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榊原 一貴 院長の独自取材記事

さかきばらクリニック

(春日井市/春日井駅)

最終更新日:2019/08/28

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春日井市の「さかきばらクリニック」。地域に長年親しまれてきた父の医院を引き継ぎ、院長の榊原一貴(かずたか)先生が、内科・外科・胃腸内科・内視鏡検査の総合的な診療をめざし、2016年リニューアルオープン。地域の人から「若(わか)」と呼ばれ、親しまれている榊原院長は、医師になった当初は、幅広い知識を得るため外科の分野に進んだ。やがて、地域診療に役立てたいと、消化器内科の分野も習得。特に胃や大腸の内視鏡検査の経験は多く、技術には自信をもっている。内視鏡検査は医師の技量によるところが大きいと考え、現在も胃腸専門病院に非常勤勤務し、検査と病変発見力の訓練に励む。穏やかな語り口の中に、父のように信頼される医師として近隣住民の健康を守りたいという強い思いが感じられた。
(取材日2019年3月11日)

地域のかかりつけ医としてトータルに診療

医院を引き継ぎ、どのような点をリニューアルされたのですか?

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30年以上、この場所で診療を続けてきた父の医院を受け継ぎ、まず建物をリニューアルしました。1階は白を基調とした明るい雰囲気とし、リラックスしていただけるよう天井は木目調にしました。効率よく診療できるよう、診察室を2つに増やし、2階には内視鏡検査室、準備室、リカバリールームを用意しています。地域の方のかかりつけ医として、オールマイティーに診療を行う医院として、より身近に感じていただけるようにという気持ちを込めて、院名も改名しました。父の代から来院してくださる患者さまにとっても、今まで同様に治療を受けやすく、そして新たな専門分野の治療も受けていただけるように工夫をしています。

先生が行っている診療内容について教えてください。

医師になるなら、医療について幅広い知識を得たいと思い、手術を経験できる外科を専門にしました。また、いずれ父の医院を継ぐ気持ちでいたので、その時に何でも相談してもらえるかかりつけ医として存在できるよう、消化器内科、内視鏡検査においても経験を積みました。その経験から当院では、ケガや打撲などの外傷から、痔や腫瘍などの手術を必要とする外科的分野、風邪の治療や生活習慣病の治療、経過観察を行う内科的分野、そして消化器系の治療や内視鏡検査など、広い分野で診察を行っています。

クリニックの治療方針をお聞かせください。

当院は、消化器疾患を専門とし、胃と大腸の内視鏡検査に力を入れていますが、それ以外の病気に対しても地域のかかりつけ医として、皆さまの健康を守る存在でありたいと考えています。ですから、ケガなどの外科的なことや生活習慣病などのご相談も、心配なことは気軽に質問してもらえたらと思います。私は今30代であり、これからもずっとここで診療を続けていく覚悟です。現在、診療している患者さまたちと一緒に年を重ねていくことができ、これからも長くおつき合いしていけると思いますので、安心して通ってもらえたらうれしいです。かかりつけ医として、これからも地域の皆さまに信頼される医院でありたいですね。

先生が診療の際に心がけていらっしゃることはありますか?

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まずは、患者さまが診察室に入って来られる時の顔つきに注意していますね。院長を引き継いで3年がたち、私も患者さまの顔を覚え、普段の様子がわかるようになりました。ですから、患者さまが病状を説明される前に、今日のだいたいの体調がわかるようになってきています。診察室のドアを開けて入室された時点で「今日は体調良いでしょう?」とお話しすると少し驚かれますが、歩き方や顔の表情から、まずはその日の体調を読み取るように注意しています。

内視鏡検査の専門性を磨くべく、現在も研鑽を続ける

先生が特に注力されている内視鏡検査について教えてください。

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胃の内視鏡検査には、経口と経鼻、そして鎮静剤を使って行う方法があります。当院ではすべての方法に対応可能です。経口内視鏡にも経鼻内視鏡にも、それぞれメリットとデメリットがあります。そのあたりもしっかりご説明し、初めての方なのか、病変の精密検査なのか等、検査の目的に応じて、ピロリ菌感染の有無なども考慮した上で、患者さまと相談して決めていきます。胃カメラはサイズの違う4種類のものを設置しています。苦痛の少ない検査を行うことができるよう、患者さまの状態に合わせた検査を心がけています。

大腸内視鏡検査の特徴についてもお聞かせください。

大腸の内視鏡検査においては、トイレや待合室といった準備における設備の必要性や、出血、腸穿孔などの偶発症のリスクもあり、個人で行う医院はそれほど多くないと思います。しかし、勤務医時代に経験をしてきた、内視鏡検査の技術をこれからも生かしていきたいと考えて、当院でも大腸内視鏡検査を行っています。検査では、腸内に空気を送り検査を進めるのですが、検査後の不快感を軽減するために、当院では体に吸収されやすい二酸化炭素を使用します。また、無理のない検査を受けていただきたいと考え、痛みや不安が強い方には患者さまと相談の上、鎮静剤の使用も行っています。

内視鏡検査の技術向上には、今でも努力をされていらっしゃるそうですね。

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当院は、週末と木曜日を診療定休日にしていますが、木曜日には開業前に勤務していた中野胃腸病院で、現在も非常勤の医師として勤務しています。そこで胃の内視鏡検査と大腸の内視鏡検査を担当しています。検査の経験が多いと、技術力と病変を見つける目がともに鍛えられます。自分の内視鏡検査の技術の訓練のつもりで、これからも続けていきたいですね。また、開業医になると、他の医師との交流が少なくなってしまうので、こうした他の病院での勤務は、多くの医師との情報交換の機会として有意義なものとなっています。

信頼の設備と専門の技術で、地域の人と結びつく

内視鏡のほかに、どんな設備がありますか?

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的確な診断のためのマルチスライスCTや全身型骨密度測定装置を使用しています。骨密度測定装置は、かかとや手首などの体の一部で測定する超音波法とは異なり、腰椎および大腿骨で骨密度を測定するため、より的確な骨粗しょう症の診断につなげることができます。腰痛などの訴えがある患者さまの中で特に閉経後の方には、定期的な検査を勧めています。また、当院にはリハビリテーションルームがあり、各種電気治療器や水圧刺激による血行を促進するためのウォーターベッドなどを設置しています。ゆっくりとくつろぎながら治療を受けていただくことで、地域の方にはリハビリテーションルームを憩いの場として活用していただいています。気軽にリハビリテーションに来院する中で、診察の際に体の不調に気づくことも多いため、疾患の早期発見にも役立っています。

患者さんやスタッフの方は、先生にとってどのような存在ですか?

当院のスタッフは、父の代から勤務してくれている人がほとんどです。ですから、以前から来院されている地域の患者さまとの関わりは、私よりも長いものがあります。それだけに、とても頼りになる存在です。父は現在も週に1度、医院で診療を行っていますが、私が診察している時にも、昔から来院されている患者さまから「たまには大先生に会いたいよ」とお声をかけていただくことがあります。今後も父と情報交換しながら、私も父のように地域の方に親しまれる存在になりたいと思います。患者さまの中には、私の幼少期を知っている方も多く、自分にとっては祖父母のような存在の方もいます。そんな温かいふれあいの中で、頼りにされる医師になっていきたいと思っています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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内視鏡検査を中心として、内科的分野、外科的分野などトータルで診察を行う地域のかかりつけ医として、親しんでいただけるように努力をしていきたいと考えています。内視鏡検査については、多くの経験をしているので、不安も少なく受けていただくことができるのではないでしょうか。また、患者さまには、笑顔を忘れずに明るい心で対応し、どんなことでも相談していただける医師でありたいと思います。小さなケガや風邪、定期健診などから、どの病院に行ったらよいかわからない症状についてもじっくりお話を聞きアドバイスをさせていただきますので、ぜひ気軽に来院してください。

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