきたいですね。

往診にも対応していると伺いました。

大谷眞一郎院長 大谷クリニック4

年齢を重ね、通院が困難になった患者さんに対して往診を行っています。患者さんが緊張せず、リラックスできる環境を心がけていきたいですね。また往診では、患者さんの普段の生活や家族の状況や想いなど、さまざまな背景を知ることができるので、医師として新たな学びとなります。患者さんにとってより良い医療になるようつなげていきたいですね。

気軽に相談ができる「街のかかりつけ医」に

患者さんを診療する際に心がけていることはありますか?

大谷眞一郎院長 大谷クリニック5

威圧感や不安感を与えず、穏やかな姿勢で接することです。そう心がけるようになったのは、大学の6年間、毎年夏休みに高野山の宿坊で接客のアルバイトをした経験からでしょうか。全国からいろいろな方が訪れるため、不快な思いをさせず、少しでも心地良く過ごしていただくためには、穏やかに接して、できる限りわかりやすい言葉で伝えることが大事だと実感しました。その経験は医師になってからも生かされており、患者さんに対してはもちろん、クリニックのスタッフに対しても同じです。また、患者さんとは「ついでに聞ける一言」の関係性が築けるようにも尽力しています。患者さんが、メインの症状は伝えた上で「受診に来るほどじゃないけど、最近こういう症状が出て気になってる」といったことが気軽に話せるように、関係性や雰囲気づくりに気をつけているつもりです。

診療後や休日の過ごし方、健康のために実践していることなどあれば教えてください。

朝6時半に出勤すると、腹筋や背筋を鍛えるための筋力トレーニングとストレッチをじっくりと行っています。筋力トレーニングは学生時代から、ストレッチもここ6年くらい継続しています。それまで体が硬く、前屈した時に床に手が届かなかったのですが、今では届くようになったんですよ。生活習慣病を指導する立場でもあるので、健康と体型には気をつけておきたいですね。筋力トレーニングやストレッチは姿勢改善や体型維持に役立つので、ぜひ皆さんも日常に取り入れていただきたいです。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

大谷眞一郎院長 大谷クリニック6

クリニックがある西区は私自身が生まれ育った場所。そして勤務医時代も西区の病院に勤め、そして約130年の歴史を持つ医院を継承しましたので、このエリアに強い思い入れがあります。ここにお住まいの皆さんの健康管理をするために生まれてきたといっても大げさではないと思っています。医療は日進月歩。時代に遅れないように先進の情報を収集し、自身とクリニックをアップデートし続けられるようにしていきたいですね。散歩の途中で立ち寄れるような、気軽に相談できる「街のかかりつけ医」として、これからも地域の皆さんの健康を支える存在となれるように歩んでいきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

半日人間ドックAコース/4万4660円(所要時間2時間30分)、半日人間ドックBコース/3万1640円(所要時間2時間30分)