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松本 義弘 院長の独自取材記事

松本クリニック

(大阪市福島区/野田駅)

最終更新日:2019/11/13

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大阪メトロ千日前線の野田阪神駅や阪神本線の野田駅から徒歩約8分。新しいマンションと昔ながらの民家が混在する住宅地の中に「松本クリニック」はある。2018年に前院長の父から松本義弘院長が継承し、それを機にリニューアルした同院。玄関から緩やかなスロープでつながった院内は、大きな吹き抜けが開放的で、明るくリラックスできる。日本糖尿病学会糖尿病専門医の資格を有する松本院長は、糖尿病や甲状腺疾患といった専門性の高い治療から、風邪や腹痛などの一般内科診療、ちょっとした医療に関する相談まで受け入れ、誰もが親しみやすいクリニックをめざしている。松本院長に、診療への思いや今後の展望などを聞いた。
(取材日2019年10月16日)

糖尿病治療で培った経験を生かし、幅広い疾病にも対応

医師になろうと思ったきっかけは、やはりお父さまの影響ですか?

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そうですね。幼い頃から父の姿を見て育ちましたので、いつか医療で人の役に立つような仕事に就きたいと考えていました。学生の時は化学に興味があったので、薬学部に進みましたが、薬について学んでいると医師という職業に興味が出始め、医学部を再受験しました。医学部時代には調剤薬局で薬剤師としてアルバイトをしていた時期もあり、今ではよい実践勉強になったと思います。将来的には父の守ってきた地域の方たちを支えていきたいという思いがあったので、卒業後はすぐに大阪に戻り、大阪府済生会中津病院で約10年勤めてまいりました。糖尿病を中心に内科全般を診療し、肺炎や尿路感染など幅広く携わってきたことが地域のかかりつけ医としての現在の診療に生かされていると思います。

クリニックではどのようなお悩みが多いのでしょうか?

半数ほどが糖尿病の治療の方ですが、糖尿病を基礎疾患とする人たちは同時に、ほかの慢性疾患を抱えている人が多いのです。そのため、糖尿病治療をする医師は幅広い疾患に対応していなくてはいけません。お悩みも高血圧や高脂血症、心不全、不整脈など多岐にわたります。また、風邪やインフルエンザなど、小さなお子さんでもお母さんと一緒に診てほしいといわれれば、受け入れるようにしています。引き継いだ当初は糖尿病に特化したクリニックにしようかとも考えたのですが、実際に患者さんに接しているとさまざまなお悩みをお聞きします。地域のニーズに合ったクリニックづくりが必要だと感じました。今はどのような要望にも応えられる、身近で通いやすいクリニックをめざしています。

具体的にはどのようなニーズがありましたか?

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例えば、「湿疹が出てきたが、一時的なものかどうか見極めをしてほしい」といったものや「高齢のお父さん、お母さんのために引っ越しして来たが、どこから介護生活を始めればよいかわからない」といったご相談などです。この鷺洲地区は、昔からの住民の方が多いコミュニティーのしっかりとした地区である一方、マンションの建設ラッシュで続々と新しい移住者が増えている地域でもあります。今後は患者さんの層や、ニーズも変わってくると思われます。内科疾患分野だけでないちょっとした医療相談についても、気軽にお話ししていただければと思います。

薬剤師として、薬の適切なアドバイスも行う

最近、クリニックを改装したのも患者さんのことを考えてとお聞きしました。

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ええ。杖が必要な患者さんもいるので、段差が気になっていたんです。入り口をゆったりとしたスロープに改装し、スリッパも廃止したので、安心してお越しいただけるようになりましたね。また、限られたスペースを少しでも明るくしたくて吹き抜けをつくりました。定期的に通ってくださる患者さんのためにも長い間お休みはできませんから、3週間ほどの短期間で工事してもらったのですが、広く明るくなったと患者さんにも好評です。また、リニューアルを機に、動脈硬化の指標となる血管年齢(CAVI)や下肢の血流閉塞の有無(ABI)の検査機器や、今までのように血液を出して測定する必要がない血糖測定器を導入しました。患者さんにとって負担が少ない機器があれば、積極的に導入し、さらに通いやすいクリニックにしていきたいと思っています。

日々の診療で大切にされていることは何でしょうか?

患者さんがクリニックに来るということは、何か困り事があるということですから、その悩みを患者さん目線で考えるようにしています。例えば、「こうじゃないですか?」というと患者さんも誘導されてしまうので、まずはお話をじっくり聞くように心がけています。また、薬剤師としての気配りも欠かさないようにしています。例えば、当院は基本的に院内処方で錠剤のお薬しかないのですが、大人の方であっても錠剤が飲み込めるかどうか聞いたり、ご高齢の方であれば、お薬手帳からほかのクリニックで処方された薬と作用が重複しているものがないかチェックしたり、また普段は必要なお薬も体調を崩している時に飲むと弊害を起こすものもあるため、必ず今のその方の病状に合わせたお薬をお渡しするように注意しています。

最近増えたと感じるお悩みはありますか?

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甲状腺疾患の患者さんですね。勤務医をしていた時から感じていました。町の中のクリニックで内分泌疾患を診ているところは少ないので、近隣の方だけでなく遠方からお越しになる方も増えています。イライラや倦怠感など精神的な疾患や更年期障害と見間違うような症状もあり、「ずっと精神疾患かと思っていたけど、甲状腺疾患によるものだとわかって治療に打ち込める」とおっしゃる方もいらっしゃいました。汗、動悸、手足の震え、体重減少・増加など症状は多岐にわたり、自覚症状の出方にも個人差があるため、気になる方は専門とするクリニックでの受診をお勧めします。

理想とする医療を少しずつ形にしていきたい

クリニックを継承した直後は、スタッフの存在が心強かったそうですね。

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そうですね。「もうお薬がなくなっている頃だから、あの患者さんが来る」「この患者さんの点滴はこの血管が入りやすい」などと、お一人お一人についてよく把握してくれていて、さすがだなと感心します。患者さんの生活背景など教わることも多く、スタッフみんなで患者さんを支えているんだとあらためてチーム医療の大切さを痛感します。週1回ほど勉強会を行っているのですが、日々進化するお薬や医療技術についても熱心に勉強してくれるので、私もやりがいとともに、院長としての責任感を感じています。また、水曜だけは今でも大阪府済生会中津病院で外来を担当しているんです。外部の環境に身を置くことで、ほかの先生方の方針や先進の医療にも触れながら、自分自身の視野を広げていく努力を続けていこうと思っています。

ところで、ご趣味はありますか?

中学、高校、大学とテニス部で、2つ目の大学ではゴルフ部に入っていました。とにかく運動することが好きなんですよ。今は地区の医師会のコンペなどにも積極的に参加しています。日頃から地域の先生方とコミュニケーションを取っていれば、何かあった時に連携も取りやすいですし、なまった体にはいい運動にもなっています。しかし、自分だけの時間を持つというよりは、週末は子どもたちと公園に出かけてリフレッシュすることのほうが多いですね。うちの子どもたちは私に似て運動が大好きなんです。最近、上の子どもと一緒に親子テニスに参加し始めたのですが、久しぶりのテニスはさすがに疲れました(笑)。一緒に遊べることも増えてきたので、これからも続けていきたいなと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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高齢の患者さんは、なかなか型にはまった症状を示さないことがあります。例えば心不全の場合、むくみ、体重増加、呼吸が苦しいなどの症状を訴えるものですが「だるい」という一言で、ほかに大きな症状がなく、エックス線検査をして初めてわかることもあります。また、インフルエンザでも熱が上がらない場合があることも高齢者の特徴です。小さな症状からも隠れている大きな疾患を見過ごさず、糖尿病においても目や神経、腎臓、心臓などの合併症リスクまでしっかりとフォローできる医師でありたいと思っています。今後、糖尿病教室の開催や糖尿病患者会などの発足、健康診断機器を充実させて地域の健康増進活動の発展に寄与するなど、やりたいことがたくさんあります。身近な町のかかりつけ医として、さらに進化し続けながら、地域の方の健康に寄り添っていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インフルエンザ予防接種 3200円/1回

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