田中 達典 院長の独自取材記事
金山美容クリニック
(名古屋市中区/金山駅)
最終更新日:2026/05/28
長年、形成外科と美容外科の領域で研鑽を積んだ田中達典院長が、「金山美容クリニック」を開業して8年がたつ。美容クリニックと聞くと来院のハードルが高いと感じる人もいるだろうが、同院では皮膚科・形成外科の保険診療にも力を注ぐ。田中院長が重視するのは、「その人らしさを大切にした自然な仕上がり」だ。形成外科、美容外科、皮膚科を標榜し、それぞれ専門分野を持つ複数の医師がそろい、丁寧なカウンセリングに基づいて患者一人ひとりに合った治療の提供に努めている。「どんな悩みも気軽に相談してほしい」と、気さくな笑顔を見せ、患者の思いをくみ取ろうと力を尽くす田中院長に、クリニックの強みや診療のモットー、患者への思いなどについてたっぷりと語ってもらった。
(取材日2024年6月28日/情報更新日2026年5月19日)
保険診療、自費診療を問わず幅広い悩みに対応
クリニックの特徴を教えてください。

性別、年齢を問わずさまざまな悩みを抱えた方が来院されます。患者さんからのご紹介で来られたり、夫婦やきょうだい、友達同士で来られるケースもありますね。当院は美容クリニックですが、美容関連の自費診療だけでなく保険診療も含め幅広く対応しています。基本的にお困り事を抱えている方がいればできることは何でもやるというスタンスです。私は形成外科が専門で、見た目に配慮した診療を担当し、ほかにも美容外科が専門の医師も在籍しています。また、2024年4月からは皮膚科を専門とする医師も加わり、ニキビや肌荒れの診療にも力を注いでいます。私自身も異なる専門分野の医師との連携から新たな気づきを得ることが多く、診療に生かしていきたいですね。専門が違う医師が複数在籍していることがクリニックの特徴だと考えています。
さまざまな専門分野の先生がいらっしゃるのは心強いですね。
そうですね。得意分野が異なる複数の医師の意見を取り入れ、より患者さんにご納得いただける診療方針を提案できるのは強みといえるでしょう。また、当院では先端技術も導入していますが、新しい方法がすべての患者さんにふさわしいとは限りません。特に美容分野では自費診療が中心ではありますが保険診療で対応できるものもあり、自費のアプローチ法もさまざまですから、多くの選択肢を提示して患者さんに選んでいただきます。いつもはこの先生に診てもらっているけれど別の先生の見解も聞いてみたい、あるいは今回は女性特有の悩みなので女性医師に相談したいというご要望にも対応可能です。患者さんに医師を選んでいただくことでチェック機能が働き、より質の高い診療につながればと考えています。
患者さんとの対話も重要ですね。

もちろんです。診療ではとにかく患者さんが何を求めているか知ることを最優先し、初診ではじっくり時間をかけてご要望に耳を傾けています。お悩みの内容によってできるアプローチ法は異なりますし、その方にとってより良い方向をめざすにはお悩みの原因から総合的に判断し、時には順序立てていろいろな施術を組み合わせて進める必要がありますからね。丁寧にご説明し、ご納得いただいた上で施術を開始します。また、クチコミで来院される方やインターネットから知識を得て来られる方も多く、「同じ施術をしてほしい」といったご要望もありますが、たとえそのとおりに施術しても、その方の顔のバランスに合わなければ不自然な仕上がりになってしまいます。当院ではその方らしさを重視した自然な施術を大切にしています。
形成外科を中心に外科全般の研鑽を積む
形成外科を専門とされたのはどのようなきっかけからですか?

もともと手先が器用でしたし、機能的かつ見た目にも良い仕上がりとなるよう治療を突き詰められるのが私の性分に合っていると感じました。手術や事故などで傷を負ったり体の一部を欠損したりしても、一般的には命がつながれば問題ないと考えがちです。しかし、命さえあれば悩みなく生活できるかといえば話は違いますよね。体をしっかり動かせて、見た目もより良い状態にするための治療が必要です。形成外科は体の構造を熟知し、患者さんが心身ともに健やかに生活できるための治療に力を尽くす診療科です。ケガの治療後に残ってしまった傷痕など、形成外科の医師が「治せない」と言ってしまったら患者さんは頼るあてがなくなり、希望を失ってしまいます。私は「何とかしたい」「少しでも良くならないか」という気持ちを常に持って診療にあたっています。
開業までのご経歴を教えてください。
藤田保健衛生大学医学部を卒業後、大学院に進み形成外科学講座に入局しました。恩師が「形成外科の医師は全身を診られるようにならなければいけない」という考えだったこともあり、群馬県立がんセンターの頭頸部がんを専門に扱う部門で手術に携わるなど、形成外科を軸に広く外科治療の技術を習得。土岐市立総合病院で形成外科部長を務めた後、東海市にある小嶋病院に勤務するなど、長年にわたり形成外科、美容外科の幅広い診療に従事してきました。事故による外傷の治療や再建手術のほか、治療後に機能面と見た目のさらなる改善を希望する患者さんに向き合う日々はとても充実していましたね。さまざまな経験を積んだことで、治療のご説明をする際にも先を見据えた話ができるのが私の強みです。患者さんの不安を和らげ、勇気づけることにつながっているのではないでしょうか。
診療に対する思いをお聞かせください。

ケガや事故、手術などで負った傷を完全に消すことはできません。また、美容関連の施術を受けて「こんなはずではなかった」と思っても元に戻すことはできません。起こってしまったことやしてしまったことはなかったことにはできないんですね。だからこそ、私たち医師も患者さんも慎重になるべきです。そして、医師は患者さんの悩みを丁寧にひも解き、患者さんご自身に現状をしっかり理解し心構えを持っていただくとともに、安全性にも十分配慮する必要があるでしょう。当院では、その上で現状を今の患者さんになじむように改善することをめざしています。一口に「自然な仕上がり」といっても繊細なバランス感覚が求められ、患者さんのご要望との兼ね合いを図るのも容易ではありません。しかし、これが私たちの役割ですから妥協はしたくないですね。
一人ひとりに合ったアプローチ法で人生を支える
自費診療のメリットについてはどのようにお考えですか?

保険診療の主な目的は健康や機能の回復にあり、できる治療がある程度限定されていることは否めません。もちろん無理やりお勧めしたりすることは一切ありませんし、患者さんとの話し合いの中でより良い治療をご提案いたします。「せっかくここまで良くなったのでもっといい状態にしたい」「いい状態を保ちたい」とお考えの方には、より質の高いゴールをめざせる自費診療のメリットが大きい考えています。
もっとこうしたいという思いを諦めなくても良いのですね。
健康や機能の回復だけでなく、見た目にもきれいな状態、ご本人が満足できる状態をめざせるのが自費診療の良いところです。まずは抱えていらっしゃる思いを聞かせてください。また、当院では転院希望の患者さんも受け入れていますので、気兼ねなくご相談ください。私自身の形成外科の経験を生かしつつ、美容外科や皮膚科の医師とも協力しながらお一人お一人に合った治療を提供していきたいと思っています。
今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

今後も患者さんの悩みの解決に力を尽くしていきます。そのためにも医師同士が互いに高め合い、技術を磨き、新しい手法も取り入れていきたいですね。加齢によるしわなどは、健康を左右するわけではないものの、その方が望む人生を送るために欠かせないといえるでしょう。病気やケガを治すだけでなく、より良い状態をめざす患者さんのニーズに応えていくのが当院の大切な役割です。よりきれいに、そしていつまでも若々しくいられれば、外出したい、誰かに会いたいという意欲が湧いてきます。そんな生き生きと過ごせる人生をこれからも支えていきたいですね。保険診療から自費診療まで、さまざまな選択肢からその方に合った治療法をご提案しますので、どんなお悩みもお気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはしみ取り(1cm x 1cm以下)/1個5500円~
ボツリヌストキシン製剤注射によるしわのケア/3万3000円~

