桂川駅から約15分ほどの住宅街の中にある「やすだ医院」。患者は中高年者が中心だが、生後数ヵ月の子どもから100歳まで幅広く診療している。近隣はもとより、市外から通院する人も多い。院長の安田雄司先生は呼吸器外科のスペシャリストで、その専門性の高さを生かした診療で地域の健康を支えている。クリニック全体では、さらなる医療技術向上のためスタッフ全員が切磋琢磨し、チーム医療を実現している。また、下京西部医師会会長を務める安田院長は地域で医療について学び合う催しを積極的に企画し、「プライマリケア（疾病に総合的に対応する医療）」の充実を図っている。紳士的で親しみやすい人柄が魅力の安田先生に、これまでの多彩な経験、診療ポリシー、地域医療への思いなどを存分に語ってもらった。

（取材日2019年2月13日）