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医療法人喬順会 中川内科

医療法人喬順会 中川内科

中川 喬市 院長、中川 順市 副院長

67014

地下鉄栄駅5番出口から徒歩3分、「エスエル医療グループ」のビルは、35のクリニックが集まり、その連携力が強みだ。そんなビルの中、5階に「中川内科」はある。中川喬市院長は循環器が専門で、狭心症、不整脈、高血圧、心臓弁膜症などの治療、長期管理を中心に、内科一般の診療を行っている。毎週月・水曜には院長の次男である順市副院長が心エコー検査を予約制で行う。院長は今年で86歳、「患者さんの健康を考えていると自分の健康を忘れます」とにっこり笑う。患者本位の姿勢と、豊富な知識・経験が長く患者に信頼されているようだ。医院のこと、そして変わらぬ信念についてなど、副院長とともに語ってもらった。
(取材日2016年6月6日)

循環器が専門。グループ連携で他院ともつながり

―開業までの経緯と、先生のご専門を教えてください。

【院長】私はエスエル医療グループができた3年後の1975年にお誘いをうけ、国立名古屋病院を退職して参加しました。グループ設立の理念は、アメリカ流のドクターズビルディングを名古屋にもつくろうということです。グループ開業では、自分の専門性を生かしつつ、専門外のことはすぐに別の先生にお願いできるメリットを感じましたね。私の専門は循環器で特に心電図。当院では主に狭心症、不整脈、高血圧、心臓弁膜症などの治療にあたっています。当初は勤務医時代からの患者さん400人ぐらいを引き続き診ていましたね。昔の診療は超音波診断もなく、聴診器が頼り。私の診断は、専門の違う先生たちから信頼されていたようです。

―どんな患者さんがいらっしゃいますか。

【院長】昔は幼少時にリウマチ熱にかかった後遺症である僧房弁狭窄症という病気が多かったのですが、今はリウマチ性の弁膜疾患は減り、弁膜の異常としては、動脈硬化に伴う大動脈弁狭窄症が主体です。長命になり、加齢による病気が多くなったわけです。高齢になると新しい病気が加わってくる可能性があるので、血液検査や心電図、胸のレントゲンなど、ずっとやっていない方にはしていただくよう声がけしています。特にがんは早期発見が大事です。注意を促すため、待合室には「胃透視を1年に1回やりましょう」などいくつか貼り紙がしてあります。「採血は6ヵ月に1回」、これは私のポリシーで1年では長すぎるから半年に1回です。ほかに腹部エコー、婦人科の検査なども呼びかけており、1つのビルの中で紹介しあえることは、グループ医療ならではです。

―内科は、さまざまな科への入口のようですね。

【院長】昔、肩が痛いと言って整形外科へ行ったらどうもおかしいので、内科の私のところへまわされて、心筋梗塞とわかった患者さんがいました。だから、どこか体が痛いときなどは、まず、内科に来られたほうがいいとは思いますね。もう1つのケースでは、数年間診ている患者さんですが、鼠径部に腫れを訴えたとき、ご家族がすぐ大きい病院へ連れて行かれたんですね。詳細は省きますが、よくある鼠径ヘルニアでしたが、治療方針が決まるまでに、余計な回り道をする結果になったことがありました。私が循環器専門医だから、それ以外の事は相談できないと思われたようです。でも、かかりつけ医としてなんでも相談して頂いていいんですよ。必要な場合はすぐに専門医へ紹介します。



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