全国のドクター9,008人の想いを取材
クリニック・病院 161,455件の情報を掲載(2020年2月25日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 名古屋市瑞穂区
  4. 瑞穂運動場西駅
  5. 医療法人聖光会 田中内科皮フ科医院
  6. 田中 英雄 院長、田中 永子 副院長

田中 英雄 院長、田中 永子 副院長の独自取材記事

田中内科皮フ科医院

(名古屋市瑞穂区/瑞穂運動場西駅)

最終更新日:2019/08/28

67140

瑞穂運動場西駅の出口すぐ隣りにある「田中内科皮フ科医院」は、田中英雄院長が内科、田中永子副院長が皮膚科を担当する医院である。この場所に、約70年前に永子副院長の父が内科担当、母が皮膚科担当として開業した。その後、英雄院長が後を引き継いだのが38年前。長く地域に親しまれる医院だ。「内科と皮膚科が連携しながら治療を進めることができるので、さまざまな症状に対応できる地域の相談役でありたい」と話す英雄院長は、近隣の企業の産業医も務める。妻である永子副院長は、「患者さまとの信頼関係を築くことはとても大事。治療に対して理解、協力を得ることで有意義な治療が進みます」と穏やかに語る。地域の人々の中で、築いてきた信頼関係について、そしてそのための努力について話を聞いた。
(取材日2017年10月17日)

70年以上続く地域密着の内科・皮膚科

先生方が、医院を受け継いだ経緯を教えてください。

1

【英雄院長】私は群馬大学医学部を卒業後、東京都健康長寿医療センターでの研修、東京女子医科大学にて勤務をしたのち、イギリスに留学をして研究を行っていました。その後、妻の父が開業していたこの医院を継ぐということになったのです。それから名古屋の地で38年、診療に携わっています。
【永子先生】先代の私の父は内科の医師で、母は皮膚科の医師でした。まさに現在と同様です。母は代々続く皮膚科医の家系で、私が6代目になります。このような環境で育ちましたので、自然と医師をめざし東京女子医科大学を卒業し、医師の道に進みました。

お二人が引き継がれてから、医院に手を加えた部分はありますか?

【英雄院長】私が医院を受け継いで、しばらくしてから建物を改築しました。1階を内科、2階を皮膚科診察室とし、エレベータ―も設置しました。また、患者さまの利便性を考え靴のままで診察が受けられるようにしました。個人医院で待合室に入る前にスリッパに履き替えなくてもよいということは、当時では、なかなか革新的なことだったと思います。
【永子先生】診察室で靴を脱いでいただくということは、皮膚科においては水虫など感染する可能性がある患者さまに対しては、安全なことであったと思います。また、待合室や診察室の壁や床を、淡いグリーン系のものにしました。カーテンも緑に統一して、院内がリラックスできる優しい雰囲気になるように工夫しました。

内科と皮膚科が同じ医院にあるというメリットは、どんな点でしょう。

2

【英雄院長】疾患によって、同じ院内で連携を取った治療が行えるという点は大きなメリットです。手足口病や水疱瘡など、皮膚に現れる症状については、皮膚科専門の医師からのアドバイスは重要ですね。永子先生は臨床経験がたいへん豊富ですから、的確な判断で対応してくれます。
【永子先生】1階と2階に診察室が分かれていますから、細かいことは気にならず、診療について喧嘩になることもありませんね(笑)。院長は、おおらかな性格で患者さまのあらゆる相談に対応している頼もしい医師だと思っています。

疾患の早期発見と、患者の気力を高める声かけにも尽力

内科において、患者との接し方で大切にしていることは、どのようなことですか?

3

【英雄院長】生活習慣病が増えていますから、自覚症状はないけれど調べてみたら糖尿病の初期だったとか、骨粗しょう症だったなどと判明することがあります。医療の進歩で良い薬もたくさんありますし、早く見つけて治療を始めれば治ることが多いので、しっかりと検査をして患者さまの健康を守っていきたいと思っています。現在では疾患に対する情報があふれている時代なので、患者さまが必要以上に不安になってしまうこともあります。そのため、病気について正しい説明を行い、心配する病気ではないとアドバイスをしたり、治療への気力を高める励ましなども大切にしています。また場合によって、専門の医師に紹介したほうがよいと判断する場合には、提携している大学病院に紹介をしています。それぞれの専門医についても情報を集めて、より信頼できる医師へ紹介できるように心がけています。

医院では、その他に大切にしていることはありますか?

【英雄院長】医師、スタッフで大切にしていることは、常に「サービス」「スマイル」「スピード」を心かけ一丸となってスキルの向上に努めること。ほとんどの患者さんは体調が悪く、不安な気持ちで来院されますので、少しでも不安な気持ちを解消してあげるために、気持ちのいい対応を心かけるようこの3つを大切にしています。

長年、この地域で診療を行ってきて、うれしく感じることはどんなことでしょう。

4

【英雄院長】私が名古屋に来て38年になりますから、幼児の頃によく来院していたお子さまが成長して、医院に来なくなったなと思っていたら、結婚して自分の子どもを連れて診察に来てくれる、というようなことが時々あります。移り変わりが多い東京より、名古屋では人と人の付き合いの長さから生まれる、親しみやうれしさを感じることが多いですね。

医師と患者が協力し、痕を残さず美しく治す皮膚科治療

皮膚科の分野では、どのようなことを大切にして診療を行っていらっしゃいますか?

5

【永子先生】皮膚科では、痕を残さず、きれいに治療することを心がけています。いぼ、にきび、やけどなど治っても痕が残っていると気分も優れませんよね。医院での処置に加えて、家庭での薬の塗り方や洗浄の仕方など、毎日の生活の中での注意点なども指導して、患者さまにも協力していただきながら治療を進めていきます。そうして、来院される患者さまの中で、肌荒れやしみが気になるという相談を受けることもあり、美容皮膚科を始めました。患者さまとのコミュニケーションがしっかりとあるので、要望を聞いて施術を進めることができます。

看護師やスタッフとの連携について教えてください。

【永子先生】医院には、4名の看護師と5名の受付スタッフがいます。4名の看護師は2週間おきに内科と皮膚科をローテーションで勤務してもらっています。これは、看護師が何でもできるようになることとスキルを磨くことができるようにという考えからです。
【英雄院長】また、必ず朝に行うミーティングやお昼休みに勉強会などを行い、常に新しい医療知識を取り入れ、患者さん一人ひとりにあった医療の提供ができるようスタッフ全員で努力しております。
【永子先生】ついてきてくれるスタッフにはとても感謝しています。皮膚科の処置についても本当にレベルが高くなってきていますよ。受付のスタッフは、仲も良いし、働きやすいように工夫しながら前向きに取り組んでいるスタッフばかりです。

今後、患者さまにお伝えしていきたいこと、そして医院の将来について教えてください。

6

【永子先生】例えば、帯状疱疹という疾患についてですが、これには予防接種があるんです。アメリカでは一般的な予防接種ですが、日本ではまだまだ知られていませんね。とても痛い疱疹ができ、時には神経痛が続くこともある病気ですから、予防していくことが必要ではないかと考え、患者さまにお伝えをしています。
【英雄院長】患者さまのQOL(クオリティオブライフ)の向上をめざし、永子先生と一緒に地域の方の健康を長く見守っていきたいと思っています。

Access