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水谷 智子 院長、水谷 仁 副院長の独自取材記事

水谷皮フ科クリニック

(津市/津新町駅)

最終更新日:2021/07/14

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近鉄名古屋線・津新町駅から、車で西へ約5分。住宅や店舗が立ち並ぶ津市新町に位置する「水谷皮フ科クリニック」は、診療内容は皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科で、さまざまな皮膚トラブルに幅広く対応している。1996年に水谷智子院長が開業し、2005年に美容皮膚科エリアを増築。現在は、日本アレルギー学会アレルギー専門医の資格を持ち、長年にわたり三重大学医学部で教授として研鑽を積んできた水谷仁(ひとし)副院長も加わり、それぞれの専門性にこだわった診療を提供している。患者が遠方から足を運ぶことも多い同院では、第3駐車場まで用意。さまざまな質問に笑顔で応えてくれる院長と、温和な雰囲気の副院長に、同院の強み、治療方針など幅広く聞いた。
(取材日2021年4月5日)

治療から再発予防まで、患者一人ひとりに寄り添う

医師をめざされたきっかけはどんなことだったのでしょうか。

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【智子院長】私は妹をがんで亡くし、ほかの兄弟も早くに他界。人の死に対面することが多かったんです。なので、医学というものに興味を持ち、薬剤師か医師になりたいと思うようになりました。高校の時に先生からアドバイスをもらったこと、そして、より「病気」と向き合えるのはどちらかを考え、最終的に医師を志しました。
【仁副院長】医学というのは、新しいものを見つけて進化していくので、その中でいろいろな研究をしたいと思ったのが、私が医師をめざした理由です。弁護士になるか医師になるか迷ったのですが、新しい治療を見つけるのは魅力だと感じ医師の道を選びました。特に皮膚科は、アレルギーもがんもありますし、目に見えているから簡単そうに思えるのに技術が必要というのも興味深いところです。

患者さんについて教えください。

【智子院長】近隣の方もたくさん来てくれていますが、当院は津インターチェンジから近いため高速道路を使うとわりと通いやすいようで、松阪、鈴鹿、尾鷲、熊野などの遠方からも来てくださっています。また、皮膚科のほかに美容皮膚科も診療しているので、ニキビ痕に悩んで受診される方や、三重大学で教授をしていた副院長が来てからはアトピー性皮膚炎の方が多いですね。アトピー性皮膚炎は本当に悩んでいる方が多いので、クチコミなどで当院を知り、遠くから足を運んでくれる方がたくさんいます。

治療方針についてお聞きします。

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【仁副院長】患者さん一人ひとりに合った治療をきっちり行うことです。その方の皮膚の症状、タイプに合わせた塗り薬・飲み薬を処方し、治療から再発予防まで長期的な目で見た方法を選ぶようにしています。例えば、アトピー性皮膚炎でかゆみが治まっても皮膚が黒くなってしまったままでは、患者さんはきっと悩んでしまいます。話をしっかり聞いて、生活指導や季節に合わせた対応をして、再発しないようにしていく必要があります。アトピー性皮膚炎は、労働環境や花粉や黄砂などの季節性のものも影響するので、その時々の病状に合わせて治療していかなくてはいけません。最近ですとマスクが皮膚に影響を与えているように、皮膚のトラブルにはさまざまな要因が重なっているので、患者さんに合った治療を見つけて行うというのはとても大切です。

得意分野を生かし専門性にこだわった治療を提供

このクリニックのコンセプトは何でしょう。

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【智子院長】患者さんがめざすところはどこかをしっかり見極めることです。患者さんの話を最後までお聞きし、患者さんが納得して「こういうふうになりたい」という最終目的まで寄り添っていきたいと思っています。例えばニキビであれば「ニキビ痕が目立たなくなるまで」というように、患者さんが求めるゴールをめざして治療を行っています。
【仁副院長】皮膚病というのは、患者さん本人がすごく悩んでいるんですよ。アトピー性皮膚炎に悩み、ご自身の命を絶とうかというところまで悩む方もいらっしゃいます。しかし今は時代が変わって薬の種類もたくさんあるので、症状に合わせて保湿剤と薬を塗り分け、こまめに診察に来ていただいて薬を変えながら治療を続けていけば、治せない疾患ではなくなってきていると考えています。なので、根気よく患者さんがめざすところまで、しっかり治療していきたいですね。

クリニックの強みを教えてください。

【智子院長】2人の医師がいるので、診察が2倍行えて、待ち時間が短縮できるというところです。また、私はニキビでお悩みの方を多く診ているので、豊富な知見があります。その知見を生かしながら、丁寧かつ適切な診察・治療を行っています。保険適用内のお薬のみで、気にならない程度まで皮膚の状態を整えていくというのが、ニキビに関する私の診療方針です。そして、そこから進んでもっと自分の満足いくお肌をめざす方には、美容皮膚科という選択肢を提示できるところも当院の強みです。
【仁副院長】私も院長もそれぞれ得意分野があるので、アトピー性皮膚炎、乾癬、皮膚がんの疑いがある方などは私が診ますし、ニキビ痕が気になるという方が来られたら院長が対応します。それぞれの症状に合わせて専門的な治療を受けられるというのは、患者さんにとってもメリットになると思います。

美容皮膚科にも注力していらっしゃるそうですね。

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【智子院長】皮膚科診療のプラスアルファとして、ニキビ痕やしみのケアのご相談に対応しています。当院が開業した当時は、まだ三重県内でも美容皮膚科を扱っているところが珍しかったので、しみケアの相談から始めてみたところ、患者さんからのニーズが予想外に高かったんです。続けていくうち患者さん側から、要望が寄せられるようになり、それに応えるかたちでニキビ痕のケアも提供するようになりました。美容外科やエステサロンは行くのに勇気がいるけれど、皮膚科の医師がやっていることで安心してくださり、今まで気になっていたことへの一歩につながればいいですね。

病気だけでなく、患者の不安も取り除く診察を

これまで診療してこられた中で、印象に残るエピソードなどありますか?

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【智子院長】患者さんには日々教えてもらうことばかりですが、特に印象に残っているのは開業したばかりの頃に来られた患者さんです。その方は勤務医時代に診ていた患者さんで、かなり遠方に住んでいらっしゃるのですが、わざわざここまで足を運んでくれたんです。その時「そんな遠くから来なくていいよ」と言ってしまったのですが、患者さんに「先生を信頼して、診てほしいと思って来ているんだから、そんなこと言わずにちゃんと治して」と言われたんです。その時、私に診てほしいと思って来てくれたのに悪いことを言ってしまったと感じました。それ以来、患者さんは私に診てもらうために貴重な時間を割いて来てくださっているのだから、一人ひとりきちんと向き合って大切にしていかなくては、という意識が強くなりました。

治療に対する想いをお聞かせください。

【智子院長】患者さんの気持ちを理解できるようにできるだけお話を聞いて、患者さんの悩みを改善してあげたいという想いを持って治療に臨んでいます。病気を治すことも大切ですが、悩みや不安を和らげ励ましてあげる、そういう患者さんに寄り添う姿勢も大切にしています。
【仁副院長】やはり皮膚病自体が治らないと患者さんの悩みは解決しないので、まずはしっかり治すということを重視しています。まずは患者さんが今の症状をどこまで、どんな状態まで治したいのかを聞き、それを実現できるようサポートするのが私たちの務めだと考えています。また、医師と患者という関係ですが、「患者さま」でも「お医者さま」でもなく、できるだけ同じ目線で話すようにしていますね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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【智子院長】当院では2人の医師が診療を行っており、それぞれ得意分野が異なります。特にアトピー性皮膚炎とニキビの治療を得意としておりますので、それらの症状でお悩みの方はお気軽にご相談いただければと思います。再発防止するためのケア方法なども併せてお話しさせていただきます。
【仁副院長】現在、小さい皮膚がんや良性のものなどの簡単な手術を行っておりますが、今後はもう少ししっかり手術が行える環境を整えていきたいと考えております。基本に忠実に多くの患者さんを診ていきたいと考えておりますので、少しでも疑問や違和感があれば遠慮せずにご相談に来てください。

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