嵯峨野線・並河駅から徒歩5分の場所にある「しらべ内科整形外科医院」。幅広い年代のさまざまな悩みに寄り添うクリニックだ。院長の調幸治（しらべ・こうじ）先生は医師として50年近く診療してきたベテラン。気さくで話し好きな性格で、患者との会話も弾む。息子で副院長でもある調拓治先生とともに、地域密着型の医療を展開する。「コンビニに行くように気軽に来院してほしい」と口をそろえて話す両先生。身近な相談窓口をめざす一方で、同院では「総合的な診療」を掲げさまざまな症状の患者に寄り添う。長年の医師人生から豊富な診療経験を持つ幸治院長と、新しい技術の活用に積極的な拓治副院長。互いの強みを生かしながら診療を続ける両先生に、総合診療をめざす理由や地域医療への思いをじっくり語ってもらった。

（取材日2023年6月30日）