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亀澤 隆司 院長の独自取材記事

かめざわクリニック

(春日井市/春日井駅)

最終更新日:2019/08/28

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春日井駅から車で10分以内の「かめざわクリニック」は、今年で20年になるクリニックだ。屋根付き駐車場に完全バリアフリーの院内、広々とした待合室には院長お気に入りの置時計が飾られ、子どもたちが遊べるキッズスペースや9つの治療用ベッドなど、細部に至るまで患者が快適に過ごせるように配慮されているのがうれしい。亀澤隆司院長が得意とするペインクリニック内科を求めて、遠方から訪れる患者も多いほど、クチコミで評判が広がっている同院。小児患者向けに診察後のご褒美を用意したり、保育士付きの病後児保育施設を完備し、地域の医療と生活をしっかりと支えてくれる頼もしい存在だ。気さくで笑顔が絶えない亀澤院長に、ペインクリニックに関する話など、興味深い内容をたくさん聞いた。
(取材日2016年11月14日)

あらゆる痛みを穏和するペインクリニック内科

開業から20年、これまでの歩みや開業当時のこだわりについて教えてください。

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僕が医師を志したのは、身内の病気を将来自分が医師になって治したいと思ったのがきっかけでした。幼少の頃から一途に医師をめざし、1988年に名古屋市立大学を卒業した後は、安城更生病院・愛知医科大学病院に勤務し、主に麻酔科(ペインクリニック)、救急医学を中心に従事しました。麻酔科を選んだのは、人間の基礎を診ることに惹かれたからです。手術時に呼吸を止めたり、心臓を止めるなど、人体をコントロールする大事な役割をに担う存在なので、責任感とやりがいを感じられると思いました。そして、1996年6月に自分がやりたい医療を実現しようと思い、当院を開業させていただきました。当時、こだわったのはバリアフリーでお手洗いを広めに設けたり、すべての患者さんが気軽に来院できるよう、靴を脱がなくても良い構造にしたことです。20年前はほとんどのクリニックが土足禁止だったので、新しい試みで多くの患者さんに便利だと喜ばれました。

先生がご専門とされるペインクリニックについて詳しく教えていただけますか?

ペインクリニックとは、麻酔科の一つで痛みを診る医療のことを言います。専門的なお薬を使って、神経ブロックという神経に注射をすることで痛みを和らげます。ブロック注射を打つと、基本的には4~5分くらいで効果が出始めますが、注射後にベッドで40~50分ほど休んでいただきます。1度の注射ですべてが良くなるものではなく、何度か継続して受けていただく必要があるものです。痛みをすべて取りきるという考え方ではなく、寝られない、仕事ができない、家事ができないという深刻な痛みを、日常生活に支障をきたさないくらいの痛みレベルまで落ち着かせるのが目的です。また、すべての症状に対してブロック注射で対応するのではなく、まずは患者さんの症状、常備薬、持病などをこまかくヒアリングした上で、ほかのお薬や漢方治療も視野に入れながら、患者さん1人ひとりに合う治療方法提案するので安心してくださいね。

どのような症状に悩まれて来院する患者さんが多いのでしょうか?

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痛みの治療に関しては、腰痛(ヘルニアなど)・肩こり・肩こりからくる頭痛・帯状疱疹などが多いですね。ほかのクリニックや総合病院から、痛みに困っている患者さんをご紹介いただくこともありますよ。愛知県内でも遠方から、ペインクリニック目当てでいらっしゃる患者さんも多く、なんとか助けになりたいと思いながら日々の治療に取り組んでいます。内科系の治療に関しては、風邪が多く、血圧計の疾患や糖尿病に悩まれている方も少なくありません。割合としてはご年配の方が多く、次にお子さんたちになりますね。

子どもにも高齢者にも優しい治療の提供を

治療の際に心がけていらっしゃることはありますか?

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できるだけ笑うようにしていますね。「笑う門には福来る」とはよく言ったもので、実際にある研究結果として、がんの患者さんでも笑って過ごした方は、笑わないで過ごした方より、免疫力が活性化されたという実績があるそうです。ですので、痛がっている方に対しても、くすっと笑っていただいたり、和んでいただけるように柔らかく対応しています。患者さんが笑うことで、そのご家族も喜んでくださいますね。患者さんのお人柄にもよりますが、僕が笑うことで「すごく悩んでいたけど、そんなに重くないんだ、大丈夫だ」と明るい気持ちになり、治療にも前向きに取り組んでくださる方が多いです。

お子さんや高齢の患者さんへの対応で気にかけていらっしゃることは?

まずお子さんに関しても、大人の方同様に笑顔で明るく接して、診察を受けに来たらご褒美にお菓子を、予防注射の場合はオモチャをプレゼントしています。お父さんの診察に同行しただけでもお菓子を渡しているので、進んで同行するお子さんもいらっしゃいますよ。あとは10年くらい前から、8月の最終土曜日に夏祭りを開催しています。スタッフはもちろんのこと、地域の方々や業者さんに参加していただて屋台を出したり、50円で何度でもゲームに参加できるなど、毎年好評です。このイベントは地域に支えられている当院から、皆さまへ感謝をお伝えする意味でも継続しているのです。あと高齢患者さんに関しては、待ち時間中に具合が悪くならないように、受付にいらっしゃった時点で判断しベッドに横になってもらったり、喘息の症状が出ている方は優先的に診るなどですね。もちろんご年齢に関わらず、臨機応変に対応するように心がけていますよ。

同院ならではの治療や設備について聞かせてください。

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ペインクリニック治療が一番の特徴だと思います。初診の時はどのように痛いのかカウンセリングして、ブロック注射を希望する場合、血液検査をしてきちんとリスクも説明し、ご納得いただいた上で実施します。痛みを主張する方でも、ご自身の症状の立ち位置を知ることでご納得される場合もあります。あとは、長年の医師経験から、検査ではっきり表れない症状に関しても、ある程度穏和できる経験値を持っているので、まずは来ていただきたいですね。設備に関しては、駐車場7台分に屋根が付いていることが自慢ですね。車いすの方やベビーカーをひいたお母さんが、雨の日に濡れないように設置させていただきました。他には、生後6ヵ月以上から小学校3年生までのお子さん向けに病後児保育も行っております。インフルエンザや水疱瘡で数日学校や保育園を休まないといけないけどご両親が看られない場合に、ぜひご利用していただきたいですね。

人間らしく生活することが痛みを解消する近道

痛みを生じさせないために、私たちができることはありますか?

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とても簡単で「人間らしくすること」ですね。朝は6時・7時に起きて、夜は日付が変わる前に寝る。起きている時間は、姿勢を正して二足歩行の人間らしく立つ。座ったお仕事の場合でも、姿勢を正してきちんと座ることです。日常的に運動を取り入れることも大切ですが、時間がない場合はエレベーターを使わず階段を使うことで、良いリハビリテーションになります。この当たり前だけど難しいことが、痛みを生じさせないポイントですよ。

先生の休日の過ごし方や趣味について教えてください。

もともと運動が好きなので週に2~3回はスポーツジムへ通って泳いだりストレッチをしていますし、ゴルフに行くのも大好きですね。開業後からゴルフを本格的に始めたので、大体20年くらいのキャリアになります。適度な運動はやはり人間にとって必要で、体のサイクルを健康に保つ秘訣ですね。

それでは最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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僕は大学病院でチームを組んでいるわけではないので、どんな治療でもできる最先端設備を整えているわけではありませんが、1人でも痛みに苦しむ人を助けて、納得できる治療を提供していきたいと思っています。「早くここに来れば良かった」と言っていただけるのが一番の励みなので、当院でできる治療を精一杯、提供させていただきます。痛みは我慢するものではありません。ぜひ悩まずに相談してくださいね。あと、先ほどもお伝えした通り、慢性疾患を改善する近道は、人間らしく、二足歩行で規則正しく生活することです。多忙な現代人にとってなかなか難しいことですが、やれる範囲でぜひ改善してみてくださいね。

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